最後と言いつつもう一回と言うのはよくある話しですが、思いついてしまったものはしょうがない。
というかみぞれ鍋から温めていた、機雷原を金を持って逃げさるズゴックというのが出来るんではないのかと、しかも簡単。
金は簡単。本当。もち巾着の袋にドルマークを付ければあっというま。
アルミ線の太いやつをS字に加工し、火であぶって押し付けて、焼き印を付けます。次はまっすぐな線の焼き印を押せばいいだけなのでとっても簡単。ただアルミなので加熱している最中に歪みます。これを考えながら押し付ける所がポイントです。
理想は鉄なのですが、この太さを加工するのがめんどくさいです。
全部加熱調理済みなので、盛りつけてゆきます。
手前に見える黒い団子が機雷です。とはいっても機雷と言われないと解らないですね。実際イメージに無いものの代表例だと思います。
実は機雷の資料を集めたのですが、解りにくい例が多かったです。例えばドラムカンみたいな円筒形の物もあるのですが、それだとドラムカンか機雷か解りませんん。一番解りやすいのが黒い紡錘形の固まりに3つのとげがあるものでした。ただこれは古いものです。
次が黒い団子をどう作るかです。
次は加熱後の写真です。
黒い団子を作るためには、イカスミを混ぜるとか、黒ごまを混ぜるとかまぶすとかありますが、味に対して邪魔にならないものと考えてゆけば(主役が豆腐なので)海苔があります。ただ海苔は溶けやすいので何かに付けなければいけません。
生の鶏肉の団子にまぶして固めれば何とかなる。そうして機雷の突起を付ければそれらしくなるだろう。
この発想までにずいぶん時間がかかりました。
とはいえ、だれがこれを解ってくれるか。
なので解りやすいように、あの細い信管をゴボウで太くしています。それでも難しい。シラタキで波を出そうとしています。
やっぱり鍋が狭いです。
リアルな話しだが、一応作り込まないとバレますよね。失敗のないようにもち巾着のドル袋も両面焼き印を作っています。
単純な撮影用ではないのです。食べるのです。その辺もとても難しいです。
相模屋にやられっぱなしなのです。