ハシブトガラス

　ハイゼットのバックドアを開けたまま山荘の中で昼飯を食べていた間に、車の中に置いておいた買って来たばかりの干し桜エビのパックを盗まれた。盗人はハシブトガラス。パックごとモミジの木の下に持って行きそこで食い散らかしていた。恐ろしくなるくらい巨大なカラスだ。
　

　時々カラスが杉の木の上のほうに居たりすることはあるが、大胆に車の中のものを盗まれたのは初めて。サクラエビの匂いを遠くから察知できるのだろう。驚異の嗅覚だ。

　
　

アセビ

　アセビのかわいい花は終わって赤い新葉がきれいになって来た。新葉が赤くならないものもある。
　
　

　アセビは冬でも緑の葉が落ちず、花はかわいいし、春に紅葉が見られるし、毒草で虫が付かない。
　ホヲキノタ山には無数のアセビの木が自生している。邪魔臭い面もあるが、有り難い面もある。

キランソウ

　雑草の中の雑草、尊敬すべきキランソウだ、踏まれても踏まれても生き残る多年草。小さいけどよく見るときれいな花だぜ。
　

　生薬で、気管支炎，喉の痛み，下痢，腹痛などに用いる．虫刺され，化膿した腫れ物や切り傷，やけど，湿疹などに効くんだそうな。
　天ぷらで食べたことがある。味が無かった。

ヤマブドウ？

　憧れの山ブドウ、岩手に釣りに行ったときに立ち寄った道の駅で、安く山ブドウが売られていたのが、懐かしくてたまらん。あの時買ってそのまま食べてみたかった。家山林道などでヤマブドウの木を探すが全くそれらしき木は見当たらない。

　ホヲキノタ山に期待している木が一つある。
　

　ブドウの房らしきものが確認できるが、例年だといつの間にか消えてしまう。

モミジの木

　モミジの木のすぐ横に自生しているタラノ木、高木になって、毎年、タラの芽も採れない。芽が出始めたら切り倒そうと思い今まで待ったが、どうも蔓植物に絞殺されたようで、芽が出ない。そこで切り取ったが、蔓がモミジの木にも絡んで、難渋。汗をかきながら何とか除けた。
　

　立派なモミジの木が蘇った。10年ぐらい前に自宅から移植したものだ。秋の紅葉が楽しみ。