私の住む町は徳島県南部の漁業の町です。
と言っても最近では漁師さんも減ってしまって港の漁船もすっかり少なくなりさみしくなりました。
漁業では食べて行けなくなったと言います。
若い人は職を求めて町を出ていきます。
過疎なのです。
そんな過疎の町で
自分の町を愛し誇りに思い活動している方たちがいます。
3月4日
地元では「権現さん」と呼ばれている満石神社に行ってきました。。
その昔、漁師の網に何度も何度も掛かってきた石をお祀りしています。
その石が夜になると光り、大きくなっていくので、
井戸を掘って中に入れて、下に向かって大きくなれと祈願したそうです。
その井戸の水がイボ取りに効くと評判で
私の小さい頃は遠くから多くの人が水を求めて参拝に来ていました。
最近では訪れる人も少なくなっていたように思っていました。
ところが、地元の方々がこの満石神社を椿の神社として整備していたのです。
神社の裏の山には山に自生している藪椿のほかに何種類もの椿が
たくさん植えられていていました。
椿祭が開催されるそうです。
町の人達の熱意を感じました。