どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

とても寒い

2012-01-27 02:25:06 | お天気
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急に冷え込んできた。ラニャーニャのせいだと言われている。このペルー沖の女の子が今年の夏にはしゃいだおかげでタイで洪水が起きたと言われている。12月まではおとなしかったのだが最近元気に暴れまくっているらしい。
あんまりもなので、似たようなパターンの年が無いかと探したが、ある訳が無い。そこで適当な例を探して比較してみた。まず2006年は真冬日が歴代三位の36日と厳しい寒さだった。そして連続で最低気温が-10度台だった1990年の最低気温と、今年の最低気温変化を比べてみた。
特にここから読み取れる所は無いが、なんとなく2006年と似ているようにも思える。
ただ2月上旬まで、最低気温の予想が氷点下9~8度となっているので、1990年に近くなるのかもしれない。
しかし2月中旬に入ると三寒四温という言葉通りになってゆくのがよくわかる。もう少しの辛抱だ。
本当は最悪の年と比較して、まだ大丈夫と思いたかったのだが、その年の一日のデーターが無かった。



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最低の年は、1945年だ。最低気温氷点下20,6度で第一位。なお第7位も持っている。真冬日48日で第一位、月平均気温の最低なのも氷点下6.7度で第一位。年平均気温も8,2度で最低記録を持っている。
なおこのあたりはかなり寒かったようで、1944年は一日の最低気温が氷点下だった日が150日で歴代2位だ。最低気温が氷点下17,7度も44年45年46年と続いている。尚47年は-17,8度で歴代4位の記録だ。
そして46年には、気温25度以上の日が97日と歴代2位、30度以上も40日で歴代5位だ。



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一日の平均気温が0度未満の記録は、1984年の100日だ。グラフに1983年の11月から書き出して見た。1984年の12月に16日平均気温が氷点下の日があるので、84日分見えている。この年よりは今年はマシだという事が解った。ー14,4度なんて考えたくもない。


ダンプ様のお通り

2012-01-26 03:28:50 | インポート
1/24日に見たトラックの群れ。


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いやいや壮観です。イスズのトラックを中心にフソーがいます。この5台に続いて次から次へと計10台以上通り過ぎました。どうも八幡平市の採石場のトラックのようですが、こうして全部同じ色ばかり並ぶというのは珍しい事です。
震災から復興へと切り替わったからなのでしょうか。生コン工場に一気に砕石を運んだ帰りなのかもしれません。
福島の採石場の話しがありました。放射性物質を含んだ砕石が生コンに使われてしまった事件です。検査体が無かった事とかいろいろありました。何よりこの採石場の社長が、基準が無いから出荷したと言っております。私はコンクリートに入っている分飛散しないので、外部放射線だけを気を付けるだけなのでマダましと思いますが、あのマンションを買った人は本当にお気の毒です。全部鉛と鉄板を張ってしまわないと住めませんから。
なお蛇足ですが、この社長の話し方が明るくってビックリした人が多いと思います。反省が無い、そう受け止められると思いますが、コレ福島浜通から中通にかけての方言です。ズーズー弁でない、鼻濁音の弱い、言葉尻が少し上がる発音です。茨城や千葉まで行くと鼻濁音が無くなるのでキツク聞こえてきます。社長は反省していない訳ではありません。
まあ認識が甘過ぎたといおうか、なんと言いましょうか、お金が欲しかったんでしょうね。経営的に相当きついんじゃないんでしょうか。
砕石の放射能物質の検査…。想像を絶します。まず間違いなく全量検査は不可能です。出来るとすれば飛行機を使った上空からの放射線量測定で細かいメッシュの地図を作り、サンプル数を増やしてなんとかするしか無いでしょう。
でもこの砕石とか土木で使う材料なんですけど、単位がトンです。しかも1トンなんて鼻くそ同然の業界です。庭に1トンの砂を敷きたいと言って注文すると2トン持ってくる人たちです。なにしろ砂そのものが安いので、運ぶ料金の方が高い。めんどくさいのでこうなってしまいます。福島の採石場の社長のアバウトさ加減も、こんな所から生まれたのでしょう。
ただこの砕石、どんな石でも言い訳ではない。コンクリートと反応しないとか石そのものの強度とか吟味されます。
そうなってくると採石場もそんなに増やせないという事になります。実は今後の復興の大きな妨げになりそうです。特に福島浜通りから中通の採石場は使えない所が増えそうです。阿武隈川の砂も使えません。埼玉・群馬・宮城・岩手の砕石も調査して安全性が担保される必要がありそうです。そうすると土木の基礎材料がごそっと無くなる可能性もあります。復興で使われるコンクリートの量はメガトン単位になるでしょうから、大変な事です。特に福島では今後遠方から砕石や砂を運ばなければ行けなくなりそうです。そうすると輸送費がかなりかかってしまいます。今の原油高が更に響いてくるでしょう。
生コンもそうです。長く続く不景気で生コン工場が次々と閉鎖されて、残された所も青息吐息です。
こういった所もあって、原材料費が高騰しています。更に意外な所で、人手不足になりそうです。というのは沿岸では高齢者が多い事、その上津波で土地から離れた若い人たちが多かったこともあります。またいくら東北が土木工事が多いとはいえ、大型特殊など技術を持っている人はそんなにいないという事が上げられます。
この人手不足が変な所に現れたようです。30円のチロルチョコ、バレンタインデーの定番義理チョコなのですが、バレンタインに向けて増産したいのだが人手不足で不可能になったらしい。福岡の会社なのだが九州まで影響している。どうも西日本の製造業は震災で東北が動けない状態ことから生産が活発になって、人手不足が起きているらしい。土木工事とチョコがどう結びついているのか見当はつかないが、鹿島などのゼネコンが九州まで技術者を集めているのは事実です。
沿岸のがれきを運んできた帰りなのかもしれません。盛岡のゴミ焼却場でも燃やしていますが、がれきを受け入れて以降のセシウムの量は、トラップに集められた灰で300bq/キログラムのようです。思ったより少ない。不思議な事に7月のセシウム量が多い事。これは家庭の植木とか草がかなり燃やされたのではないのだろうか。まあこの頃みんな何も考えずに、捨てていました。相当違和感がありましたね。
ついでに山形の民間産業廃棄物焼却施設で焼かれた灰のデーターも見たが、これで放射線量が上がったり降下物が測定されるほどの数字では無さそうだ。ただ盛岡のデーターよりかなり高い所もある。宮城県からのものだろう。福島のがれきを受け入れているのではないのかというウワサもあるが、福島のがれきは法令で福島で焼却する事になっている。なので無いはずなのだが、民間業者がこっそりと受け入れているのだろうか。だとするとこれは由々しき事だ。
蒸発したセシウムも、トラップで冷却されてかなり残ると思うのだが、やはり1月のあの福島のデーターは解らない。量が多すぎる。とりあえず福島の焼却設備の灰からのセシウム量のデーターは無さそうだ。


ホルムズ海峡波高し

2012-01-24 02:51:01 | インポート
EUがついにイランの核開発問題に対して、原油輸入禁止と金融での制裁措置を決めた。ただしギリシャとイタリアが経済情勢から、特にギリシャはイランからの石油輸入がほとんどなのでいきなりの禁輸処置は出来ないということで、発動は7月までのばされた。
初めに7時のラジオニュースで聞いた時はヤバイと思った。ネットでニュースを探したら、なぜか削除になっていた。時間が経って検索し直したら、結構出ている。あの削除は何だったのだろうか。
問題は、核開発問題でイランがなにかあったらホルムズ海峡を封鎖すると言っている事だ。もしもそうなったら中東の石油輸出が止まり、原油の価格が1バレル400ドルを超えるのではないのかと言われている。そうなったら日本で灯油が18?4000円近くなるだろう。
解決する糸口はほとんどない。すべてが歴史的経緯で複雑になっている。まずイラクの問題がある。イラクの多数派のシーア派を支援するためにイランが動いている。これに対して少数派のスンニーを支援するのにサウジアラビアが動いている。ここで厄介なのはこのスンニーとシーアの対立が、ムハマンド死後4代目のカリフ以降の対立だからだ。簡単に言えば宗教指導者の強烈なお家騒動があったのだ。そしてシーアはムスリムに征服されてゾロアスター教を捨てざるを得なかったペルシャ人、歴史に名高い民族だった、それが征服されて100年も立たないうちのお家騒動、そういった経緯もある。
ところでイランというと、イラン革命の原理主義で有名だ。ホメイニ師の残したファトワーの「悪魔の詩」の作者がまだ狙われているし、日本でも翻訳した学者が暗殺された。そういった所で有名だが、サウジアラビアのスンニー・ワッハーブも強烈な原理主義だ。両国とももの凄く対立しやすい状態にある。
火に油を注いでいるのが、イスラエルだ。もともとの存在が火炎放射器以上の火種だ。イギリスの第一次世界大戦中の三枚舌外交と、アメリカ・キリスト教原理主義者の妄想を受けて出来た国家だ。核は無いとなっているが、そんなの信じる人はいない。このイスラエルが、先制攻撃するのではないのかと言われている。その上イランでは核技術者の暗殺が続いている。これもイスラエルかアメリカと言われている。おまけに核濃縮施設にウイルスをばらまいて破壊させたのだが、このウイルス、ウイルスとは言えない巨大なファイルサイズ。どうやって感染させたか不明なものだ。
ここまでテロが続いたら、イランだって黙っちゃいられない。というか国内が強硬になる。引き下がれなくなった。
この制裁措置の提案者アメリカはどうなのかと言えば、最近シェールガス革命による天然ガスの価格安と、海底油田開発で現在何とかなる状態だ。自分は大丈夫。イラクの安定もある。イラクからイランの影響を排除したい思惑が見える。その上イスラエルの暴走を止めなければ行けない。
なおイロイロあってトルコが仲裁出来なくなっているらしい。
なにかオバマ大統領の核廃絶って、実はここに繋がっていたのではないのかと思わせる。中東の一国が核を持ったら、中東の全国家が核を持つ事になる。地政学上ムチャクチャ危険だ。実際イランが持ったらサウジアラビアも持つと言っているようだ。なのでアメリカはペルシャ湾に空母を入れた。EUの艦隊も入った。事実上一発触発になった。
さて日本はどうかと言えば、アメリカからの要請なので無碍に断れない。しかし理由が見つからない。強いて言えば東日本大震災の影響で、国内復興が重要になっている。なのでエネルギー政策は変えられない。なのだが、同盟国なので、この言い訳も長続きしない。中国がこの制裁措置に反対しているので、韓国はムニャムニャごまかしているようだが、日本はトモダチ作戦と普天間基地問題の借りがある状態。政府として歯切れの悪い制裁措置賛成に回っている。なんかやるんだけど、ここが混乱するかもしれないから自衛してネ、みたいな発表が多い。
しかし実際の所、この問題とても大きい。まず現在の反原発・原発推進派の問題を元に戻す可能性がある。現在東京電力が、原油と天然ガスの値上げで(スポット市場で買い付けている現在は確かに高くなる)、電気料金の値上げを言っている。17%という数字も出ている。現在でこれだけとなればホルムズ海峡で何かがあれば間違いなくこの数字を上回るだろう。そうなった時に、やっぱり原子力だというのだろう。そして実際ガソリン・灯油の燃料費の高騰で暮らして行けないという人が増えるだろう。そういった人たちからやっぱり原子力という事になるのだろう。
尚私は、原子力を徐々に減らす方が良いという立場です。なのでこれは悪夢のストーリですが、そうなるでしょう。
逆説的にそうなったからこそ、太陽電池の一般普及が進む可能性もある。現在でも東京電力の値上げ試算で、太陽電池は有利になりつつある。
他の自然エネルギーも推進される可能性がある。ただこれは設備を作るための時間差がある。なので今年ホルムズ海峡で異変が起きたら、一気に反原発の風潮からひっくり返される可能性がある。これは良い事ではない。
日本の政治状況が一変する事件になるかもしれない。
イランが核開発を断念するのが世界にはベストなのだが、もはやそれは無い。20%の濃縮ウランと遠心分離機の数だけでも黒としか言いようが無い。リビアでの事件がそうだ。核が無いと解っているから空爆出来たのだろうと、イランも北朝鮮も考えている。
イランの立場を認めたら、被爆国としての日本の立場を失う。しかしアメリカに完璧に同調したら国内は大混乱になる。日本は瀬戸際にある。
だから最悪だけは考えなければ行けない。ホルムズ海峡封鎖で中東で戦争(紛争ではない)が起きる事。そして日本にリーマンショック並の影響が出るだろうという事。そして市民には対策が無いということだ。
考えたくもないが。


小正月

2012-01-23 19:46:42 | インポート
旧暦のお正月です。中国や台湾では爆竹がすごい事になっているんでしょうね。盛岡の小正月はとても静かです。そこで昨日の仁王町の地蔵様に行きます。
なお盛岡では1月23日は雪の特異日です。必ず雪が降ると言っても過言ではありません。気象庁のデーターでも過去30年間絶対降る日です。しかし今日は雪も降らずに、お昼からよく晴れました。


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今日は金の緞子を着せてもらっているお地蔵様です。縁にも緞子で飾られています。ここは北側の街道筋にある鍵形の道です。どうももう一本東側にある通りが仁王小路で、ここは四ツ家町内会です。この近くに仁王堂があった事と小学校の名前もあって、仁王町と言われているようです。細かく見るとかなり違うようです。
この地蔵様は江戸時代に作られて、盛岡五山の東禅寺にあったものなのですが、大正時代に地域住民の請願で南部家が許可して遷座してここにあります。今年で遷座100年です。
ただ盛岡五山の聖寿寺や東禅寺(この二つはとても近い)、永福寺に何があったのでしょうか。



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後ろには、観音様の仏画が見えます。生臭ものはだめなのでしょうが、農産物をお供えしています。袈裟が竜の柄なのは辰年だからかと聞いた所、全くの偶然だそうです。なお写真には写っていませんが、位牌の写真が飾られています。もともとこの地蔵様は南部家のものだったので。



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下校時の小学生が集まってきています。とはいえ町内会では、少ないと思っているようです。今の子は風の子ではなく家の子だから、と嘆いているようです。とはいえ集まれば集まったで危険だしと、悩んでおります。
さて餅つきが始まりました。今日2度目のようです。まずは捏ねから。



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本格的につき始めました。しかしコネがイマイチで米粒が飛び散っています。
このウスとキネですが、どうも町内会の不動産屋さんが、扱っている物件の中から出てきたもののようです。
隣の公民館では、女の子たちが水木団子作りに励んでいます。雰囲気のいいお祭りです。



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もうすぐ出来上がり。


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子供が参加しました。個性溢れる餅つきです。でもさすが子供だとパワーがないので、はかどりません。三人ほどついて終わりました。



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さて、この1月23日はたまたま小正月で、毎年1月23日と7月23日が例祭のようです。そしてこの1月をお年越しというようです。お地蔵様も一歳年を取られたようです。
甘酒のお振る舞いもありましたが、ちょっと遠慮しました。
しかし翌日の、かさこしなのですが、誰も名前の由来を知りません。神事だったら直会と言った所でしょうか。



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小学校がそばにあるせいか、ゴミ分別の表示がかわいらしいです。
あったかいお祭りでした。


旧大晦日・信号機を見る

2012-01-22 18:48:00 | インポート
今日1月22日は旧暦で大晦日です。で大雪が降りました。


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市から除雪車が来ました。例の10センチ以上降ったから、です。でもホイールタイプのパワーショベル。




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パワーはあるのでガリガリと圧雪をケヅって行きます。が、欠点は遅い事。ブレーダーという、斜めに鉄板があって雪をこそぎ落として道路脇に寄せるタイプの方が早いのですが、小型の機械が無い事で近所にはこの機械が来ます。
ブレーダーは家の前にのっそりと雪を残してゆくので、一般的には不評です。特にあまり雪の降らない盛岡ではかなり不評です。しかしやっぱりスピードが違います。
あとパワーショベルは、道路を傷つけやすい欠点があります。



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私がせっせこやっている道には、来てくれません。市が指定していないからです。でも通学路として指定されている一部なのですが。
なおショベルの運転手さんは、この近所が余りにもきれいなのでビックリしたと言ってます。そら来てくれないからみんなで自衛していただけです!



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まあそれでも来てくれるとありがたいです。
昨晩降った雪はかなり重く、湿っていました。その上今日は最低気温が氷点下0,7度、最高気温が3,4度とあったかかったので、ガンガン溶けてゆきます。とはいえ溶けるからってそのままにするとグジャグジャのシャーベットがそのまま凍って、極端なデコボコになるのでかなり危険です。



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ちょっと学生演劇を見に行きました。隣にはポストモダン論を勉強している学生と、この劇団のOBがいます。演劇をみながらメモを取る人をはじめて見ました。そして隣は時々息づかいが荒くなったり重いため息をついたり、苦しそうです。私は?予想していたのでなんとも。間の悪い芝居でした。
さて帰り道、薄型の信号機を見つけました。フラットパネルがかっこいいです。はじめて見ました。目玉の上に屋根がありません。実はあの屋根に雪が積もってつららになって、下の車にぶつかったりするのです。



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これはこの近辺にあるフツーのタイプ。LEDです。ちょっと厚みがあります。



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これは盛岡ではちょっと珍しい縦型タイプ。青森市ではほとんどがコレ。雪が積もる部分の面積が小さいので、大雪に強いです。これはたまたま横長だと見えにくい交差点だったのでコレになったのでしょう。電球タイプ。



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同じ交差点でも、こちらは横長。古そうです。



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同じように見えますが、先ほどのとはちょっと違います。これも電球タイプ。



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これは今一番多く見かけるLEDタイプの信号機。やっぱり始めに見たのがかなり薄い事が解ります。



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ウチの近所の信号。実はT路路なんですが4つついています。こうなるとかなり重そうです。
今後はあの薄型LEDに変わるのでしょうか。雪の事を考えれば良い事です。



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さて仁王町の地蔵さんの所にのぼりが立っています。



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境内もきれいになっています。旧正月に向けての準備でしょうか。