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今月「国民民主党」が生まれましたが、その陰で「国民党」という1日限りの政党の誕生が記録されました=図をご参照。
江川の悪夢再来、1日政党
そのむかし江川卓が読売巨人軍に入団する際、衆目の間隙を突いて一日だけの阪神タイガース経由で移籍しましたが、その時の気分の悪さを思い出してしまいました。
なぜこのようなキツネにつままれたような奇妙な術を使ったのでしょうか。
要は「解散して分割すれば議員数に応じて政党助成金が配分できる」ということにあるようです。つまり分け前の「小判」がお目当て。
政党助成金の本来の使い途がまったく形骸化していますね。国民の税金を利益集団と化した政党のために費やすのは、もうやめましょうよ。この制度、1995年開始から今年まで23年間も続いています。これまでこの浄財が健全な政党の育成に役立ってきたと言えるでしょうか。与党も野党も多額な助成金が妙な形で議員達を結びつけ、果ては国民不在の離合集散にしかなっていません。昨今の政党政治の劣化の一因がこの制度もあるように思えてなりません。
図はJ-CASTニュースから http://npx.me/HcA8/UtRt
この記事は、音喜多駿(都議)ブログから知りました。音喜多氏の政治センスには注目しています。
政党助成金がスタートした1995年ヒットの相川七瀬『夢見る少女じゃいられない』。助成金制度の夢もとうに消えました・・夢見る国民じゃいられない
相川七瀬 夢見る少女じゃいられない
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