ミノバト:蓑鳩
東南アジア、インドネシア、ベンガル湾に浮かぶインド領のニコバル諸島などに生息し、別名「ニコバルバト」という。 絶滅したドードーの近縁種である。 ミノバトは虹色の光沢の羽を持つとてもカラフルな鳩。 現在では個体数が減少し、準絶滅危惧種に指定されている。 インド洋の沖合の小島で、群れを形成し島から島へと渡りながら暮らす美しい鳩である。
群れで周辺の島々を渡りながら暮らす。 捕食者のいない沖の小島で休み、日中は食べ物を探して過ごすという。 かつては名前の由来であるニコバル諸島に、大規模なコロニーが見つかり保護区となっていたが、2004年のインド洋大津波によって人も鳥も大きな被害を受けたそうだ。
ミノバトは食肉としてだけではなく、砂嚢の胃石を宝石として珍重する人々により狩りの対象になっている可能性が高く、かつ珍しい鳩として罠にかけてペット市場に売られるなどの違法な取引がなされている。さらに繁殖地となっている島の環境も開発の影響で損なわれるなどの要因から個体数は減少傾向にあり、現在は準絶滅危惧に指定されている。
日本では背部の羽毛が蓑に似ていることからミノバトと呼ばれているこの鳩は、インド洋にあるニコバル諸島やマレー諸島、ソロモン諸島やパラオに生息していることから、海外ではニコバルピジョン(ニコバルバト)という名で呼ばれている。ハト科のなかでは17世紀末に絶滅したとされているドードーに最も近縁の鳥といわれている。
体長およそ40cmで、脚は暗緑色で頭部は灰色、首の周りは緑と赤銅色が入り混じっており、尾の部分は白く、その他の部分は金属的な光沢の緑色という珍しい配色の鳩だ。
日本では福岡動物園や上野動物園で、飼育鳥として大切に飼育されているそうなので、機会があったら是非見てみたい鳥です。
レース鬼灯
お盆でご先祖様達を迎えるために、足元を照らして、我が家に迎え入れる道しるべの「ほおづき:鬼灯」
「ほおづき」を、使って「透かしほおづき」を作って見よう。
(作り方)
①新鮮なほおづきの実 ②瓶などの容器(ほおづきの実がすべて浸かる大きさのもの) ③水(適量)
(作成手順)
〇容器(瓶等)に「ほおづき」の実をに入れて、すべてが水に浸るまで水を入れ ます。 ※必ず実がすべて浸かるようにしましょう。 空気に触れた部分があると、黒ずんでしまうことがあります。
〇1週間から10日ほどそのまま置いておきます。(水の中で腐らせるので、当然臭いので(笑) ラップなどで蓋をしておきましょう。)
〇様子を見て水が濁っていたら、ほおづきを取り出し、流水で優しく洗い流します。 (中の果実を残して、ほとんど葉脈だけの姿になりました。)
〇残った組織は、柔らかい歯ブラシで「ほおづき」の繊維が破れない様に優しく洗い流します。 ※シミが残ったらは漂白剤に浸けると良いでしょう。
こんな感じの「透かしほおづき」が完成です。
女性の方は是非作ってみて下さい。 インテリヤにも良いと思います。