ハロウインですね。何か料理でも作りましょうか。ちょうど「坊ちゃん」カボチャがあります。「エビス」並みの粉質のホクホクしたカボチャだと種苗会社は言うのですが、実際は在来品種のような粘質のかぼちゃでして、煮物向きです。小豆といとこ煮にしましょう。なおこの坊ちゃんですが、下手なえびすの小さいものより大きいです。
丹波栗が手に入りました。100g100円でした。品種が「銀よせ」。とてもデカイです。
さて小豆と栗とかぼちゃでは、炊く時間が違います。小豆から炊いて、栗を炊いて、かぼちゃを炊きます。小豆と栗は1リッターあたり100gのグラニュー糖、かぼちゃは1リッターあたり60gのテン菜糖で水から炊きます。それぞれ火をかけて沸いたら弱火にして、消して煮含めてゆくのを何回も繰り返します。かぼちゃの煮物といえばギリギリの水量で煮るのが多いと思いますが、粘質のカボチャの場合は水分は多めの方がいいと思います。煮くずれしにくいですから。粉質のえびすとか白化粧は水が多いと皮と簡単に剥がれてしまいます。
ただし、最後に全部合わせますので全部がジャブジャブだと大変なことになるわけで、その辺加減しましょう。小豆は150gです。あとは計っていないんで。いい加減です。
全部の材料がちょっと硬い程度に煮えたら、全部混ぜて煮ます。小豆は皮が破れないように炊くと綺麗に上がります。
ラグビーかぼちゃ「ロロン」です。これもホクホクして美味しいと言うのですが、明らかに粘質です。ですがかぼちゃの中で一番甘いとも言われています。かぼちゃの風味の中にカキの甘さがあります。下ごしらえは全部レンチンで。いきなり手抜きですね。8分の一に切ったものを2対づつビニール袋に入れて500W6分がめどでしょうか。冷めてから皮をむいてフードプロセッサーで粉砕します。
粉砕したのに、コンソメ3個を少量のお湯で溶かしつつ柔らかくしたものを入れて再度撹拌し、ビニール袋に入れてまたレンチンして、もう一回フードプロセッサーで撹拌した物を、適当にとって牛乳に解いてパンプキンポタージュの出来上がりです。
焼き菓子も作っておきましょう。先の粉砕したもの200gにテン菜糖40g入れてフードプロセサーで撹拌、レンチンしてまた撹拌したものを絞り袋に入れて絞り出します。140度15分焼いて180度10分焼きましたが焼き目がつきませんなぁ。
昨日から試行錯誤していたのがコレ。米粉を入れたり色々していたのですがうまくゆかず、カボチャと砂糖だけの生地だと柔らかくて丸めることもできずに、打ち粉と言う手はあったがちょっと買い物にゆくのも面倒な天気なので、まあそもまま焼いてしまえとなりました。下から竹串なんかで刺して、「トリック オア トリート」とやってきた子供に渡すとさぞかし喜ぶことでしょう。「わーい、×××だぁ!」。Dr.スランプを思い出しました。
なおカボチャあんのあんぱんなんて作るのもいいですけど、かぼちゃの形に成形するのが大変で…
なお私、砂糖を使うのが臆病でして結構少なめに書いています。お菓子としては少し少ないです。
ではハロウインといえばやっぱりミートボールスパゲティでしょう。ひき肉をよくねって、マジックソルトを入れてよくねって、みじん切りの玉ねぎを炒めて粗熱をとったらよく混ぜて、団子にして多めに油をひいたフライパンで焼いて、油を半分以上キッチンペーパーで吸って、唐辛子2本とニンニクを1かけ入れてちょっと炒めて、玉ねぎを刻んだのを入れて一緒によく炒めて、トマト缶を入れてコンソメ一個入れて煮込んで出来上がり。
あとは茹でたパスタをぶち込んでいただきます。
さああとはパスタネットをかぶって出かけるか。ってあれは正装か。アメリカでは運転免許の写真にも使えるからなぁ。ビールの河が流れる天国っていいね!