おとといから鉢植えのミニひまわりが、風で転がってしまってしょっちゅう取り込み直していた。花芽が出てから急激に葉色が悪くなってきた。小さな鉢植えなので簡単に肥料欠乏が起きるようだが、それにしても蕾がグイグイ栄養を引っ張ってゆくのがよくわかる。先週液体肥料を葉面散布したばかりだが、根と葉に液体肥料を与える。
今日の予想最高気温は25度だった。現実に最高気温24度で最低気温は17.5度だった。しかしだ、総合プールの飛び込み台をまだ楽しんでいない。今年は十日と、12・13・十六日しか開放していない。十二日は予報で雨なので開放はないとして、だいたい今日以外は行けないのではないのか。ならばこの寒さでもいってみる。そして、いった、おちた、ひえた。
いや30分も遊んだらいいかと思ったら、1時間半遊びまくった。おちておちて落ちまくった。一番遊んだのは1メーターだが、5メーターも4回は落ちた。落ちるの楽しーと落ちたら指先が冷えてきた。水温は26度はあると思うのだが、気温が24度以下だ。おまけに体は濡れている。
特にだ、5メーターは風がきつい。ぐづぐづしていると体が冷えてしまう。だから思いっきりゆくのだが、やっぱり躊躇があってうまくゆかなかったなぁ。
ジャグジーで体を温めても回復しないほどに冷えた。鼻に水が入ったりして、鼻水が出ている。少し養生しなければ。
今日の14時半に出た一ヶ月予報は先週の一ヶ月予報と真逆の、寒いという予報になった。特に今週は寒い。八月二十六日以降は例年並みに戻るかもしれないが、それでもまだどうなるのかはわからない。同じ時刻に気象庁から「低温に関する異常天候早期警戒情報」が出た。平年差よりー2.3度以下になる確率が30%以上だと出るものだが、週間予報を見れば平年の最高気温よりー5度以下になっている。稲作農家にとってはとても危険な状況になっている。開花期の低温は、不稔障害を引き起こすからだ。できるのは水田に水をギリギリに張る深水管理で、水田の温度を一定にすることしかないが、日照が少ないと水が十分に温まらないので効果が薄くなる。
その前に出穂期の低温が祟ったのか、穂が伸びない状態で開花が始まっている。これはあまりいい感じではない。そしてなのだが田んぼごとの開花がずれまくっているようで、カメムシ対策用の農薬の散布ができない状況にある。こういった農薬はできるだけ一斉散布が望ましい。しかし今年は七月が暑かったので昆虫の発生が前倒しで起きている。ということでカメムシによる虫害も予想される状況にある。
イモチ病も注意が必要だ。今年は四月から五月にかけて天候が良いので、元肥を多めに入れた農家や、七月の好天で追肥を入れた農家が特に危険になるだろう。なお収量を狙わない農家は農家ではない。なのでこういった行為は当たり前なのだが、こういった異常気象になると裏目に出やすい。
さらに問題なのだが九州地方の豪雨とか他の異常現象でコメの収量が落ちる可能性はあるが、全国的に見れば今回の低温での被害は東北でも太平洋側に集中するだろう。そして稲の開花期がこの低温と直接ぶつかった岩手県と青森県、北海道の太平洋側に集中しそうだ。例えば秋田県は稲の開花は岩手より早いと思うが、週間予報を見る限り例年並みの範囲で収まっている。
つまり米価が上がる可能性がなく、ただ単に北東北沿岸部のコメの収量が落ちるだけということになる、そういった可能性がある。特にオホーツク高気圧からの冷たい北風と、熱くなった海水が作り出すヤマセの影響で、宮城県から青森まで太平洋沿岸部では極度の日照不足と低温にある可能性がとても強い。
今のコメの品種構成では、収量0というのはないと思うが、登熟不良でコメの品位が下がって収量ダウンより大きな影響が出そうな予感がある。
つまり東北でも太平洋側ではなんとなく不景気になるのだ。
しかしだな、落ちるだけなので体力はいらないはずなのだが、随分疲れたな。落ちるという緊張感が精神に及ぼしているのはあるが、それ以上に水圧と心拍の関係のような気がしている。まあ瞬間的に5気圧以上に入ってしまうわけで、心臓の負荷が大きいと思う。
疲れというのは頭で感じるものなので、精神的なことが大きい。筋肉の疲労はルーティーンに入ってしまえば感じられなくなるものだが、ある日突然体が動かなくなるので、それで知ることができる。ただ心臓の疲労は誰も知ることができない。