「迷想中・迷走中・1143」

ある気功師・748

結界をくぐり抜ける鍵がある。

だが、極端にいえば日替わりだ。

神様は気まぐれなのだ。

あるいは、全てに平等。

あるいは、何も気にしていない。

徳を積めば神様が応援してくれる。

そんなのは嘘だ。

応援してくれるのは、関わった人。

その徳は他の生物にとっては害となる場合も多い。

だから悪徳政治家が長生きする。

詐欺師が神社にも入れる。

立派だから神様に愛されるわけではない。

神様は誰も愛さない。

あるいは、全てを愛してる。

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「迷想中・迷走中・1142」

ある気功師・747

今の人は群れている所に無条件で群れる。

行列があれば喜んで並ぶ。

ネットで評価が上位なら疑いなく訪れる。

他人の写真がバズれば集まる。

そういう人だらけの神社に神様はいない。

人が群れる前はいただろう。

だが、人が集まれば他所に移る。

そう遠くない人が来ない所でひっそり居る。

何故鳥居があるのか。

何故参道があるのか。

何故穢れを祓うのか。

知ればわかるだろうに・・・

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「迷想中・迷走中・1141」

ある気功師・746

例え話にしよう。

神様は特定の誰かを選んだりしない。

当たり前だ、人じゃないのだから。

ゴキブリも鳥も人間も区別しない。

ましてや人間の個人など識別しない。

下劣な政治家も詐欺師もアナタも私も区別しない。

だから下劣な政治家も門（鳥居）をくぐれる。

詐欺師も詐欺師的道徳家も意地悪上司も辿り着く。

では結界は何故有るのか？

制限しないと・・・うっとうしいからだ。

神様は騒がしいのが苦手だ。

繁盛は人間の欲（穢れ）の結果。

穢れは・・・うっとうしい。

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「迷想中・迷走中・1140」

ある気功師・745

本物は縁を求めない。

本物は意味を求めない。

私はずっと勘違いをしていた。

意味を求め、縁がつながったと勘違いしていた。

精神世界は落とし穴ばかりだ。

自分に都合の良い解釈をする。

階段を上がった、上のクラスに入った、と。

そして・・・落ちる。

この神社の時も、実は、そう思っていた。

この神社は広く結界を張ってある。

選ばれないと出会えない。

だが、選ばれても変わらないのだ。

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「迷想中・迷走中・1139」

ある気功師・744

多種多様な人やモノや出来事と出会う。

それがこの世の特徴だ。

あの世なら、同波動か近波動同士でないと出会えない。

実体がないからだ。

それなのに人は勘違いする。

高級な人達といわれる中にいると自分も、と。

センセイといわれると・・・

（アホな）人間だもの・・・

この事をしっかり自覚する。

すると、素晴らしい出来事に出会った事。

意味や理由など無いと自覚できる。

ただ、感謝、ありがたい、と思えるようになる。

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「迷想中・迷走中・1138」

ある気功師・743

素晴らしい人と出会う。

素晴らしいモノと出会う。

素晴らしい出来事に出会う。

奇跡のような時と出会う。

私の波動が、私のクラスが、私の人徳が・・・

素晴らしい人やモノに同調した。

私は素晴らしくなったからだ、と内心。

そういう勘違いが、人間らしい・・・

どんな下品な人もとても上品な人と出会える。

どんな下衆な人も素敵な人と出会う。

アホでもスケベでも超偉人と出会える。

それが、この物質界の特徴なのだ。

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「迷想中・迷走中・1137」

ある気功師・742

本物の浄化装置。

ここにたどり着いた人は誰でも浄化される。

もちろん、それだけで人が綺麗になれるはずがない。

それでも浄化される機会はめったにないのだ。

浄化という言葉にこだわり、求めると騙される。

怪しい宗教やインチキ霊能者などに簡単にひっかかる。

本物はお金を払ったりしない。

本物は組織に属したりしない。

本物との出会い。

相手が人であれ、モノであれ、その他であれ同じだ。

そういう時に多くの人が勘違いする。

縁がつながった、と勘違いする。

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「迷想中・迷走中・1136」

ある気功師・741

古のモノには氣入れした仕掛けが多い。

建築にも道具にも作品にも氣入れしてある。

そういうモノには身体が反応する。

ただし、氣といっても質がある。

身体に反応するのは生命力を応援する氣。

神社の祓い、浄化の氣は生命力を応援しているのだ。

精神だけ浄化するなんてありえない。

人間は肉体物なのだ。

魂だけ救われる。

魂は浄化される。

そんなの嘘っぱちだ。

本当に浄化されるのなら、肉体も元気になる。

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「迷想中・迷走中・1135」

ある気功師・740

気功師の身体になってから意識が変わった。

見える世界と見えない世界。

人間だから勘違いばかりだ。

見える世界が全てと思い込む人達がほとんど。

見える世界は半分だけだ。

世界の半分しか見えていないのだ。

だから、様々が狭い思考しかできない。

古は両方の世界と上手く付き合っていたのに・・・

見えない世界を語る人々も勘違いが多い。

勝手な思い込みで話す。

だから、様々が狭い思考になる。

特に宗教関係者の言葉は、重そうで軽い・・・

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「迷想中・迷走中・1134」

ある気功師・739

古（いにしえ）は今よりも能力が高い。

見えない世界の能力は確実に高いし強い。

現代は見えない世界について、とても弱い。

そして、無知になってしまった。

科学的という言葉に惑わされている。

科学的というのは、見えない世界は相手にしない。

再現できない世界は相手にしない。

証明できない世界は相手にしないという学問だ。

科学的が正しいわけではない。

科学は常に進歩している。

つまり、常に正しくないという証明でもある。

正しいところに届いていないのが、科学的という言葉だ。

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