栗城史多(くりきふみかず)さんをご存知ですか? 私は山登りには殆ど興味が有りませんが、彼は今現在7300mの地点におり、エベレストに10月2日に日本人初の単独無酸素登頂を目指している登山家です。以前、エベレストやダウラギリへの登頂を目指し、失敗した様子をそれぞれテレビで特集していました。なんと、登頂の生々しい様子をネットを通じて世界にライブ配信しているとのことです。素直に感動します。ホームページからも過去のビデオが見れます。これらの生死ギリギリの生き様を見ると、今日の国会中継で野党が、尖閣諸島の件で、政府の介入があったかないかとかの追求をしていましたが、何と了見が狭く見えることか。
ツルリンドウから10m位離れたところに大胆な花が垂れ下がっていました。ツルニンジン(蔓人参)という名前のようです。根が朝鮮人参に似ているらしい。別名ジイソブ(爺蕎)といって、ばあさんのソバカスが由来のバアソブ(婆蕎)より花が大きいということらしい。
ここ2週間の間にタラノキが10本ほど倒れていました。初めは風で倒れたのかと思っていましたが、どうも獣に倒されたようです。倒されたのは150センチぐらいの木ばかりで、背丈の低いものは倒れていません。多分低い木は、倒さなくても先のほうの新芽が食べれるからなのでしょう。倒れた木をよく見ると、先端に近い枝の葉っぱが食べられてなくなっているようです。こんな強引なことをするにっくき獣は誰なのでしょうか?
ヤブマメ(藪豆)の面白い解説がありましたので、引用させていただきます。(http://boroboro.seesaa.net/article/8038669.html)
『ヤブマメは、日本全土に分布し、道端の草地や林縁部などに生育するつる性の一年草です。・・・・・ヤブマメという名前は、文字通り藪のようなところに生えるマメというところからきています。・・・・また、ヤブマメはふつうに開花して結実する「開放花」のほかに、開かずに結実する「閉鎖花」もつけることが知られています。しかも、その閉鎖花というのは「地下茎」につくというので珍しいですが、地上にも閉鎖花による豆果ができます。
開放花や地上の閉鎖花によってできた果実、「豆果」は平べったくて、長さは2cm~3cmほど。毛が多く中にできる種子は3つ程度で小さめです。一方、地下の閉鎖花によってできた果実は、丸っこくて白く、中にできる種子は大きめのが1個だけ。・・・・・
つまり、3つのタイプの繁殖様式を持つことで、確実に次世代を残せる仕組みになっているわけです。開放花によって、種子をつくることで遺伝的に多様性を持たせ、また種子を離れた場所へ移動させるチャンスがうまれます。地上の閉鎖花でできたものは多様性はないですが、種子を確実に得ることにおいては有効です。また、地中の閉鎖花によって種子をつくることで、自分と同じ遺伝子を持つ次世代を同じ場所に残せる可能性が高くなります。ヤブマメは次世代を作るのにとても念入りなんですね。』
何気に生えている雑草にも深い営みがあったんだということに感動しました。
『ヤブマメは、日本全土に分布し、道端の草地や林縁部などに生育するつる性の一年草です。・・・・・ヤブマメという名前は、文字通り藪のようなところに生えるマメというところからきています。・・・・また、ヤブマメはふつうに開花して結実する「開放花」のほかに、開かずに結実する「閉鎖花」もつけることが知られています。しかも、その閉鎖花というのは「地下茎」につくというので珍しいですが、地上にも閉鎖花による豆果ができます。
開放花や地上の閉鎖花によってできた果実、「豆果」は平べったくて、長さは2cm~3cmほど。毛が多く中にできる種子は3つ程度で小さめです。一方、地下の閉鎖花によってできた果実は、丸っこくて白く、中にできる種子は大きめのが1個だけ。・・・・・
つまり、3つのタイプの繁殖様式を持つことで、確実に次世代を残せる仕組みになっているわけです。開放花によって、種子をつくることで遺伝的に多様性を持たせ、また種子を離れた場所へ移動させるチャンスがうまれます。地上の閉鎖花でできたものは多様性はないですが、種子を確実に得ることにおいては有効です。また、地中の閉鎖花によって種子をつくることで、自分と同じ遺伝子を持つ次世代を同じ場所に残せる可能性が高くなります。ヤブマメは次世代を作るのにとても念入りなんですね。』
何気に生えている雑草にも深い営みがあったんだということに感動しました。