どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

夏終了しました

2014-08-26 04:35:15 | インポート
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ここ2年ほど残暑が厳しく、東北とは思えない夏っぷりでした。今年も5月からの高温で、このままだと凄い猛暑になるかと思われていましたが、台風とか何とかで冴えない天気が続き、8月に入ってから夏らしい日はたった二日間と寂しい限りとなりました。


24日は晴れでしたが、雲が多少多くてスカっとしません。


いつもの風景では何なので、山田線の快速リアス号をいれてみました。




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先週から天気予報がかなり当てにならない状態になっています。大気が不安定だったり、盛岡マジックが働いたりとかなり読みにくい天気でした。この状態で金曜日からずっと泳いでいたのですが、金曜日はどう見ても午前中以外は曇りか雨だったのが晴れて、土曜日も怪しかったのに晴れました。


お日様恋しさに、屋外プールで泳いだ結果かなり焦げました。とはいえ8月下旬の光です。参議院選の時の石破幹事長ほどは焼けていません。とはいえあれより焼けてみようかと言うのもあったのですが、今年の天気はムリでした。


さてこの4日間で泳いだ距離は、たったの8000メートルです。なんでこんなに泳いでいないのかと言えば、はっきり言って年だからです。もう休み休みでないとムリです。そんな事を言えば、毎日2000メートルとか3000メートル泳いでいる人もいっぱいいるだろう、80歳でもがんばっている人はいっぱいいるぞ!そうお叱りを受けるともいます。昔に今の私と同じ年齢で、50メートル45秒で、連続3000メートル泳いでいた人も知っています。元選手でなおかつ現役ですからと言い訳しますが、選手でもなくて10年ブランクがあるんだからと更に言い訳します。




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間違いの元は、クロールのキャッチをはっきりと解った事。こんなの小学生だって解っている!と怒られるかもしれませんが、フォームをキチンと練習していれば逆に解りにくいかもしれません。どうゆう事かと言えば、キャッチは作る事が出来るからです。フォームはそのための解りやすい形で、キャッチを無理なく作れればその方がいいのですが、10年前にはこちらからお迎えに行っていたと言うのが解ったわけです。


問題は左手が気がついたと言う事です。右手は従来通り、左手が解っているわけでバランスが崩れたのです。そうすると右手をどうするのかとなります。で、それを修正すると今度は左肩の可動域が小さいと言うのに気がつきます。そこを更に直して行くと。左肩甲骨の裏側が痛みだして、そこが痛まないポイントを捜すか、逆にそこをどううまく動かすのかと言う模索になります。で、右手の水を押し出す過程と左手の過程の違いがあって、肘の動きとかを注意しながら修正かけて行くと、今度は25メートルで30センチ曲がって進むようになります。それをどうするのかとやって行くと、かなりのハイペースになって行きます。遅く始めても、500メートルの最後は全力になるわけです。これを間に休憩を大幅にはさみながら3本から4本。真面目に疲れます。頭も疲れるし、体も頭からのわけの解らない命令で疲れます。





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実際これが腰痛の遠因だったと思われますし、確実にオーバーワークになっています。とはいえ50メートルだったら30歳の時と同レベルのタイムになりましたし、ダラダラと泳いでも50メ0トルラップタイムが5秒縮まったわけで、それはいい事なのですが、フト思い出しました。30代の時に、キャッチを作るという動作を追求した事があったのですが、あの時はこれではムリと考え直して止めてしまったフォームです。自然に作るのと、作るのとでは大きな差がありますが、あのとき止めた理由もきつかったからだったと思い出しました。あの時よりは多少は知恵がついていると思いたいですが、なぜ年を取った方が、チャレンジングなのかはわかりません。


確実にムダとムリなのですが、やっぱり速いほうが楽しいです。




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ということで、今年のプールサイドのまとめをしたいと思います。


まずはネガティブな所で、昨年より子供が泳ぎに来ていないと言う事です。少子化と言うのはあります。最近では代々木ゼミナールの縮小が言われていますが、この原因を少子化とマスコミは言っています。でも私から見ればこの分析は大幅に間違っています。まずマスプロダクトタイプの予備校より、個別指導のM進などの新興勢力が台頭しているということがあります。少子化で競争が激しいわけです。次ぎに大学の入学レベルが下がり現役合格しやすくなったと言えます。そして現役高校教員の分析能力、パソコンの力が大きいと思いますが、が的確な現役合格指導をしているのです。入学枠が相対的に広がったわけで、現役合格率を上げられない進路指導の高校教員は必死になって取り組んでいるわけです。でないと無能と言われるわけで、それは避けたいわけです。

更に子供達の変化もあります。具体的な目標を持つ子もいますが、大体の所は大学に期待を持っていません。大学に入ったら親から自由になれるという昔っからの期待はありますが、それだったらどこでもいい、となりがちです。それでいながらそれなりにキチっと勉強して卒業してしまうのも彼らの凄い所です。なので現役合格が基本です。予備校にまで進む理由はありません。そんな金があるならもっと上の大学院に入った方がいい、そう考えたほうが人生設計上有利です。


さてプールに子供がいない理由ですが、わかりません。この2年師か観察していないのですが、飛び込みプールの入場者数が昨年に対して三分の一でしょうか。今年の天候を考えても少ないものでした。

それでは10年前と現在を比べれば、飛び込みプール抜きでも10分の一でしょうか。この間に閉鎖したプールは、高松と仙北の公営プールそしてつなぎのプール、私設ではけんじワールドとサンフィッシュでしょうか。青山ダイエーもそうでしょう。新しく出来た所は把握していませんが、2件ほどでしょうか。フィットネスクラブ系です。子供が遊ぶ場ではありません。


そうすると焼却場のゆぴあすあたりが人気なのかもしれません。とはいえ昨年と今年の、総合プールの飛び込み台の人気のなさが良くわかりません。今年も飛び込みたかったのですが、腰痛が勃発して諦めましたが、あれは面白い。子供だったらもう楽しいだろう。




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とりあえず、子供は水で遊ばなくなった可能性が高い。もしかすると教育制度の問題かもしれない。昔はテストの点数で成績が決められていたが、今では内申点が大きく取り上げられている。授業への積極的な参加や、自主的な発表、そしてクラスでのまとめやボランティア活動、そう言ったものの比重が大きくなっている。だが逆説的に、成績を付ける教員の判断が大きくなり、それに適した子供達が作り出されてると言われている。その中では、自己目標達成した子がより評価されるわけで、遊ぶというのがどんどん失われているように感じる。




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24日の夕焼け。このすっきりした所のなさが、夏と秋の境目だ。



さてプールサイドには様々な人が集まる。で、この中でどうもいなくなったのがサーファーだ。どこにいったんでしょうか。盛岡は内陸なのですが、サーフボードショップがあるくらいです。それなりの人口がいるはずなのですが、安く日焼けするために屋外プールに来ていた人たちがいません。多分可能性としては、ラッシュガードかウエットスーツが普及して、肌を焼く習慣が薄れたからかもしれません。後タトゥーの問題もあるかもしれません。ラッシュガード着用でプールに来れるようになりましたが、10年前だとサーファーのタトゥーはそんなにはやっていなかったので、プールサイドにいたのかもしれません。



その前に焼きに来ていた人が、かなり減りました。総合プールはスポーツ施設なので堅苦しい所があります。それで焼く人がこないだけかもしれません。しかし昨年より減っているように感じます。




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ということで、焼いて泳いでの私でしたが、少し面白かったお客さんの話を。


70歳の老夫婦なのですが、男はブリーフタープより少しビキニよりの水着。奥さんだと思うのですが、ビキニなんです。互いに泳ぐタイミングとかを尊重しつつ、一緒に泳ぐ事のない夫婦でした。男性の帽子が印象的でした。


70歳のビキニと言えば、遠慮したい所がありますが、この奥さん、立ち居振る舞いが凄いんです。盛岡市総合プールが赤坂プリンスホテルに変貌するくらいに、動くときれいなのですよ。歩いたりプールサイドに腰をかける仕草とかとてもきれいなのです。泳ぎはさほどですが多分同年代の女性で水泳経験者でも少しムリ。あの隔絶した空気が凄かったです。


次は昨年ウワサに聞いていた70歳のボディービルダーでしょうか。多分そうだとしか言えないのですが、6つに割れた腹は見事でした。どうも焼きに来たようですが、少し遅かったです。7月からこないと。



でも昔はもっと変な人がいっぱいいたのですが。寂しいです。





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24日は子供連れが多かったのですが、それでもまあ少ない。


泳いでいたら、隣で凄くがんばっている小学校2年生の男の子がいたのですが、まあどうしましょう。2年生にクロールは出来るけど体脂肪率とか、水になれていないとかでかなり難しいものがあります。なので私もこのスピードにあわせてどう泳ぐのかと言うのを考えて、並走するようにします。するとチョイチョイで25メーターなんとか出来るようになります。そこでおもしろがって「ビート板借りて来たら」といったら早速借りてきます。小学校2年生です。もう夢中になっています。

そこでこちらもかなり面白がって、腰に付けるフロートを借りてきます。盛り上がって「道具無しでもう一度25メーター泳ぐ!」と言い出しまして、お父さん困っていました。なおお父さん、そこまで他人を信用していいの?と言う疑問が残っています。


最後は子供ならではですが、ビート板自分で持って来た時には感動しました。


そこにお世話になった方の子供が来るわけで、さてどうしましょう。なので同じ事をします。ビート板はいらない子なので、フロートですか。でお父さんと私もフロート付けあったりして遊んでみます。並走したりして遊んでみます。すると意外な事に気がつきました。


子供に水泳を教えたいお父さん、腰に付けるフロートを付けると子供と並走して泳げます。スピード調整楽勝です。手を使ってバっクも出来ます。
陸で分け解んない事を言うより確実に見えます。その前に隣に人がいると言うのがどうも大きいようです。短期育成を目標にするより、隣にどういるのかが大切かもしれません。


遅く泳ぐ技術と言うのも考えているので丁度良かったです。ただ私に子供がいたらこんな考えはしなかったと思う。子供を前にあ~だこ~だいって出来ない事を押し付けるのだろう。




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25日の天気は、気象衛星からの水蒸気データー通りにぼんやりしています。午後には日差しが強くなりました。




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太平洋高気圧が消えたり現れたりと、かなり弱い状況です。北からの高気圧が強くなっています。この傾向は前からなのですがかなり顕著になっています。



夏はもう終わりです。




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8月の気温変化と24日以降の予想気温変化を書き出してみました。今週はもう暑くなる事は無さそうです。9月にはいくらかありそうですが、30度を超える日がどの程度あるのか解りません。かなり悲観的になっています。




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秋が始まりました。


2万個おにぎりマネージャーだが

2014-08-24 03:55:50 | インポート
実のところ、なぜ野球部にマネージャーが必要なのか、これはマジメに考えた方がいい。というか男子体育会系部活になぜ女子マネージャーが必要になっているのかは、考えた方がいい。


更にその前に、女子体育会系部活に男子マネがいるケースを聞いた事が無い。ここも考えるべきだ。


まず私は男なので、男視点のみで考えて行く。

まずブッチャけ言って、高校レベルだと女子マネのやる事が少なすぎる。


それはおかしいと思うだろう。いやマネージャーって何やるのかと言う話だ。あれはマネージャーの仕事ではない。誰でもできる仕事だ。男子だけで出来るはずだし、その実例は知っている。岩手大学硬式野球部だ。練習の段取りはみんな知っているし役割分担も可能だ。ただ彼らもとても疎い所がある。渉外管理だ。これはさすが大学生なのでちょっと苦しい。それでも何とかなる。それが人生経験にもなるので、苦手だが出来ない事はない。

大学レベルだと、ます一番レベルの低い所から花が欲しいから、というもの。次が恋愛対象募集というもの。そして高校からの雑務をやってくれるありがたい人、自由恋愛が公認されている大学だからこそだが、次からが突然ハードルが上がる。怪我等の緊急時に氷の用意などすぐに段取りを組めるか、まあこれはそれなりに講習を受けていれば大丈夫だろう。エクセル打ち込み出来るか?管理上必要です。タイム計測の結果を監督に伝えるだけではなく、それを計測ごとにまとめて選手に見せられるように整理しなければいけません。ここまで来ればマネージャーではなくコーチの領域に達してきます。選手の異変を察知したりその情報を集めたりツイッターのチエックやLINEのタイムラインチェックまで必要になります。


怪我や故障のために、生理学や解剖学の基礎は理解しなければいけませんし、監督の指示も理解出来る能力が必要です。そして心理学も必要になります。


それでは高校だとどうなるのかと言えば、渉外はほとんどない。特に有力校なら全くないだろう。監督と部長が全部やる。緊急事対応も何とかなるだろう。でも大体男どもがやってしまうだろう。何しろ人数が多いからだ。
エクセル打ち込みも出来るだろう。しかしデーター整理まではさせてもらえない。密かにする事は出来るが、そのデーターを元に口を出す事は許されない。生理学や解剖学を学んだとしても、高校生の領域のものだ。最新ではないし、実体験したものでないから誰からも信用されない。



そうなればおにぎり2万個にぎるしかないわけだ。



彼女はとても可愛い。だから幸せだと思う。
高校野球部男子のあのレベルから見れば、可愛いと言うレベルでない女の子の悲劇がある。はっきり言って苦役でしかない。嫌がらせばかり受けてもそれでもがんばれば、どんどん要求が上がってくる。お母さん以下に成り下がるのだ。パンツ手洗い?というレベルだ。セクハラなど下級生でもありえる世界だ。


奴隷。この一言に尽きる。


それでも生き残った女の子を知っているが、彼女は高校野球部の部長になる、野望を持っていた。つまり究極のマネージャーになると考えていたから、男のバカさ加減に真摯に向き合っていたのだろう。



そして今現在、高校野球部の父母会の対応に今の女子マネは繰り出されている。おにぎり2万個は多分こういった例だろう。お母さん達を遠ざけるために、彼女はおにぎりをにぎったのだろう。

下手な口出しをされないためだ。かなり面倒な事になっている。


昔から女子マネでも硬式野球部はある意味過酷であった。それが渉外決定権もなく何もない状況で、存在意義をどう高めるのか、いかに雑務を引き受けるかで成り立っていたと思う。


だから、そういった優秀なマネージャーのいる部活では一部の男が気がついていたはずだ。

「あいつ、なんでここにいるの?」「俺ら見て、そんなにたのしいの?」
「あいつこそ、野球やった方がいいんじゃないのか?」



私の見ている範囲では、「優秀で美人のマネージャー」はとても嫌われます。「優秀で万人受けしないマネージャー」は下僕扱いです。男はそう言った判断をしがちです。特に集団だとそうなります。



最後ですが、自分の事は自分で出来ないといいスポーツマンになれません。アスリートには当然なれません。もちろん自分の力を高めるために他者の力を借りたりするのは当然です。でも限界はあります。マネージャーも人です。

でもそうなっていないというのが、そしてそうならないのが、とても残念な事です。


もちろん今回の2万個のおにぎりに、部員は感謝していると思います。


男はそう言った環境にすぐに甘えてしまうものです。自戒を込めて書きました。



PS
書き忘れたが、お金の計算が出来ない男子と言うのも、どうかと思う。マネージャーは会計管理でもあるからだ。女子が特に得意と言うわけではない。


二日連続晴れ

2014-08-24 02:24:13 | インポート
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8月2・3日以来でしょうか、二日連続晴れです。強いて言えば13・14日もそうだったのですが14日は雲が多く、そんな感じではなかったです。日照時間も5.4と6.3時間でしたが、まとまって晴れている時間があるのがうれしいです。




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昨夜の嵐の名残です。



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23日午前3時の気象衛星写真です。なにか雲の形が、人が全力でものを投げた後のような感じです。この時点ではそんな快晴ではないと思っていましたが、なんとか晴れました。


本当にうれしい。



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さて太田の田んぼです。この2枚で品種が違うようです。小さい農家ほどリスクヘッジは大切です。



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穂が垂れている方の田んぼですが、実が入っていない所が散見されます。まああの低温では。とはいえ遅れて出て来ている穂もあります。真面目に今年の農家は大変だ。


全国的に悪天候が続いているので野菜も高めになっている。とはいえ輸入野菜もあるので暴騰するわけでもなく、ちょっと高いだけ。野菜は昔たまに暴騰するときがありまして、その時に安定していた地域はウハウハな訳で、それが畑作農業のうまみだったのですが今ではすっかり影を潜めています。


そう言えばドラマ「北の国から」で、農家がアズキ相場に手を出して破産すると言う下りがありました。これは全国的に小豆が不作が予想され、なおかつ富良野地方では豊作を予想して、先物取り引きを使い高値で小豆を買ったのでしょう。それが全国的に豊作、そして富良野は平年作以下だったのでしょう。このエピソードはネガティブに演出されていますが、畑作農家にとってはそこまで知恵を出さないと、当時でも大変だったということです。




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久しぶりの晴れで、屋根の工事を急いでいます。




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材木町よ市で、岩手大学が大槌産と陸前高田産のクッキングトマトを販売していました。そこで購入して、福耳と言う甘とうがらしとナス、豚コマと炒めて頂きました。味付けはブイヨン一つと、塩コショーです。



なぜ国立大学がこのトマトを売っているのかと言えば、被災地支援なのですが、もうちょっと複雑な理由があります。岩手県の一部沿岸被災農家なのですが、国の補助もあり一斉に施設栽培に移行しました。しかし作物が無いわけです。施設園芸で、高付加高価格と言えばトマトとイチゴですね。で、大体がそれを狙うのですが独自色が無さ過ぎて、現在模索している段階です。
そこでニッチな作物ですが、クッキングトマトでも東北にあったものを東北農業センターが開発していました。「すずこま」がありました。一応露地栽培もオッケーなのですが、施設栽培の方が収量が安定します。そこで大槌町と陸前高田市の農家が導入したものがこれで、技術支援もしているのが大学と言う事です。



「すずこま」ですが、以前試食した時にも感じたのですが、グルタミン酸のうまみも強いのですが、甘さと酸味のバランスがとてもいいクッキングトマトです。特に生で調理した場合、このバランスが生きてきます。そしてなのですが、皮がとても柔らかいです。皮付きでいきなり調理しても気にならないと思います。


生食用の桃太郎の皮の硬さに慣れた人には、驚きかもしれません。


とはいえマイナーな品種で、まだ産地と言うほどにはなっていません。なので流通希少品でしょう。おいしいので見かけたら是非食べてみてください。


そうそう、今回超マニアックな販売がされていたのですよ。大槌産は4日前に収穫して常温保存。陸前高田産は冷蔵保存となっているのですが、大槌産はグルタミン酸濃度と甘さが最大になるように出荷、陸前高田はフレッシュな酸味感を残す形になっています。実は調理用トマトはこの二つの使い分けが出来ます。収穫直後はクエン酸の酸味が強く出るのですが、収穫3日以降はグルタミン酸濃度が上がって行き1週間後にピークに達します。この二つの味を比較出来る内容でした。なお陸前高田は冷蔵施設が復活しているのに大槌はまだ出来ていないと言う現実もかいま見られるわけです。
クッキングトマトはこの意味でも流通上有利なのです。常温流通で最大のうまみを届ける事が出来ます。更に実が硬いので日持ちしやすいのが特徴です。

なお通常の生食用トマトも、購入後はフレッシュサラダに使い、残ったのは常温に置き、食べる前に冷蔵庫に入れてシーザーサラダにするとチーズのうまみに負けないしっかりとした味になります。


奇跡の晴れ

2014-08-23 02:41:40 | インポート
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21日の夜に天気図を見ながら、「へたれ太平洋高気圧め、おまえなんかたいていよう高気圧だ!」とかとか罵倒しておりましたら、晴れました。とはいえ1時間はそこそこ晴れを予測していたので、泳ぎに行ったのですが、8月13日ぶりの晴れです。以前今年はマトモに晴れたのは2日間しか無いといましたが、今まで晴れた時間は54時間台とかなり少ないです。そのうち2日間で22時間ですから、後はほとんど晴れていないと言う事です。晴れなかったワースト記録になるかもしれません。なって欲しくないです。





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久しぶりの晴れに、はしゃいで泳ぎすぎました。すっかりコゲています。


15時半です。南昌山の方から積乱雲が近づいています。





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南側の北上山地にも積乱雲が出来ています。





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北側にも積乱雲が出来ています。盛岡以外では豪雨というのはよくある話なのですが、これがその例。今回は南西方向からの風なので、こんな具合に展開します。そして南西方向から強烈な夕立が来るのです。


盆地であり、岩手山の麓で、秋田駒とは雫石が緩衝地帯になり、和賀岳や真昼岳の奥羽山脈は沢内村が緩衝地帯になり、北上山地は東風を防ぎ出来た積乱雲は盛岡に流れ込まないと言う特殊な地形なようです。




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4時から5時の間に、山王の気象台では20ミリの雨を観測しました。上田ではそうでもなかったのですがかなり強い雨でした。雷も凄かったのですが、旧市内はスルーしたみたいで、山で鳴っていました。




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晴れて虹が出ました。





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それでは今日なぜ晴れたかと言えば、やっぱり偶然だったようです。温帯前線が通過して、その隙に南風がドドっと入って来たようです。それが気象庁の予報を外す勢いだったようですが、近づいてくる寒冷前線に影響が出るわけで、積乱雲が前線上に出来て、全線の移動とともに発達しながら北上しています。




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竜巻注意報が出ました。写真は積乱雲の下を写しているのですが、注意報が出ている時ってこんな雲ですね。




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虹とオドロオドロしい雲です。さて真ん中の黒雲は、西側にある雲が日を遮って作った影です。地球規模の影絵になっているわけです。





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これが影を作っている雲だと思われます。




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調整でオドロオドロしくなっていますが、夕日が照らしています。




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からすがねぐらにかえります。




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そして夕日です。なぜ夕日かと言えば、秋田県の平地にはどうも雲が無いようで、そこからの光がこの夕日を作っているようです。


後は雷と雨ばっかりでした。


天気も解らないが

2014-08-22 03:03:47 | インポート
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天候不順も凄い状況になっています。太平洋高気圧が弱いのが原因ですが、それ以上にまたしても偏西風の大蛇行が言われている。ただエルニーニョも発生していないから、そうなのかもしれない。確かにヨーロッパからロシア、そして日本も異常気象の中にあるようだ。そうすると、偏西風の大蛇行が疑われるわけだ。そうすると北極海の状態を知りたくなるのだが、全くのお手上げ。このサイトは昨年との比較とかイロイロ出来るのだが、今年の北極海の氷が昨年より少ないわけでは無さそうだ。

そうするとインド洋での海水温度の問題かなとなるが、それでは無いような気がする。


盛岡の天気を見るのに、なんでここまで広範囲になるのかというのが、まさに異常気象だ。



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広島の豪雨でなくなられた方のご冥福をお祈りします。

これもどうも、山にぶつかる地上に近い風と上空の風の向きが大体一致したという、よくある話しのようでそう無い話。地形と条件が一致したという話だ。


ただ実際の所観測例が少なかったと言う可能性がある。どうも最近のゲリラ豪雨とかも観測例が少なかった可能性がある。
と言うのは、アメダス基地局が整備されたのが70年代で、気象衛星のデーターとレーダーデーターを、実際の観測値を突き合わせれるようになった。システムは時代を経て進化して行った。
近年では雲の中でなにが起きているのかが観察できるようになった。ただそのシステムを運用するためには、実測値と突き合わせる必要がある。この作業にべらぼうな時間がかかる。何年間が運用してみて安定しているかどうか判別するのだ。時間を短縮する方法として、過去のデーターから現実にはどうなったのかと言うのをシュミレーションしたデーターを作成し、ケースに当てはまった場合をまたシュミレーションして、そうして10年と言う短時間で運用する事が出来る。



気象予報と言うのは、統計学である限り、とんでもなく時間がかかる。データーが1年単位だからなおさらだ。


高精度レーダーナウキャストも、今の所10分遅れのナウキャストになっている。これは運用を急ぎすぎたためだと思う。コンピューターの処理能力もあるが、まだ確実なデーター処理が出来ていないのだろう。

そしてデータが増えれば増えるほど、確実を求めるのが科学者だ。そういったせめぎ合いを感じる。


さてなにを言いたいかと言えば、天気予報は最後は自己判断だから、気象庁に恨みつらみをいってもしょうがないのだ。


警報や避難勧告を下手に出すと、損害賠償請求出来ないだけ被害者から恨みを買うのが必死の集団だ。保守的になる。




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ということで、昨年に続き野菜が高騰している。特にキュウリが高いらしい。低温高湿度では病気が発生しやすい。他のウリ科の果物でもそうだろう。メロンやスイカや露地栽培のトマト、あとはかぼちゃの作柄も気になる所だ。


多分良くないだろう。全国的に見ても今年の大雨は酷い。中部・近畿が最悪だ。関東はいいかもしれない。





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最近のシリアでの話は酷かったが、どうせ異常気象ならあの地域に大雨が降ってもいいのに、と思う。

それこそ箱舟が必要なレベルで降りゃいいのに。