オラはそれ程焼きいもが好きではないが、女どもはなぜか大好きなようだ。それに応えてあげるべく、ホヲキノタ山で焼き芋を作ってあげようぞ。
以前は煉瓦で作ったカマドで薪を燃やして、残り火にアルミホイルに包んだイモを突っ込んで一発目は小指の先ほどの大きさの黄色い部分が残っただけであとは炭になったという失敗を経て、このサイズなら30分とか、時間管理をしながら、美味しい焼きいもを作ることが安定してできるようになった。その後カマドの屋根が台風で吹っ飛び、カマドが雨ざらしになってしまったことを契機に、焼きイモつくりは中断。
次なるは簡易カマドで石焼きいもに挑戦。子供の頃リヤカーで”石やーーきいも”と売り歩いていたおじさんを思い出した。バンバン薪で火を燃やしていたという記憶がある。
3時間以上火を絶やすことなく、温め続けた。
中は柔らかいが、味は今一。紅はるかと紅あずまという品種。
おっかさんは美味しいとは言ってくれたが、オラの中では不満足。なべの底は黒い炭が張り付いて洗うのに始末が悪い。石焼きいもやめ!。