目の前の塚ノ山、午後4時40分、夕焼けに一瞬赤く染まった。少しばかりの紅葉がより一層映える。思い浮かべてみれば、この時期しか見られない光景かもしれない。山荘は既に日が陰っている。
目の前の塚ノ山、午後4時40分、夕焼けに一瞬赤く染まった。少しばかりの紅葉がより一層映える。思い浮かべてみれば、この時期しか見られない光景かもしれない。山荘は既に日が陰っている。
山荘裏のマタタビの木に今年は花がたくさん付き、雄木なので実はならないが、虫こぶがたくさん出来た。8月末に採集し、マタタビ酒を仕込んだ。3カ月ほどたって色合いも上々。ろ過してちょっと舐めてみた。不味くない。
マタタビの効能は
◎血流を改善する効果
◎胃の健康を保つ効果
◎生活習慣病の予防・改善効果
◎免疫力を高める効果
別の言い方をすると
◎疲労回復
◎免疫力強化
◎冷え性改善
などがあるらしい。
今年の冬はマタタビ酒のお湯割りで乗り越えるじょ。
標高900mの峠を越えると家山林道は一変する。植林された杉林が多くなり、さすが北側斜面で日当たりが悪く、寒々する。それでも日当たりのよい場所ではすでに盛りを終えた紅葉も数カ所味わえる。
大井川の西岸の尾根をくねる家山林道。季節感が味わえるオラのお気に入りの林道だ。全長20Km、全て舗装されているが、崖の崩落、落石が多く、又、野生動物が多くかなりの確率で出会える。特に雨の日は確率が高い。今まで出会った生き物は、ニホンカモシカ、ニホンジカ、イノシシ、ニホンザル、アナグマ、リス、ノウサギ、テン、キツネ、タヌキ、マムシ、ヤマカガシ、アオダイショウ、シマヘビ、シロマダラ、などなど。
今家山林道は紅葉真っ盛り。けして落葉樹が多いわけではなく紅葉のスケールは大きくはないが、ところどころ楽しめるポイントがある。
11月22日、家山林道の峠までの南側の景色。
人以外の生き物の中で唯一ふたつの単語を組み合わせて文章を作ることができることで知られるシジュウカラ、その情報を聞いてから、見る目が変わった。この日はツーピーと鳴いている。