どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

冒険に失敗する

2017-10-11 17:42:19 | 日記

 

今日はほとんど雨だった。こういった時買い物とか行くときに、気象庁のレーダーナウキャストと短期降水予報を参照する。気象衛星も見るのだがハッキリした雲以外はなかなかあてにならない。で、このところレーダーナウキャストと短期降水予報の間にかなりな齟齬が出ている。ほとんど盛岡は雨なのに、なぜか青森のあたりで雨が降っているデーターはさすがにどうかと思う。レーダー運用状態からレーダーが止まっていない。短期降水予報はアメダス情報も参照するため結構当たる。高精度レーダーナウキャストは、まだ盛岡のXバンドレーダーが運用を始めたばっかりだから、発表データーには組み込まれていないようだ。

何が起きているのか。雲がとっても低くなってきたのだ。これがレーダーデーターを狂わせているのだろう。特に函館のレーダーが盛岡上空まで観測していない可能性がある。つまりだ、冬の空になっているのだ。

いつもは11月頃にこの現象が起きるのだが、今年はかなり早い。本当に冬になると気象庁もレーダーナウキャストに修正バッチをつけるのだが、まだつけていないようだ。早く盛岡のXバンドレーダーが反映されることを祈ろう。

 

 

北朝鮮が何かするかというXDayは、中国共産党大会の日ではないのかと言われている。トランプさんが11月に韓国を訪問した際に版門店を訪れ重大発表するという。韓国の聯合ニュースなので何か胡散臭いが、版門店という舞台を考えればありえそうだ。敵地近くで挑発的な演説をする、それはなかなかマッチョなものになるだろう。アメリカのトランプさんのファンにとって、最高の舞台になるだろう。

普通ならあり得ない話だが、逆に考えれば11月までアメリカは北朝鮮も攻撃しないし、北朝鮮も動かないと踏んだのだろうか。かなり確度の高い情報で安全が確保されなければ、アメリカ大統領としてはいってはいけない場所なので、このニュースが正しければ10月危機は無い。

ただね、もしも実現したとしたらそのメッセージは北に向けたものではなくなる可能性がある。南に向けたものになる。というのは韓国の二枚舌外交が破綻しつつあるからだ。強烈だったのはアメリカと共同歩調を取るといった後に、北に援助すると言ったことだ。そのあと政権幹部が軍事協定破棄まで言い出した。この状態で大統領が韓国を防衛するというのだろうか。

実際のところこの朝鮮半島の問題は、第2次世界大戦後のアメリカとソ連の分割統治から始まる。それぞれが都合の良い反日指導者を据えた。アメリカが朝鮮半島問題に関わらないような発言をしたので、ソ連は北朝鮮を動かしてあっという間に朝鮮半島を占領しようとした。朝鮮戦争勃発だ。アメリカは即座に反応して、国連軍の名の下にこれまた中国国境近くまで追い詰める。で、この時までは仲の良かった中国にソ連は参戦させる。で、中国の力で北朝鮮は今の軍事調停ラインまでアメリカを押し込んだ。で、アメリカ・ソ連・中国は休戦協定を結ぶ。あたかも北朝鮮と韓国の休戦調停に見えるが実質はそうだ。アメリカ軍という国連軍が撤退しなければいけないことになって、当時の李承晩大統領が自分たちで戦い続けると言い放ったので、アメリカは停戦協定違反の駐留軍を置くことになった。ここにはレトリックがあって、停戦協定は5カ国で調停したものだが、駐留軍は2カ国の協定で、国連軍であるから問題はないというものだ。ただこの欺瞞はジワジワときており、中国の勃興で問題視されるようになっている。そう、中国と北朝鮮とロシアとでね。

ここまで大国の鼻面を引っ掻き回したんだから、さぞかし愉快なのだろう。北朝鮮の方がマトモに思える瞬間があるが、韓国の歴史を見たときにそう感じる。だが彼らはそれでも不安なのだ。また国土が戦場になるということなのだ。

アメリカはかなり韓国に飽き飽きしている。ただ軍事演習だけは頻繁に行っている。軍はアメリカと仲がいい。なのでアメリカお得意の中南米で散々やってきた悪名高い政策を行う可能性がわずかにある。

そしてアメリカは米韓FTA破棄を言い出した。ただサムスンのメモリーとかが欲しいアメリカはやれないと思う。トランプさんは部下に命じて韓国に伝言したそうだ。「トランプは狂っている。」。

今現在最高の脅迫だろう。

 

 

とは言ってもアメリカは本当に北朝鮮を攻撃できるのかといえば難しい。まず精密誘導弾とかミサイルの類をシリアで使い果たしている。戦略核の使用も、周辺国があるという状況では難しい。広島や長崎に落とせたのは島国だったというのがある。大陸の端とはいえ核の使用はその後を考えると難しい。

その上だ、トランプさんと愉快な仲間たちのドラマがもう治んない。ティラーソン国務長官がトランプさんを「アホ」と言った、いやこれは私の意訳だ。どうも報道各社翻訳や表記に苦労しているようだ。で、トランプさん。ティラーソン国務長官のIQが自分より低いと受け止められるような発言をした。

いずれ戦争が起きるとすればムチャクチャな始まりになるのだろう。

 

 

ということで高松の池の釣り堀と公衆トイレ脇の道を行きます。この道は通ったことがないのですね。この上にきじやまCafeがあるといいます。

「きじやまCafe」はこのところ「喫茶響」で話題の店です。オーディオ好きとかジャズ好きとかが多い店ですが、毛色の変わった店を探すというのもありまして、北上のキックなんて発掘された極上のお店です。ただし、極上すぎて言った人全員「オススメしない」そうです。

さてこの坂を上った先にあると言われていますが、本当にあるんでしょうか。どうも山の上にポツネンとあるようにしか聞きません。

 

 

私が岩手県自民党県連が大っ嫌いなのはコレ。特にお父様が共産党で、なんで娘が自民党という方が嫌いです。ただお父様は、共産党員なのか右翼なのか全くよくわからんほどに清濁併せ持つ人で、共産党本部の指示をほとんど聞いていなかったんではないのかという大物でした。市議会でも共産党的な杓子定規な発言ではなく、ズバっと切ってゆく姿はかっこよかったです。

単純な方法論で、世界が変わるという発想はとても嫌いです。

 

 

大きな物語というのは、歴史とか人の営みにコンセンサスがあるという話になる。もっと大きな物語は人権であり、その上には神話がある。

ただ人って何?という疑問は常にある。だがそこから先を探すと実はポッカリと何もない空間がある。

ポストモダンの消費文化は人としての自由度を高めたが、自由になったぶん不自由になった側面がある。それは経済的なものだったり人すらも消費する。

カタルーニャの最近の問題はそこかもしれない。スペイン有数の経済都市で観光都市のバルセロナを持っている。で、民主化以降近年、なんでバルセロナで稼いだお金を他に回さなければいけないのかという不満が出た。日本とスペインを比較できないが、東京が独立運動したら、という話だ。ただ日本には東京の土着民が少ない。だから大きな物語が出現しないだけだ。

そして古い国家からの引用と結びつけて今回の独立騒ぎになったその独立運動はEUから否定された。EUの理念ではないからだ。新しい国境を設けようというのは国境をなくするということから遠いのだ

そしてなのだが、スコットランドの独立運動の時、スコットランド人を誰もが認めていた。だがスペインのカタルーニャ人という概念はなかったのだ。

 

 

さて左に曲がってゆけばきじやまカフェがあるはずだ。山の真ん中の静かなところだいう。

 

 

あった!だがみんな言っているのと全く違う。ここは山の上の住宅地の一角で、一番山に近いというだけだ。で、グーグルマップにあるきじやまカフェの位置がとんでもなく間違っているというのがわかった。正確には北山にある。正式名称は「きじやまCafe Bar」のようだ。マップではこれで正しく検索できる。

ところがだ、明かりがついていても閉店なのだよ。とぼとぼと引き返す。こう言ったお店は本当に不定期営業が多いので、まあ仕方がない。

実はここが冒険だったのだがな。ダンジョンの攻略はできなかった。どうも愉快なヒゲのラスボスがいるらしい。巨大たこ焼き攻撃とか北アフリカ料理攻撃があるという。ただその魔法発動に2時間かかるというのが噂。盛岡でほとんどないクスクスが食べられる可能性がある。

火曜日は混んでいるとネットではあったが、多分火曜日は確実にやっているという話なのだろう。

 

 

ロヒンギャ問題がパレスチナ問題になるのかという記事がニューズウイークにあった。イスラム世界では聖戦になるはずの仏教徒からの弾圧を真面目に批判した中東諸国はない。

私がロヒンギャ問題は実は異端ではないのかという妄想はある。だがこの記事では過去にはそう言った前例があったという。第一次中東戦争では準備が不十分なイスラエルに周辺のイスラム国家がなだれ込んだのだ。だがイスラエルは残った。理由はイスラムの旗のもとに戦ったのだが、各国バラバラに戦ったからだ。

確かに中国のウイグル弾圧も中東は問題にしない。

ムスリムにとってのイスラムの大義というのはどうなのかというのはいつも疑問だが、確かにそうなのだ。

人権より部族社会を優先する。そう言ったところはある。

 

 

冒険に失敗した私に、真っ先にキンクロハジロが来てくれた。いいやつだ。

いいやつだ。


そして雨

2017-10-11 02:49:31 | 日記

 

今日は暇なので、高松の池にゆきます。オナガガモの毛替わりが始まったようですね。ようやくオスメスの違いがわかるようになってきました。

 

 

我らが金苦労派次郎もきています。まだ毛替わりの途中ですね。

 

 

ヒドリガモもいます。

 

 

オオバンもきました。冬の訪れです。

 

 

カイツブリ親子も、ずいぶん立派になりました。

さて選挙が始まりました。NHKの党首インタビューをFMで聞いていたのですが、個人的にこういった限られた時間でえ〜とかう〜とか考えている時間がある人をどう考えるのかというのがありまして、安倍首相はさすがですね。次が枝野さん。私は彼のことが好きだ。彼の言葉には全く躊躇がない。だから嫌われた。公明党の方も良かったです。すいません名前を全く認識していません。あとは微妙です。共産党が微妙だったというのは多分今回初めてなのではないのでしょうか。

ア〜ウ〜のこの時間が少なければ少ないほど、インタビューアの質問に対してしょっちゅう話をしているということです。想定問答集では対応できないわけです。そして短い時間のなかでどこまで話をできるのかというのが重要で、実はこういった放送は時間制限があるわけです。

その意味では小池さんの話はちょっと落第だった。丁寧な話ぶりを維持できなくなりそうなところがあって、本当にこの人は鉄の意志を持っているのかという気になった。ゴルフの例えはかなり良くない。日本の政党にはリベラルがないと言われている。つまり人権からの発想がないとういことだ。その意味では今の共産党や、立憲党にしてもリベラルとはいえない。社民党も全くそうではない。基本的に民進党ですらそうだった。争点を抜かせばね。ただ今の自民党のような右ではないという希望を中道と言われても困るわけだ。

現在の政治状況にフェアウエイがあるというのは全くちがう。その前になぜ政治家は言葉を尽くさないのか?わかってくれなくても話し続けなければいけないのだ。わかるように話せるようになって一人前、納得させて一流。

言葉を使える議員は意外と少ない。小泉進次郎が人気なのはルックスではない。

 

 

各政党のいう教育問題については相当違和感がある。幼児教育では金ではないということなのだ。無料にするのは公的補助でできるだろう。だがそこで働く人は低賃金で、子供が喜ぶためだったら自腹で色紙を買って子供に与える人たちだ。スーパーからダンボールをもらってきたり、無償の努力がある。無料化した時に彼らの努力に報いるだけの賃金を払うだろうか。ないと思う。交付金は現在の運営状況に対して与えられるからだ。

小中高の学費無料化も実はそうだ。確実に言えるのは学費無料にするならば、全ての部活動はアウトソーシングされなければいけない。先生の熱意で行ったぶんは国庫補助が必要になる。

だが大学だけは言いたい。もうこれ以上の無料化は意味がない。どうせ官僚が実績稼ぎでわけのわからんことを言って、4年単位で学部再編とか学科再編とか、場合によっては大学再編とかそういった言い訳が、また起きるだけだからだ。

ものすごく不信感を持っているのは、家計問題だ。文科省は獣医はいらないといっていた。だから獣医学科は再編された。だが畜産系から防疫・公衆衛生の方面から足りないと言われ続けたのだ。その期間20年間だ。その意味では正しい判断として家計問題はある。だがね、統合されたところはどうなのよと。先生は新しいポストができて喜ぶかもしれないけど、えらく苦々しい。

その上現在のカリキュラムで実行不可能な定員の、やろうと思えばできるのだが、大牧場が必要だ。

そしてなのだが、私学は確かに資産は自前だ。そして独立行政法人の旧国立大学は自由ではない。国家資産だからだ。売却とかの資産運用は全くできない。その上で独立行政法人化した国立大学と私学と、助成金という意味では実は等価なのだ。金額が違うかどうかだけなのだ。

何を言いたいのかといえば、大学程度くらいは日本に自由な空間がないとマズイと言いたいのだ。大学学費無料までゆけば、これ以上の文科省のわけのわからない忖度に付き合わなければいけないのだ。その意味で東京の大学の定員制限の話などもってのほかなのだ。

本質的には優秀な子を引っ張って教育するためには、奨学金制度の充実で十分だろう。ただそのシステムを知らない人の方が多い、ということにならないようにすればいいのではないのか。

もうそろそろ、日本も金のある奴は最高の教授と最高の設備で最高の金額の学費を払う時代になったいると思う。それは私学が負うべき話だ。私学助成金はそもそもいらないのだ。

大学進学希望者の9割が大学に入る時代だ。その意味では、大学は特色を出さなければいけない。それを金で文科省からおさえられたら、全く自由度がない世界になる。そっから先は何も生まれんぞ。

ムダを抱えるのが、まあできれば効率的で知的にね。国家そのものなのだが。