桜の花は桜の生命ではない。
花は一時の外観だ。
だから、あっさり脱ぐ事ができる。
ここを勘違いしている。
「○○の為、桜の如くいさぎよく散ろう」
戦争時、為政者は平気で誤魔化す。
いつでも守るのは権威であり、弱者ではない。
桜の花は、単なる服だ。
人に例えるなら、社会的評価の部分だ。
桜は服(外観)にこだわらない。
一度咲けば、それでいい。
あっさり脱げる。
他に見せて誇る必要もない。
「桜のように」などという人は、自分の服をぬごうとしない。
他人には煽動しても、自分の立場を捨てようとはしない。
政治家や軍人達・・・
未練たらしく、自分の既得権にしがみつく。
桜はいさぎよいのではない。
自由なのだ。
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