第二十章(7)
合掌
無智亦無得 以無所得故
(欲しがる心から自由になれよ。
それは僧達も同じだぜ。
物欲や肉欲だけが対象じゃ無ぇぞ。
欲しがる心が、大切なモノを観えなくしているんだ。
欲しがる心に、こだわらなくなる。
欲しがっても、いつでも放せる。
するとな、サトリからも自由になれるんだぜ。
サトリを得る事なんざ、どうでもよくなる。
サトリを追いかけるのは、趣味の一つだ。
サトリがどうでもいいなら、
その為の修行や智恵の追及もどうでもいい。
智恵からも放れる、放せる。
それで、やっと、大切なモノが観える。
大切なのは、毎日の暮らしだ。
(サトリを)欲しがる心にこだわらなくなると、
当たり前に気づくようになる)
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。)