カルテ番号 ま・7(32)
真木は院長に質問した。
「気功と祓いが同じ行為だとしたら、土地とか家などにも可能ですか?」
神主は地鎮祭や建前時に土地や家に祈祷する。
それは祓い清める為だ。
「もちろん、人も動物もモノも土地も同じですから。
ただ、人と違って反応が解り難いのと、判断は人がしますね。
別に判断してくれなくても、変わることに違いはないですが・・・」
真木は今回の事で迷いや悩みがあった。
それは宮司という立場に対してで、神主としての仕事はしたかった。
ただ神社に関わっていられるなら、満足だった。
それが、今の院長の話を聞いて何かが動いた。
もっと、積極的に祓いをしてみたくなった。
本当に祓いという事を、行いたくなった。
中身の伴わない行事ではなく、祓い清める事をしたくなった。
「先生、その気功というか、祓いの方法と教えてくれませんか?」
院長は即座に言った。
「教える事は出来ません。
それは秘密ということではなく、本当に出来ないのです。
教える対象ではない、という意味です。
教える事はできませんが、気功も祓いも基本的には誰でも可能です」
(登場する人物・組織・その他はフィックションです)
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