青森というと看板の規制がある。軟弱地盤が多いのと冬の西風が強いことから看板の高さに制限があるのだ。おかげでコンビニの看板も随分低いものになる。
まあ一本足の看板は基礎工事が実はとても高い。高ければ高いほど、深く基礎を打たなければいけない。おまけに軟弱地盤だから低い方が安く済む。
昨日歩きすぎて足が痛い。ドコモが自転車レンタルをしているのか。初めて見た。電動で3時間500円は弘前のレンタサイクルよりやすいような気もする。盛岡では見かけないなぁ。観光地の格の違いか。
まあ道路も広いしね。平らだから内装3段でも十分かもしれない。
三内丸山遺跡にゆこうとしたら電動の方がいいかな。
道路が広いのは、戦時中の土地疎開のせい。空襲に備えて、延焼防止に道路を拡張した。その時に道路沿いの家を無理やり安く接収した。しかし空襲で青森市内はほぼ全焼した。
海の日の意味だが、明治天皇の東北巡幸の際に青森港から明治丸に乗って横浜港に帰った日だからだという。大きな石碑は明治天皇が船に乗った記念の碑。右の石碑は海の記念日が制定された記念碑。そのうち海の記念日が海の日という祝日になった記念碑ができることだろう。
帰る前にまた港を散歩する。足が痛くてやっぱりレンタサイクルを借りるべきだったかと後悔している。
ただいま工事中につき、大型客船が入る埠頭は立ち入り禁止。
と会場に突然丘がある。なお海の近くにメタセコイヤは育つのだろうか。
人工海浜ということだそうだ。まだその工事が続いている。
ここはミニドバイだ。
昨日ほどではないがヤマセが吹いているのが見える。
見える風というのもなんかなぁ。
海なのでカモメ。
港の公園に円形舞台があるのだが、ここでアマチュアの総合格闘技の試合があったなぁ。使っているのを初めて見た。
黒い鳥がいた。実は単なるドバト。本当はライトグレーとブルーグレーとピンクとブルーで彩られる。だが都市部などのドバトは街の中で目立たないのが生存条件になる。そこでかなり黒っぽくなるのだが、ここまで黒くなるとは。
青森駅前のドバトはかなり黒いのだが、いつの間にかここまで進化してしまったのか。もうこれは亜種としか言いようがないな。
駅にゆくと最新の自販機があった。タッチパネル型で、実際このサイズのタッチパネルは高いだろうな、なんと顔認識機能がついている。男性か女性か年齢を判断して商品をオススメしてくるのだ。そして実際のに買った商品のデーターを送って蓄積し、解析してまた商品構成やオススメに反映させてゆくのだ。Suicaに対応しているのだが、そうするとさらに確実な性別と年齢が反映されるわけだ。今のところ細かい個人情報は送られていないし、個人にも対応していないが、そのうちさらに変化してゆくのだろう。何しろパネル表示だからソフトでいろんな仕掛けができるからだ。
見てみると面白いが、少し薄気味悪い自販機だ。
新幹線史上、地元からの思い入れがない新青森駅。長年今の青森駅への誘致を続けて、その前に青函連絡船を諦めてまで新幹線誘致に頑張ったのに、新青森駅決定で、何かやる気がなくなったようだ。多分八戸駅の方が豪華。
さらに高齢化社会で下手に市街地を拡大すると、市の行政を圧迫するようになった。豪雪地帯で郊外がこれ以上広がると、除雪費がかさむのだ。
青森の田んぼも一応順調に見える。
長いトンネルを抜けると、そこはヤマセだった。十和田七戸駅から八戸までずっとヤマセだった。稲の品種は当然違うのだろうが、生育にムラがあるように見えた。
盛岡にはヤマセはなかったが、北風が吹いていた。