今日は仕事と事前投票とスーパーのポイントバーゲンがある。ちょっと忙しい。
一仕事を終えて、投票して池を覗いたら、カメが整列していた。こうしてみるとそれぞれ顔に個性があるんだなぁ。
スーパーのポイントバーゲンに行って池を覗いたら、カメは1匹になっていた。
北朝鮮が中国共産党大会開幕に祝賀メッセージを送っていたという。大会中はミサイルは打たないようだ。大会中にミサイルを打ったらメッセージと真逆になってしまうからだ。
逆にトランプさんが交渉に、「大統領は狂っているから」と部下に言わせた方が狂っているよな。
事前投票が終わっているんで、選挙活動もゆるゆると見えてしまいます。民主党の時の公約が全部自民党が実現させてしまった今、民進党に変わって希望の党になっても、目新しさが出ないのが残念です。しなさんも民進党の政調会長にいたもんだから、えらく苦しそうです。民進党時代の無理筋の野党と希望の党の無理筋の公約とのせめぎ合いですからねぇ。
希望の党のいうベーシックインカムというのは実現できない政策だが、民主党の言っていた低所得者の消費税還付制度を基礎にした制度だったら実現はできるだろう。なぜ低所得者、特に若年層の低所得者に対しても、年金生活者や生活保護家庭に対しても有効な政策なのだが。
あと所得税のあの階段はもうそろそろやめた方がいいんじゃないのか。あそこで所得のギャップがあるのだな。なんでパートタイマーが多いのかといえば、それ以上稼ぐと所得税が発生して稼げない時間が発生してしまうからだ。
消費税はわからんうちに金を掠め取る税法だ。だったら所得税もギャップをなくした方がいいだろう。あの頑張って稼いだのになんで所得が低くなったのというショックがない方がいい。今ならスマホのアプリで簡単に税率を計算できるだろう。ギャップをなくするためには税率計算の関数化が必要だ。
コンピューティング時代でもなんで階段方式なのかといえば、その関数の係数がどうなのかというのが直感的にわかりにくいからだろう。問題はここだな。消費税還付なら直線で決められる。仮にだ、本当に仮だと言ったぞ。計算していないけど大雑把な概念として、税率は所得38万以下(基礎控除だね、随分安いね)は所得の100%が消費税対象に消費されたとみなす。所得600万で消費税還付対象0%とする。還付する金額が変わるんですね。でもここで消費税の厄介なところは、税金を払っていない人がいない社会を考えているからだ。所得税だけだったらそうなるから。そうすると基本となる消費税率をどうするのかだ。実は麻生太郎財務大臣が一瞬出した案は8%だった。いまある税率だった。ここに問題があったと思う。最初の3%に戻るべきだったと思う。
あともう一つ言えば関数化は税金の成立を曖昧にしてしまって、納税意識を喚起しないという欠点はあるかもしれない。国家としてはそっちの方がいいんだけどね。
所得税には控除があるので、実は結構複雑なことになっている。いまある所得税控除を全廃したとしても、だいたい満足させられる関数のカーブを作れるとは思えない。所得税が黙って取られる税金との違いはある。
税金は単純でなければいけないのが基本ですから、この時点で難しいですね。
消費税の軽減税率は絶対反対です。これができたら業界の既得権益ができてしまう。そうするとどんなに単純な税に戻したくとも全く不可能になる。還付制度はマイナンバー制ができたのに、なんでできないのかというのが実際の話だ。
お日様が遠くなったのでカメはいなくなった。