カルテ番号 め・3(48)
この女性とは長く深く付き合う予感がする。
おそらく、二人とも同じように感じている。
友達というよりも、同士、あるいは、魂の家族とでもいうのだろうか。
一緒にいて、違和感がないのだ。
楽なのだ。
何でも、平気で話せる。
「で?どうでした?10年越しの人と会って」
三木裕子は、そんな風に笑って聞いてきた。
「何て言ったらいいのか・・・
感激というのではなくて、安心に近かった。
でもね、何度も泣いちゃったのよ。
泣く理由もよくわからないのだけど・・・
とにかく、涙が出て、その後は気持ちいい」
三木裕子は少し驚いた顔をした。
そして、その理由を話し出した。
「実は・・・私もなの。
最初に気功をされた時、涙が流れてきたのよ。
悲しくもないのに・・・
そのうちに、声も出して、号泣。
院長は、よくある事だって言っていたけど・・・
そんな事、よくあるわけないわよね~」
そう言って、笑った。
(登場する人物・組織・その他はフィックションです)
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。
治療・若返り・講演、お話会依頼、悩み相談受付中。日本中出張します。
ブログで書いた「迷説般若心経」 「迷説恋愛論」 「迷説幸福論」
誰か出版してくれぇ~
18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)
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