どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

金色の

2017-10-14 20:21:49 | 日記

 

昨年岩手県の銘柄米として「銀河の雫」というお米が出た。炊き上がりが純白で味が強いお米だった。そして今年ついに「金色の風」が出た。岩手県としてはこちらが大本命なようで、満を辞しての登場です。

なおネーミングですが、「銀河の雫」の際にはまた宮沢賢治かと思いましたが、平泉の黄金文化にちなんだネーミングということで、金と銀になったそうです。ポケモンではございません。大切なことは繰り返して話します。決してポケモンではありません

 

 

今年の岩手県のお米はどうもできがよくなさそう。それでもこんなに立派に出来上がりました。若干白いところがありますが、ちょっと仕方がないのか。水沢とか県中央部の一番いい米どころで、えらく力の入った営農指導と農家の努力で出来上がりました。

色彩選別かけているのかなぁ。

 

 

さて炊いてみました。私にしてはマジメに炊いたのですが、柔らかく炊き上がりました。理由ですが、多分収穫期が若干早かったのではないのかなと。今年は冷害で収穫が遅れに遅れました。そして刈り取ってももみの水分量が多かったようです。まだ未熟なうちに刈り取らざるを得ないところが多かったようです。

「金色の風」だと発表が決まっていたので、若干早く刈ることになったのではないのでしょうか。機械乾燥にしても丁寧に行ったのでしょうから、ちょっとコメの水分量が多かったかもしれません。まあ新米って大抵そんなものですが、にしても柔らかい。

そして気になるお味です。モチです。あっさりとしたモチです。香りもいいのですが強すぎず、炊き上がりが柔らかすぎるかなと思いますが、もうちょっと芯がある感じの方が好きですね。ミルキークイーンのような餅を超えた個性ではないですし、つや姫のような芳醇な香りではないですが、モチっぽいという以外では美味しいお米です。

ただ、なんですが、各地にこういった銘柄米が登場していますが、一体この味を誰が喜んで食べるのかなというのが気になります。最近思うのは、確かに美味しい。だが毎日食べるとなればどうなのかという品種が多いように感じています。オカズとともに腹一杯食べても飽きない品種が本当は一番売れるのではないのでしょうか。

ただこのための条件が実は厳しい。まずジャーで保温して4時間経っても黄変しない。炊きたてならいいというだけではないんですね。次が耐病性が高く多収であるということ。一等米比率が放っておいても高いこと。これは農家にとって重要です。そしてなんですけど、香りがいいいけど強すぎないこと。多分これだと思う。表面の硬いちょっと柔らかい質も重要だろう。噛み応えとか、のどごしとかも大切になる。あんまり粘るのは洋食には少し合わないし、和食でも寿司とか牛丼とかには合わない。今後稲作は粗放栽培に進むと考えているので、低温期の成長とかそういったのも大きくなるだろう。あとね、おべんとうで冷えた時に色が変わらなくて、香りがあんまり変わらない品種って今でもそう無い。

個人的に今まで一番美味しいと思ったお米は。やっぱり南魚沼産のコシヒカリ、ミツカンの懸賞で当てたやつでしたね。次が3年前の熊本県の「森のくまさん」ですが、この品種、出来不出来が激しい。ただこのあたりは今の品種と違って美味しくても食べ飽きるということはなかったですね。

「金色の風」はまだできたばっかりで、今年の冷害で実力を出し切っていないと思いますが、大変美味しいお米なのは確かです。ただ私だったら1キロ400円台のひとめぼれで十分かなと。紫波のひとめぼれで十分、太田のあたりのあきたこまちでもいいですね。

流通が気に入らない。ウチの近所の米屋なんて信用あると思うのだが玄米を下ろさない。理由はブランド管理だと思うのだが、どう考えても精米したての方が美味しいのだ。それを管理工場でないとダメというのはどうなんだろう。個人商店の方が信用や信頼で成り立っているから、混ぜ物とかしないと思うのだが。キチンとした米屋に玄米で卸したほうが絶対美味しい。「銀河の雫」もその意味では入荷するタイミングで買うのに苦労した。つまり精米時から日が経っていないものはなかなかなかったのだ。スーパーやデパートの棚を占領する快感はわかるが、お客さんの声を拾うというのはできないのだ。

このコメのジャンルをデザートライスと命名したい。懐石料理のコースでは最後にご飯と汁が出てくる。まあそのあとに果物が出るのだが、本当の締めはご飯だ。そのご飯がとてつもなくうまいものであってほしい。ものすごい満足度の高いのものが欲しい。その意味での今のラインはとてもよくわかる。小さなお茶碗にこそっと盛ったその一口で満足させるコメであればいい。それを目指してしまったというのはあんまりいいことではない。

そしてデザートライスというのは小ロットでないと成立しない。例えばだ、今日は和牛ビーフステーキだ。ご飯は味の強いミルキークイーンだ。納豆だ、それじゃあコメの匂いが強いつや姫か。赤魚の味噌漬けに黄金の風かな?白身の刺身にあえてササニシキかな、汁は赤味噌でとかそういった世界になる。ご家庭で一気に10キロ買うには躊躇することになる。ふだん使いのコメではない。

その意味ではアイリスオーヤマの酸素遮断袋と酸素吸収剤を入れた3合入りの袋は極めて割高なのだが、売れている意味は正しいのだ。

そしてコメを一番食うのは若い者だ。なので男向けにマッチョライスというのは提案したい。高たんぱく質のマズイ米だ。ただ今の所マズイと思われているだけで品種改良できる可能性はある。そしてここまで美味しい米があるなら、ブレンドで改良可能だろうと思う。レジスタントスターチという訳のわからない概念が流行っているようなので、そういった意味でマッチョライスはあり得ると思う。

なんでタイトルが「金色の」で止まっているかといえば、ほとんどディスっているから。ハイ。

追記。

15日の2時あたりに本文をさらに書き直しをしました。で、ディスっています。美味しい米であることは間違いがありませんのでその辺は、ご了承ください。ただこんな美味しい米を食べていると食が細るんですね。どんなおかずを用意しようが全然食べられないのですね。その意味ではおいしさもほどほどにという意味合いで書いています。

まあその意味ではお正月に用意するお米は「銀河の雫」の方が良さそうですね。モチっぽい「金色の風」はお餅だらけのお正月には向かないと思います。大家族だったら、金と銀を1対2でブレンドするというのもありかと思います。さらにおめでたくなります。

10/19

「黄金の風」となぜか品種名を間違って記載していました。正しくは「金色の風」です。全文訂正しました。

 


なんとかの前

2017-10-14 01:01:45 | 日記

 

来週から仕事で忙しくなる。忙しくなると行っても暇ではないという程度なのだが、気ぜわしさだけはある。今のうちにと徐々にトイレそうじとか初めている。今日はオーディオセットを一旦バラしてそうじする。アンプやレシーバーやプリアンプの外観をオレンジクリーナーシートでよく吹いて、中を開けてブロアで埃をはらい、ケーブル類も外して良く拭いて、全部を接続した。プリアンプは自作なので特に回路の点検だど入念に行う。ついでにパソコンも綺麗にしてエアダクトの埃をよく払った。

オーディオは音が少し良くなったように感じるが、まあこんなもんだろう。

ただ思ったよりオーディオ装置の中にほころが溜まっていなかった。我が家はこんなに汚いのに、なぜなんだろう。

 

 

中国が韓国との通貨スワップ協定延長を認めた。アメリカのTHAAD配備問題があって韓国と中国の間にはムチャクチャな隙間風が吹いている中での出来事。ちなみにこの通貨スワップは通貨危機などの時に、外貨を国家間で貸し借りする権利のことなのだが、中間スワップ協定では元建てになる。世界最高の貿易高を誇り、ドルをいっぱい持っている中国が、自国通貨の元との交換というのはスワップ協定としてはどうなのかという話もある。一般的に貿易や通貨に関わることなので、ドルでの交換が一般的だ。そうでなければ日本円かユーロかポンドだろう。延長前はその意味で中国は国際通貨としての元の信任と認知を高めるための象徴的な行為だった。そして韓国も日韓スワップ協定を再延長しなかった際には、その過去の問題への取り組みなどの象徴的な問題で行ったし、中韓スワップも日本の過去を非難する合同連合の意味合いがあった。

だが今回の延長はどう行った意味があるのだろうか。象徴だったので破棄寸前まで行っているというのが下馬評だ。中国の子分になったのにフラフラしている韓国を戒めるために、散々なことをしてきたのが中国だ。その上アメリカからTHAADを入れたというのは許しがたいことだった。

なお私の意見では、竹島問題を解決して電力供給の問題を解決できればあそこに、Xバンドレーダーを日本はおくのだよ。イージスアショアは見たいなシステムはいらないんだね。象徴的な簡便なシステムだけでいい。

話は元に戻るが、なんで中国がここで妥協したのか。正確に言えば積極的妥協だ。ここに韓国に恩を売ろうとかそう行った意思は感じられない。本当に韓国に通貨危機が起きると考えているからだと思う。この前までいじめ続けて弱り切ったところで恩を売るわけではないと思う。

現在の韓国は中国の経済イジメと北朝鮮問題が続いて外資が逃げ始めているという。人からの受け売りだが多分そうだろう。この状態が続けば続くほど韓国の経済はおかしくなる。韓国の資本が自国に資本を投入しなくなっている可能性もある。この状態で北朝鮮で戦争が起きたら?アメリカには今現在精密誘導爆弾が少ないし、第7艦隊が変になっている。戦術核を投入する可能性すらある。核を使った場合の被害は考えられないものなので、核を使わず、韓国に最小限の被害で済ませたとしても、貿易立国なのに外貨残高が少ない韓国にとっては、一時的な外資逃避で経済が混乱するだろう。まあ戦時経済ということで、なんとかなるかもしれんが。

そしてウォンが暴落して、この時点では周辺国の日本も中国も為替は下落しているのだが、そう行った意味では中韓スワップはさほどの為替の問題にはならないのだが、ドルが高くなっている可能性が極めて高い。中国が韓国に元を貸し付けたとしても、それをドルに変える市場は中国にしかない。もしくは世界中の為替市場で頑張って元をドルに変えるしかない。中国が狙っているのはみみっちいかもしれないが中国の銀行への利益還元だ。手数料と為替相場を抜けるのだ。金額が大きければ大きいほど、ドルに替えられるのは中国しかないのだ。分散したら、元が世界中に流れるわけで、中国にとって全く悪い話ではない。多分中国はそう読んでいるのだろう。うまくゆけば弱体した韓国経済で企業買収をガンガンやれる。そのためにウォンがあってもいい。彼らはそう考えるだろう。

ただ米韓スワップが直前で発動する可能性がある。それは戦後対策として作戦上必要になるだろう。日韓スワップも考えられるが、それはアメリカがリスクを取らなかった場合の話だろう。

石油禁輸より、こっちがなんかものすごい妄想を引き起こす。

 

 

日産と神戸製鋼の問題は同一には扱えないが、実はアバウトでこうでいいというのが、実際の日本市場であったのではないのかと思う。

日産の場合は、検査資格を持っていなくとも所定の技能さえあればコンピューターなりが数字を出して、それを検査技師が判断すればいい話であって、ラインに乗ってやる作業なので深くは考えていなかったのだろう。多分このあたりの所作は相当古くからあると思う。ただ法令違反なのは間違いがない。

神戸製鋼の場合は、作る側が判断していた時代が長かったのだろう。このあたりはとても難しいのだが、例えば鉄なのだ。鉄にも産地がある。鉄鉱石の産地だ。不純物が多かったり硫黄が多かったり、様々ある。その原材料をどうブレンドして最終製品に持って行けるかというのが技術になる。ガソリンなんかもそうだ。鉱業と工業の境目になる。鉄だと高炉メーカーの方がその意味で有利になる。原材料を集めてブレンドして、各ロットをさらにブレンドして、精度を高めることができる。

神戸製鋼は電気炉の会社だ。電気炉のメリットはコークス等からの不純物の混入がないことだ。ただ電気代はかかる。その意味では経営は常に厳しい。そしてなのだが純度の高い製品を作ろうとすればするほど電気がかかる。

さて最初っから純度の高い原材料を混ぜれば簡単なのだな。誰でもできる。だがそれではコストが全く見合わない。30年前には電気炉メーカーはクズから最高の製品を作るべく技術をあげていったのです。バラバラな素材からどうやって純粋に近い素材まで持って行けるか。ものすごいブレンド技術だと思う。ものすごく難しいことをやってたのだが、バラつきはでる。なので偽装。そういったのは悪い。

だが一番は客もバラついて当然だと思っていたことだ。設計上安全係数というのがある。この部品にはこの強度が最低必要なのだが、安全のためこの2倍の強度をもたせましょう、どうせ素材はバラついているのが当然なのだから、という思想がある。

で、これは重要なのだ。こう考えないと物事は進まないわけで。

ものすごく厳密に考えなければいけない部品に関してはほとんどのメーカーが強度実験をしているだろう。その点はミサイルに使われようが戦車に使われようが、大丈夫だと思う。

実際どこまでの偽装なのかが全くわからないので、擁護するが、輸出基準問題でここが大きくなったいるというのは確かだ。

日本国内ではナアナアで、しかも全く問題なくできていたのだし、今までも輸出してきたのだが、今後TPP等の関税協定ではこういったコンプライアンス問題が大きく出てくる。この問題があって、ようやくメスが入ったということなのだろう。

 

 

やっぱり、北朝鮮は18日前後にミサイル&空中核実験を行うのかなぁ。Jアラートが出たら家のブレーカーを落としたり携帯の電源を落としたりした方がいいのだろうか。

本当に空中水爆実験を行うとすれば、そうした方がいいだろう。だがどう考えても、防御できないよ。ただ携帯だけはなんとか殺さずに済むかもしれない。