ゴミ拾いに挑戦してて、休み中だったけど再開しました

いつの間にか浜がゴミの山に。自分自身の健康のためにもゴミ拾いを始めました。引っ越し先から戻ってきてゴミ拾い再開しました。

ランボー、戦争とはこういうものなのかも・・・・

2008-05-27 00:00:34 | Weblog
先々週、私の好みで映画「相棒」を見に行きました。
なので、この日曜日、ダンナの好きなランボーを見行きました。
「ランボー 最後の戦場」
「相棒」の時はスクリーンがボケボケだったので、今回は渋谷の映画館に行きました。
映像も音も良かったですけど、かえってボケボケの方が良かったかもと
思えるほど血肉飛び散り砕け散り凄惨でした。
渋谷の街は田舎者の私達にはあまりにも喧騒で馴染めない空気がありました。
ところが映画館の中に入ると、思いのほか静かでお客さんが入っていません。
どの席でも座り放題です。
封切2日目にしてこれで、ランボー大丈夫なの?
友達同士で来ている若い男の人たちが主なお客さんでしょうか。
女子率はきわめて低かったです。
そりゃ、そうですね、この映画をデートで見る人の気が知れません。

スタローンは戦争の現実を描きたかったのでしょう・・・。
多分、内戦とはこの様なものなのでしょう・・・。
いや、この様なもの以上だと思います。
スタローンが凄惨過ぎるものを作ったとは思えません。
カンボジアに行ったときに見たあの人骨。
実際にカンボジアで虐殺が行われていた頃、世界の誰もがそんな事がおきてるなんて信じませんでした。
自国の国民をあんなに大量に虐殺するなんてことが有り得るわけがないと思っていたのです。
・・・・ミャンマーでも同じ様な事が起こっているのかも知れません。
戦争とは正に狂気ですね、狂気という言葉では足りないくらいの狂気です。
正気な者が正気な道徳心で入り込んで行っては
ゾンビの群れの中に飛び込むようなものです。
今回、映画で人道支援に向かうアメリカ人達は、アメリカ人の常識で紛争地でも過ごそうとしていたが、そりゃ無理だ。
「人道支援」は素晴らしいことだけど、ランボーの言うとおり
彼らは帰った方が良かったと思います。
信念を通したい信念のために生きたいというのも分かるが
集団の狂気の暴力の前には彼らは全く無力です。
戦争地で人殺しはいけない・・なんてズレています。
そこでは、皆人間の心を失くしているのです。
実に恐ろしい世界です。
特に婦女子には地獄です。
女性はそこでは「獲物」でしかありません。
男女同権だとかフェミニズムだとか絵空事でしかありません。
男の暴力が支配する世界です。
日本では男が男らしくなくなったと言われています。
平和な国では男が男らしくある必要がないからだと思います。
(従来言われてきた男らしさですが)
男が暴力で平和を勝ち取らなくても良いからです。
男は女を守る必要が無く、女も自分で自分を守れる
なんて平和な国なんだ、日本は。
平和な国は女が威張ってるものなんだと言うのは本当の事ですね。

しかし・・・・・・。
この東京。
この繁栄。
戦争が悲惨だとは言うが実際にこの東京がその現場だったというのに
その痕跡もない。