天気予報から8月最後の晴れになるかもしれない。実際とてもいい天気になった。お天とさんにほとんど雲がかからなかった。とはいえ最高気温は28.2度、最低気温は14.7度だ。もはや秋なのだ。だが屋外プールが待っている。ということで泳ぎに行った。屋外プールで泳げる限りは泳ごうと思っているので、ある意味強化週間なのだが、ちょっと疲れてきた。今日2500メートルだったので、今のところ6500メートルになる。問題は明日が曇りの予報だということ。最高気温が上がらないかもしれない。そうすると屋外でのダラダラメニューではなく、屋内と同じ真面目なメニューになる可能性がある。そうでないと体温維持が難しくなるからだ。強化週間的なものだから3日では寂しい。そして4日目はかなり無理をしたい。それはダラダラメニューだからできることであって、キチンとしたら2000メーターが限界だろう。
どうするべきか。
北上川もようやく水位が下がってきた。だが明後日から山の天気は崩れる。
ロシアの液化天然ガスのタンカーが北極海周辺の航路を、砕氷船の助けを借りずに走破したというのがニュースであった。ノルウェーと韓国の間を19日間で走破した。ただし、この船は2.1メートルの氷を自力で割って進むことのできる、特殊なタンカーだ。実際この航路では1.2メーターの氷が広がる海域が、3700キロあったという。そこを通ったのだから、ただ者ではない。さすが特殊なものを作らせたら天下一品のロシアだと思う。
地球温暖化が原因で北極海の開氷面積が減少したり、結氷海域でも氷が薄くなってきているからできたことだ。だがこう行った船が氷を割って進んだ結果、さらに北極海の開氷面積が増えるのではないのかと懸念される。そうするとまた北極海周辺の高気圧の配置が変わって、低気圧の位置が変わって、異常気象が起きるのではないのかと。最近の異常気象の多くはこの北極海周辺の気圧配置の問題と、赤道直下の海水温の上昇が大きい。赤道直下の海水温が突然下がることはないが、北極海の氷を部分的とはいえ割ってしまったらどう融解が進むかが予測できない。
もう一つ懸念されるニュースがあった。ブラジルが景気テコ入れに北部アマゾンの国立自然保護区の指定を一部解除するという。アパマ.パラ両州をまたぐエリアで金や鉄鉱物資源が豊富と言われている。鉄鉱石は今後どうなるのかわからないところがあるが、金狙いの開発なのだろう。面積は46620平方キロだからブラジルとしては小さい。だが岩手県の3倍の面積の面積なんですね。とは行ってもアマゾンの面積は約485万6000平方キロから見たら1%以下なのですが、北極海の氷が薄くなりLNGタンカーが行き交うようになれば、その1%のバタフライ効果もかなりななものになる可能性はある。
チープカシオという言葉がある。カシオの廉価版の時計でホームセンターに置いてあったりする。真面目な時計屋さんでは一切扱っていないものだ。確か2年ほど前から、ネットで話題になってチプカシという言葉になった。チープカシオの略だ。私は20代後半からアナログのやつを愛用しているが、デザインが一切変わらず今でも同じものがある。たぶん今ので5台目なのだが、安くて正確。時計としての機能以外は全くなく、薄くて軽い。バンドとか外側のデザインはどうしようもないのだが文字盤がこれ以上ないほどにシンプル。出先で時計を紛失した人が、間に合わせで買ってそのままファンになるというものだった。だがバンドを変えようが何しようが安っぽさはどうしようもない。
で、これが2年前の話題から徐々につけている人が増えている。それはそれで悪いことではない。だがもしもこれを「量産系女子」という言葉と結びつけたら、結構悲惨な感じになる。この実用一点張り、いやそれは言い過ぎだ、ギリギリのラインでのシンプルなデザインには、どう考えてもファッション性がない。ワーカースタイルとかだと、大丈夫だと思うけど、量産系に量産系の組み合わせは如何ともしがたい。ワンポイントどころか異物感すらある。
なんでチプカシ?おしゃれ女子がチプカシ?
もしかすると、量産系女子と言われているのは悩んでいるから平均化するのではなくて、オシャレという機能を知り尽くした結果、選択肢がそうなるというだけなのかもしれない。知っているから悩むのであって、その中で服を機能として考えて、特にカジュアルは無難な路線になってしまいながら、アクセサリーとかそう行ったことには、機能としてこだわる。だが時計だけが抜け落ちている。そこには時を刻むということと、確認が便利という機能しか求めていない。その意味では体育会系女子のカシオのベビーGも同じことなのかもしれない。
時計はすぐ時間を確認するためにある。デザインがどうであれ時間を確認しにくい時計は全部ダメなのだ。
これを服に当てはめたらどうなるのか。
結論はわからんが、服に全くロマンがなくなった時代だというのはよくわかった。
コンビニのアイスコーヒーの氷が解けなくなった。それはコンビニと製氷メーカーの努力なのだろうが、本当に解けなくなった。
そう、寒いからだ。