以前から行ってみたいと思いながらも素通りしていた「藍の館」にとうとう行きました。
天保から明治にかけて大藍商として大きく発展した旧奥村家が保存されています。
私の住んでいる県南にはないので珍しがってしまうのですが
阿波の北方(と思う)には大きな屋敷が見られます。
その屋敷の中には長い蔵の様な棟がいくつかあります。
それは藍の寝床と言って、藍の葉を寝かせ、発酵させ、「すくも」を製造するところなのだそうです。
左側が東の寝床で右が南の寝床です。
東の寝床では藍染め体験ができます。
私はちょっと時間がなかったので体験はしませんでしたが、人気の様です。

これが藍染の染料になる藍です。
この葉っぱが藍の原料です。
花が咲く前に葉を刈り取ります。

これが藍の花。
種を取るために刈り取らずにおいているのだそうです。
藍は一年草で毎年種を蒔いて育てます。
タデ科の植物なんですね。


母屋

西座敷

中庭

昔の豪邸に憧れます。
見るのが好きです。
でも、住むには不便そうですね昔の家って。