どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

久しぶりの晴れ

2017-08-25 20:25:05 | 日記

 

さて泳ぎにゆく途中の田んぼだ。穂が垂れてきたがどの程度身が入っているのか。今後イモチ病なんかにならないでほしいがどうなるんだろう。イモチ病の特効薬は太陽。大好きなのは多湿。結局カビのようなものだから湿度が大好き。だけど日光は消毒作用もあるし、稲の中も活発になるからイモチに対抗することもできる。太陽は大切なのだ。

だが少し調べたら大変なことがわかる。気温30度以上だった日は実に18日ぶり。今日は多分気象庁では天気概況を晴れと表現するだろうが、以前天気概況を晴れと言ったのは7月10日の話。晴れ時々曇りといったのは8月6日、曇り時々晴れですら8月20日以降なのだ。

このままでは何が起きるかわからない。

 

 

気温は31.3度ととても暑かったが、風が強く爽やかだった。もちろんこれは外にいるときの感想であって、午前中家の中で汗をかいてTシャツを着替えたのは確かだ。

今年の屋外プールは9月1日までだ。だが天気予報から見れば火曜日以降は実際に泳ぐことができないかもしれない。雨の予報だ。

この2年、屋外でダラダラ泳いだ方が結果が出るというわけのわからない法則があって、そのダラダラを実践したかったのだが、天候の問題があって割とまじめな日が多かった。人によって違うのだろうが、私はインターバル・高強度の方が実は疲労がたまらないようだ。毎日1000メートル3本休憩10分とかの方を見ると丈夫なんだなと思う。

あと多分これが本当のことなのだが、若いとき水泳の選手だったとか、スクールで高校まで習ったことがあるとかそういった人はフォームが出来上がっている。だがワツィは小学校の時に少し習っただけで、あとはほとんど自己流で、しかもそれぞれブランクが空きすぎていた。なので疲れるとあっという間にフォームが狂う。なのでできるだけ週あたりの回数を増やした方が結果が出やすい。そうすると筋肉に疲労が蓄積するので距離を短くすることと、休憩時間も長めにとっておいた方がフォームが狂わなくて済む、ということのようだ。なので夏場にダラダラと回数ばかりというのは、私にとっては理にかなっているのだ。

だが世間の目は冷たいねぇ。

 

 

そういえばベネゼエラのマドゥロウ大統領がアメリカに吠えまくっているが、それが屈折してシモンホリバルユースオーケストラのアメリカ公演が中止になってしまったのだ。これはベネズエラ出身の世界的指揮者、グスターボ・ドゥダメルがベネゼエラ批判をしているから。彼は今現在アメリカに住んでいるというのもある。

ただここにはもう少し深い理由がある。まずエル・システマを知らないといけない。貧困層の青少年のために、職業訓練と社会性と精神の涵養というべきものとして、1975年に経済学者で音楽家のアヴレブ博士によって作られた「「ベネズエラの児童及び青少年オーケストラの国民的システムのための国家財団」であり、後年「シモン・ボリーバル音楽基金」に名称が変わった。31万以上の子供達を音楽教育に触れさせ、125のユースオーケストラに参加させ、そのトップがシモンホリバルユースオーケストラだ。各地のユースオーケストラを卒業した子供達から選抜されてできたオーケストラの中から25歳以上で構成される。さらに年上のシモンホリバルオーケストラAがあって全部の合計で400人以上いる大組織で、ベネゼエラが誇る一流オーケストラだ。

運動から2年で世界大会で成績を出し、国家から助成金が出るようになった。なぜか担当が社会福祉省だったり家族・健康・スポーツ省なのは貧困対策が目的のため。左翼のチャベス政権に気に入られ、2007年から授業料から地域センターの建設費を用意したりする。そして大統領府直轄の組織にする。

グスターボ・ドゥダメルは1981年に音楽家の家に生まれ、5歳からこのエルシステマに参加してヴァイオリンを選択している。貧しい家ではなかったようだが、突出した能力で15歳でパルキシメドのユースオーケストラの音楽監督になる。そして18歳でシモンホリバルユースオーケストラオブベネゼエラの音楽監督になり、23歳でグスタフマーラー国際指揮者コンクールで優勝する。エルシステマの42年間の初期から関わる、国際的な大指揮者なのだ。

ただドゥダメルは最近のマドゥロウ大統領の圧政に関してほとんど発言をしていなかった。このエルシステマの恩義もあったし、ベネゼエラにはこのエルシステマがあるという思いがあったからだと思う。だが今年5月に音楽で平和に反抗をしていた若い音楽家がデモ中にバイオリンを壊された以降、政府批判をするようになる。7月にはこのバイオリニストがデモ中に死亡、さらに批判を強めているが、今回のシモンホリバルユースオーケストラのアメリカ公演中止はその単純な意趣返しなのだろう。

チャベス政権の唯一の成功例と言われるのがこのエルシステマだ。治安向上にも役に立ったと言われるほど、その上国際的な名声まで手に入れたのだ。そしてたとえ政治的には問題があっても、文化交流事業というのは悪いことではない。オーケストラの渡航費が足りなかったのではないのかとも言われているが、ドゥダメルとシモンホリバルユースオーケストラであれば、それはプラチナチケットだよ。公演数を増やせばいいだけの話だ。むしろベネゼエラへの外貨獲得に貢献するだろう。ついでに日本やアジア巡業すればいいのにと思うほどなのだ。

さてなんでこうなったんだろう。ベネゼエラが今やエルシステマを維持できなくなっている可能性はある。その上オーケストラ全員が亡命する可能性があったのではないのか。そう疑っている。

あの輝かしいエルシステマは、マドゥロウ大統領にとっては意味のないものなのだろう。彼らはマドゥロウに何ももたらさない。そう考えているのだろう。

ドゥダメルにとってはベネゼエラの誇る宝はエルシステマであって、元バス運転手ではないことだけは確かだ。だがエルシステマは現政権では簡単に解散させられる可能性がある。そうマドゥロウ大統領はその汚職から全てを引きずって生き残るつもりなのだろう。中南米は自殺率/他殺率の割合が異常に低い。彼らから見ると異常に高い日本はお花畑の国なのだろうが、文化すら殺そうというのは、いやもうあの国はやってしまってあるのだが、宝すらいらないものだと思い始めている。

クメールルージュが純粋だと思えるほどに公共的でない彼らはどこにゆくのだろうか。



世界が狂っているから天気が狂っているのかもしれない。狂っているから連続で中国華南地区に台風が上陸するのかな。

太平洋高気圧が東に偏ったのは、トランプさんの感情のせい?それとも「カケ・モリ」国会騒動のため?

人はただいきたいと思っているだけなのだけどね。


大雨の後

2017-08-25 14:54:53 | 日記

 

昨日の大雨から一転して大快晴です。多分これほどの快晴は18日ぶりくらいかしら。泳ぎにゆこうと夕顔瀬橋を渡ったら、北上川がすごいことになっていました。

 

 

下流側もこんな感じ。9時頃から紫波とか矢巾町で洪水警報が出ていたが、確かにそうだろう。

 

 

雫石側もこんな具合。太田橋のところのミニゴルフ場は冠水していましたし、ジュニアの野球場も一時的に冠水していたようです。

 

 

泳ぎ終わったのが13時30、そこから明治橋の方に向かいます。雫石川の河川敷の畑などは冠水していませんでしたが、北上川との合流点の下はこの通り。冠水しています。

 

 

明治橋に来ると、ウォ〜というくらいに水が広がっています。これでもピーク時ほどではないみたい。

北上川は延長がすごく長いので、雨が降ってから増水するまでの間タイムラグがあります。いきなり増水するのはよっぽどのことです。

 

 

24日から25日まで92.5ミリの雨が降ったとはいえ、やっぱり22日から23日に降った53.5ミリの雨が効いているなぁ。

 

 

中津川もこの通り。3時までには北上川沿いの市町村に出ていた洪水警報は、岩手町以外解除されました。よかったよかった。

とはいえどこかで農産物の被害が出ているのだろうな。


大雨になっています

2017-08-25 00:45:37 | 日記

 

日照不足の中、ミニひまわりが咲きそうです。今日は午後から前線が通過します。大雨になる予定です。買い物や生活費の引き落とし等をさっさと済ませて、家に引きこもります。

 

 

日本のネトウヨを観察している人がいる。古谷経衛さんだ。今現代ビジネスに連載している「ネトウヨ関連情報」はまとまって整理されていてとても面白い。

最近のアメリカでの人種対立のような根深さはないが、差別とその意識がどうやって生まれるのかという意味では考える材料として最適だと思う。

まず引用しよう。

例えば2013年に筆者が行った調査(詳細は拙著『ネット右翼の終わり』晶文社などに詳述)によると、ネット右翼の平均年収は約450万円(日本人の平均年収と同程度)、四大卒(中退者を含む)は6割を数え、その平均年齢は38歳強、男女比はおおむね3:1程度、主に東京・神奈川を中心とした首都圏在住者が全体の2/3に迫る。最も多い職業は「自営業者」であり、会社員であっても「管理職」といった他の労働者に対して指導的立場にある者が多かった」

古谷さん曰く「大都市圏に住むアラフォーの中産階級」ということになる。ただ中産階級というのにはやや年収が低いように感じる。多分これが大きいのだろう。自営業者が多いというのもわかる。時間を作れるからだ。積極的な発信とかは、そうそうできるものではない。

現在のネット右翼は、丸山眞男の定義する日本型ファシズムを支えた主力、つまり「中間階級第一類」に驚くほど酷似しているといわなければならない。彼らこそが、政府・大本営の発表を鵜呑みに、翼賛体制の一翼を担って「鬼畜米英」を唱え、一方唱えぬものを「非国民」と呼ばわらしめた社会の主力だったのである。」

この場合の大本営発表は、日本人の純粋さを賛美する有名人たちの発言だ。筆者はネトウヨとこの有名人たちの寄生関係を問題にしている。私としてみれば単純なお題目になぜ人が飛びつくのかよくわからないが、彼らの著書を購入したりネット記事を購入できる人たちだというのは確実だろう。

この記事の最後に古谷さんは、日本のネトウヨの人口を推定する。その数は200万だろうという。

この連載はなかなかに面白い。しかも現代がやっちゃっているのがいい。

 

 

それではと、未だ持ってトランプさんはアメリカで30%の支持率を持っている。だがシャーロッツビルの事件以降だが、共和党の支持者の中でも支持率が低下している。

そのせいか、今支持者集会を開いている。フェニックスのルポがある。ここでは左派と右派の対立が見られるが、同時に右派は何で反対されているのかわからないというニュアンスを感じる。

つまり信仰の問題なのだよ。

ただそれでも、最近のトランプさんの言動は白人至上主義の活動を阻止していないと誰もが考えているようだ。阻止していると考える人はたった3%だ。

 

 

この二つを並べたのは、日本の右翼化とアメリカの状況とはかなり違うということだ。アメリカでは低所得者・低学歴なのに日本では高学歴・中所得者が問題になる。

この差は逼迫感を持っている層の違いだ。日本は誰もが解決できない状況にある。そこの苛立ちは中間層にしわ寄せされている。

と書いていたらトランプさんが北米貿易機構から離脱すると言い出した。今現在フェニックスでの集会でメキシコの壁を作ると宣言したばかりで、どうやって予算を捻出するのかどうか、またテクニカルデフォルトが起きるのかどうなのか。まあ起きる。

 

 

 

新しい秩序というのはなかなかに難しい。ロシアはスターリン信仰を始めたようだし、中国も毛沢東信仰のタブーを破りそうだ。そして韓国は建国年を1919年と言い出したそうだ。

ただね、新しい秩序というのはね、いにしえを尊んだふりをしてやってくるんだね。フランス革命の方が例外的で、だいたい古いことしか言わない。

トランプさんもその意味ではトレンドなのだろう。その意味で南軍の騎馬像の意味が浮かび上がるわけだ。

 

 

今日ドンキホーテがユニーの株式40%を取得したと。ファミマとサンクスが合併したばかりなのに流通系は目まぐるしい。

流通系は統合されて大企業になってゆくが、その際にアニマルスピリッツを失って凋落していった。かつてのダイエーはそうだった。そごうもそうだった。セブンーiが元気なのはセブンイレブンというう野心的なコンビニがあったからだ。

野生児そのもののドンキホーテがどうユニーグループを変えてゆくのか、それとも大企業病にかかってともに凋落してゆくのか。

 

 

雨は降り続き63.5ミリになった。しかしだな、22日も53ミリの雨だったのではないか?

本当に降る。