どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

まあ何にもしない

2017-08-19 20:48:17 | 日記

 

今日はデーターのバックアップの日だ。曇りだし夕方から雨の予報だし、一番時間のかかる仕事をするしかない。昨日は風呂釜の交換で一日中家にいなければいけなかったが、電気工事もあったのでパソコンでの作業は躊躇するものがあった。

まあ時間だけがかかる。DVDへのハードコピーだからそうなるのだが、長期保存のためのものだから低速で書き込む方が確実だ。

忙しいのか暇なのか全くわからない作業だ。とりあえず外出は控えめになる。

 

 

トランプさんがついにバノン氏を罷免した。ということでトランプさんの理論的な支柱はいなくなったわけだ。ただこの理論的な支柱といっても、アメリカが世界に及ぼした影響とか、アメリカが世界に働きかけて変革してきたこととかを一切無視するものだった。なので現実的にことを動かそうとすると様々な障害が起きてしまう。

確かにアファーマティブアクションを既得権益化させずにいつ終了させるかという問題はある。だがトランプさんやバノン氏はそれ以前にそういったことは廃止だったから、ことは厄介になる。

少し面白い記事があった。アメリカの農業の現実だ。エコノミストの記事のようだが日経ビジネスオンラインの有料記事になっている。タイトルは「農業に見る人手不足の実態」だ。

話を簡単にまとめると、現在アメリカでは農業従事者は02〜14年で20%減少したという試算がある。この人手不足のために収穫期の人手不足で3300億円が損失したという。

現実に農家は従業員宿舎を整備し、金融機関つまりATMとも割れるものを整備し、地域の公園や公民館の利用もできるようにしている。さらに不法移民問題のために一時就労のH2Bビザの拾得、つまりは弁護士費用まで払っての労働者の確保をしている。その上だが賃金も上昇しているようだ。00年には770円だった時給は、今や1400円になっている。カルフォルニア州だと2100円までゆくという。

メキシコ移民の壁がなくとも今やこういった状態だ。そしてメキシコはNAFTA以降工業が盛んになり、アメリカに出稼ぎにゆかなくとも良くなった。これがとても大きい。だがそれ以上に大きいのは、誰もが農業のきつさを知っているからだ。当然白人はここには来ない。

アメリカの最低賃金を上げるべきだという話はよく聞くが、農業の人件費の高さを考えると確かにそうなのだろう。

 

 

かつての貴族は領地を持っていた。だからどんなの金持ちでも一般への還元は忘れてはいけないことだった。祭りの主催とか、凶作の時の供出とかだ領地を守るために軍隊が必要だとか、それがあった。見えていた。

だが今の大金持ちは小国に匹敵する資産を持ちながら何もしていないように思える。それは資本主義ゆえのことだ。株主がいるからだ。

だが人手不足は大きい。そこでアメリカのIT業界ではまちづくりまで行なっている。それは正しい方向だが、かつての企業城下町の形成のような動きになっているというのがなんとも言えない。

 

 

責任を他人に押し付けた分裂かは、まあうまくいかないだろうね。


特に何もしない

2017-08-19 01:23:12 | 日記

 

13日に歩きすぎて左足を痛めていたのだが、ようやく腫れが引いてきた。つまり筋断裂か軽い骨膜剥離かをやらかしていたと思われる。もしかすると11日の飛び込み台から落ちたときかもしれない。だがそれを悪化させるほど歩く、鈍感さの方が問題なのかもしれない。

 

 

トランプさんの迷走も、どうもよくわからなくなってきた。バージニア州シャーロッツビルの事件だが、これは南北戦争の南軍のロバート・リー将軍の像の撤去計画があって、それに反対する白人主義者と多様性を主張する人との間にできた事件だ。ただ多様性を支持して像の撤去に賛成する人たちに、白人主義者が車を暴走させたのは、全くISISの手法そのもので、アメリカの分断というのが向きさしならないものになっていると、彼らも感じているのだろう。

トランプさんが「両方ともいい人たちだが、両方とも悪い」みたいな意見をツイッターで喋った時にあった反応は悲惨なもので、軍隊がまずこの考えを否定した。軍隊の中は人種構成はバラエティになっている。下手に人種差別をうかがわせることは言ってはいけない。逆に積極的にあってはいけないと言わざるを得ない。

だがね、なんでここでまたいうの。「トランプ大統領はツイッターで「偉大なるわが国の歴史と文化が、美しい彫像や記念碑の撤去によって引き裂かれるのを見るのは悲しい」と発言。「歴史を変えることはできないが、そこから学ぶことはできる」と述べた。」CNNだ

分断化が明快なのになぜそれを解消しようとしないのかな。なんで南軍の将軍の銅像を、つまり人種差別だった偉い人たちの像が残ってきたのかということを考えなければいけない。トランプさんのいう、「歴史に学ぶ」というのはその意味で正しい建造物なのだ。ウチの街の英雄だったけど、あの時は間違っていたよね、と確認するための、おおらかな時代があった。

それが今や憎しみの対象であり、白人主義者の砦になっている。

なんでそれを煽るのかね。

なおこう言った記念像は、屋外から屋内に移すだけで意味が変わる。博物館等に移設するだけでいいのだ。一応美術品だしね。引き倒す意味は、憎悪を煽るだけだと思う。

 

 

今一番気がかりなのは、トランプさんのこう言った言動が、予算にめちゃくちゃ響いてきそうなのだ。つまり予算不足分の国債発行の議会承認だ。共和党がメジャーだから議会承認も簡単だろうと思われるが、問題は議会にいる徹底したリバタニアン。フリーダム・コーカスたちなのだが徹底的に小さな政府を標榜している。共和党なのだがトランプさんの政策に今の所ほとんど反対している。で、彼らが最も嫌うのは予算拡張だ。

それでは民主党は賛成するかといえば、オバマ大統領の時にテクニカルデフォルトを引き起こしたのが共和党だった。それもまた国債発行の議会承認が問題だった。もちろんねじれ議会だったというのもあるが、あれを恨みに思わない民主党議員はいないと思う。

で、今回はシャーロッツビルの事件があるわけで、なおかつ北朝鮮問題があって、その上ホワイトハウスが機能していないのではないのかという憶測もあって、もっとひどいことにロシア疑惑があって、民主党が協力できる条件が少ない。

アメリカのテクニカルデフォルトがどの程度の期間続くのかが、今後の焦点かもしれない。ただテクニカルデフォルトが起きると政府機能は全く停止する。そこでは戦争はできなくなるわけだ。

 

 

オスプレイも含めて最近アメリカのヘリがよく落ちる。この原因は軍事予算の削減によるものだと言われている。整備費から削られた結果だという。その意味ではオバマ大統領の時代に、予算削減を言いまくった共和党の責任にあるわけだ。

ただやたら落ちる海兵隊のオスプレイは、多分なのだが、軽量化のために完璧に機械化していなくて、人が離陸時に潤滑油を注入するとかそう言ったシステムになっていると思う。その意味では訓練不足で、もっと悪質な予算の問題になる。