どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

今日は天気が崩れる

2017-10-20 23:10:26 | 日記

 

台風が近づいている。秋雨前線が忙しいようだ。

 

 

神戸製鋼の事件では以前に書いたが、あれは鉄だけで話した。電炉メーカーは理論的に純粋なものが作れるけど、原材料がリサイクルされたものが増えれば増えるほど難しくなる。難しくなればなるほど、技術的に難しくなる。

なんで偽装が古くから行われていたかというのにソ連の技術を導入したからだという話もある。ソ連の偽証技術を学んだということだ。

だがもう少し違うはずだ。トップがソ連からの技術を導入したけど、現場が全然使いこなせなかった。もしくはソ連の技術が使い物にならなくて、ごまかす習慣ができてしまった、もっといえば世界最高の技術だったはずの当時のソ連の技術は?で、でも経営トップは最高のレベルばかりを要求したのではないのか。

第三者の魔法にかかってしまったのではないのか。

経営陣が正しい考えを第三者に求めた時に、現場の意見は一切無視される。これが長かったのではないのか。

とはいえ素材メーカーをなぜ航空機メーカーなどが訴えないのかといえば、検査をしなかったため。検査したのは航空機メーカーなどだろう。

鉱業は意外と農産物に近い。

あとは製造者の安全係数の掛け方かもしれない。

 

 

雨はこの後に止んだ。


気ぜわしい

2017-10-20 01:15:45 | 日記

 

選挙ということで近所の期日前投票所に「めいすい」くんが来ました。るい選挙進協会のマスコットキャラです。ええ、誰も知らないキャラですね。実は選挙公報などでは散々出ているのですが、選挙がないと出てこないのでかなりマニアックなキャラとなっています。多分この3D状態のを見たことがない方が多いのではないのでしょうか。

このあと女子大生に囲まれて写真を取られたり一緒に撮ったりと続いていましたが、立ち去る姿を見て「何あの頭のビニールテープ」「え、お尻になんで鍵が?貞操帯?」と疑問の声しきり。「選挙箱がモチーフのキャラなんで、頭のビニールテープが投票用紙を入れる穴で、開票まで誰も開けられないように選挙管理委員が鍵を持っている。箱を開けるとき箱の下を開けるから、鍵がお尻についている」そう説明しましたが、彼女らしばらく納得できなかったようです。

思うんだけど投票箱が紛失したとか、中身が変えられていたとか、投票用紙の偽造とかそう言ったのがあった時代があったわけで、その上露骨に組織票の買取とか、個人買収とか、果ては組織的暴力事件とかがあった時代があったわけですよ。今でもローカルではない話でもなさそうですが、国選になると流石に洗練されてもうこんな話が聞かなくなって、40年以上経っています。

その意味ではめいすいくんのキャラ設定は、明治・大正生まれくらいの人が決定したのかな?家族設定も妹の「めい」以外は、「お父さん」「お母さん」ですし。世界観のないキャラ設定は現代的ではありません。

おまけにめいすいくんのお腹の名札が剥がれかけているし。選挙が明るくても政治がわけわからなく洗練されてダークだったらどうしようも無いよね。

 

 

今日は時間を作ってゆぴあすに泳ぎにゆく。昼に仕事があってそれを終わらせた。どう考えても今日以外はしばらく行けない。金曜は天候の問題、土日はビッチリ仕事。月曜は台風が通過して火曜日まで影響が残る。水曜は結構忙しい。

仕事そのものは淡々とこなすだけなのだが、気持ちの上でザワザワしたものが残る。少し切り替えがうまくできない状態で向かった。

 

 

久しぶりにトランプさんが絶妙なことをやってくださった。CNNだ。

西アフリカ・ニジェールで武装勢力に襲撃され死亡した米軍兵士の妻に対し、トランプ米大統領が弔意を伝える電話で「本人は自分の任務を理解していただろう」などと発言したとされる問題で、トランプ氏は18日、この件を明らかにした民主党のウィルソン下院議員の証言を否定した。」

国家の命令で戦地に行ったのは当たり前だ、という態度なのだ。いやここでは、「国家に尽くしてくれた」とか遺族に対しての哀悼と彼の死に対する尊敬の念を表さなければいけないのに、よりによって「彼の死は契約上正しい」みたいなことを言われたら、どうしようも無い。

BBCだと「トランプ氏はマイーシャ・ジョンソンさんに対し「本人はどういうことになるか分かっていただろうが、それでも心は痛むだろうう」と語ったという。」誰の心が痛む可能性があるのだ?

これとは別に、息子が戦死した父親に対してトランプ氏が電話で金銭の支払いを提案したものの、実際には支払わなかったとの指摘がされていた。父親はワシントン・ポスト紙に対し、「『私的な口座から2万5000ドル(約280万円)の小切手を切る』と言われ私は崩れ落ちた」と語った。ホワイトハウスはその後、ワシントン・ポスト紙に対して小切手は送付されたとし、「善意と誠意のしるし」だったと説明した。」

個人での弔意金としては思い切った金額かもしれないが、お金の話では無いだろう。アメリカ人を代表する大統領の言葉でなければいけない。そして小切手は届いていない。

実はこのあたりは日本も考えた方がいい。安保法制ができたのはいいのだが、死地に国家が個人を送るのだ。そしてどんな訓練しても全員がゴルゴ13になれるわけでは無い。自衛隊員は覚悟していたとしても遺族に対する慰撫や補償をどうするのかというのは明確になっていない。2階級特進で遺族年金額が変わるとか程度なのだろう。戦没者慰霊で千鳥ヶ淵で表彰するとしても、もしまた靖国神社が柱を建てたらどうするのか、民間の宗教法人に対して法的に制限はできない。

自民党ですらこのあたりは議論ができていないのでは無いのかと思う。それでは希望の党や維新の会には全く期待できない。立憲民主党や社民党はこの辺りを無視している。

ということでトランプさんの所持しているルノワールの絵は本物なのか

米シカゴ美術館の広報担当者はCNNの取材に、「二人の姉妹(テラスにて)」は1933年から館内にあると指摘。同館のサイトの作品説明文によると、ある美術商が1881年、ルノワール自身から直接購入。その後、ある人物がこの美術商から10万米ドルで譲ってもらい、同美術館に提供したという。」

同じ絵がトランプさんの自宅にあり、シカゴ美術館にあるのが問題。シカゴ美術館のは由来が明快なもののようだ。そこでトランプさんのはなに?となったようだが、そもそもトランプさんが「本物」と言い切ったのが問題で、「気に入ったんだ」とか「暖かい姉妹の姿がいいんだ」とか言っておけばいいのに、ムキになって本物だというから。

作家は顧客の求めに応じて同じ絵を描くことはあるはずなので、とはいえルノワールだと歴史資料がいっぱいあるのでそこからの精査が必要だが、全く同じ絵を描くことは近代の作家はしない。タッチまで全く同じだとしたら、逆に偽作の疑いが出てくるのだ。ただねトランプさんだと「トランプ大統領が騙された絵」という別なカテゴリーで資産はあるよ。歴史ってそうやって積み重ねられるのだな。

やっぱりトランプさんはパーソナリティー障害なのかな。退役軍人の60%がトランプさんを支持していた。これは次にどうなるのだろうか。アメリカ第7艦隊の予算削減と規律の歪みが問題になっている。そこにこの発言はどう行った作用を及ぼすのだろうか。

 

 

心って大切だな。せわしないからどう泳ぐのかコントロールしたつもりなのに、1500メートルで気持ちが切れた。

さてどうしようか。