実は風邪は治ったが、喉とか鼻水とかがまだ続いている。抜けきっていないのだ。それでいながら撮影があったり、ブリティッシュブラスバンドを聞きにいったりと少し無理をした。バンドを聴きながら、曲に途中で鼻を抑えただけで鼻水が出るくらいだから、今日は家に引きこもって写真の整理をする。具合も良くない。
だが、食欲はある。とてもある。少し太ったような気がする。いや気がするではないだろう。太った。
世界には変なことがいっぱいある。ガーナで偽アメリカ大使館と偽オランダ大使館が発見された。ガーナには本当の大使館か総領事館があるはずなのだが、なんで偽がいたのかは不明。偽の旅券やらなんやらを売っていたらしい。本物もあったようだ。
アメリカン航空の新制服で、皮膚疾患が相次ぎ組合がクレームを出している。7万人中1600人と2%弱だがなんでそうなるのか?実はこの制服を作ったツインヒル社はアラスカ航空でも問題を起こしている。アラスカ航空の組合では「ディスパースオレンジ37/76」という染料が問題になっているという。この染料の毒性はわからないが、リーバイ・ストラウス社の規制リストにはいっている。未検出レベルの規制なので、この染料になんらかの問題があるのだろうか。私としては、制服なので型くずれ防止のための化学処理をしているのではないのかと思われる。呼吸器障害もあるので、多分これだろう。そうすると2%の割合もあり得る数字になる。ようは製造側の管理が悪いということだ。
オーストリアの大統領選は緑の党のアレクサンダー・ファンダーベレン氏になるという。リベラルだが「緑の党」だよね。極右よりはマシということか。そう思ってたらイタリアのレンティ首相が辞任。憲法改正の国民投票で敗れたと思ったらしい。ということで、イタリアに極右が生まれる可能性が出てきた。フランスもそうだけど、現実主義の正統派はどこにいったんでしょうかね。あんまりそういったこととは関係ないけどニュージーランドのキー首相が辞任した。日本的に言えば一身上の都合から。ただここにきて政治情勢が動き出したのは、世界情勢の目が完全に変わったことなのかもしれない。
世界情勢とまた区関係なさそうなのが韓国の大統領問題だが、あの国は常に潮目では内紛が起きる。
まあでも、トランプ氏が台湾総統と電話会談したのはどうなのだろうか。ニューズウイークで遠藤誉氏が「トランプ・蔡英文電話会談は周到に準備されていた?」という記事を書いている。彼女は独自の人脈と、中国人の考え方とその歴史を把握している。かなり信憑性があるのだが、久しぶりに本当にこれが本当だったら、どんなに救われることかと思う記事だった。
電話会談前にキッシンジャーが中国に行っていた。アメリカ最高の知中派であり、アメリカの中国外交を一変させた人物だ。それが習近平主席と会談した後に、この電話だ。その前にトランプ氏は、ヘリテージ財団のエドヴィン・フェルナー氏を当選直後に台湾に送っている。これらはトランプ氏の深謀遠慮だということなのだが、キッシンジャーは93歳だ。キッシンジャーもわかっていたのだろうか。
アメリカは中国政策を一気に改める。そう行った宣言になるのだが、本当に覚悟しているのだろうか。気まぐれであってほしいものだが、覆水盆に返らず、だ。
ただTPPを拒絶して、この外交は2国間交渉にしたいということなのだろうか。
3頭の象が喧嘩したら、もう収まらない。ということでウクライナは捨て去られるのだろうか。バルト三国やポーランドまでだ。