水清ければ魚棲まずと言いますが、最近目に触れることの少なくなっ
た「サワガニ:沢蟹」、その番いが三瓶山の麓に湧き出る清水「池」の中で
水藻や水中の虫を、あのハサミを巧みに使って口に運んでいます。
冬眠期に備えて栄養分の備蓄をしているのでしょうか。
私がこの地に住んでいた、昭和40年代末頃には、雨上がりの土道や、小
川の石を退かすと、その下からゴソゴソと出てきて、ごく身近に見られたも
のですが・・・聞けば、上流部に出来たキャンプ場やリゾート別荘の排水な
どの影響で、水質が多少変わって来ているのでしょうか。
そのために少なくなってきているのか・・・それとも、私自身がこんな深山に
分け入る機会が少なくなって、目にすることがないのかもしれません。
いずれにしても、今は自然水ブームで、富士の天然水など様々な水が店頭
に並ぶ時代ですが、試しにここの水を一口含んで見ると、「これは美味し
い」、まさに名水百選をしのぐ美味しさです。(厳密には無味無臭で、「美味しい」
とは言わないでしょうが) ~とにかく美味しい~
さすがにカニは棲むけれど、ヤマメやイワナ、マスなどの他に、「魚は棲ま
ない」様です。
淡水に棲むカニの中でも、このサワガニだけは、一度も海に出ることなく一
生を故郷のこの水(純淡水)の中で過ごすそうです。
”人一倍”土地への愛着が強い生きものなのかもしれませんネ。
~貴方にとって、今日も良い一日であります様に~
ルイ・アームストロングの「聖者の行進」をどうぞ
つい羨ましく思ってしまいます・。
こちらでは、美味しい水は買うしか
ないですから・・。
でも、takaさんはすごく味覚が繊細ですね、
素晴らしいと思います。
沢蟹の住む水、美味しいでしょうね、
生きている味がすると思います。
絵の沢蟹も愛嬌があって、自然っていいですね♪
片田舎。
昔は谷川をせき止めて、飲料水にするほどきれいな
水でした!
カルキの水が当たり前の今は、格別の美味しいさで
した。
それもあって、今でも自然水いに拘るのでしょうか!
おとなになってみることがなくなりました・・
そういうところに行かなくなってからなのかほんとにいなくなったのかはわかんないですけどね(´・ω・`)
美味しい水はスーパーで容器を買って無料の水をいただいてます^_^;
もある様で、実際には減ってはいないみ
たいで安心しました。
いつか写真で見た水遊びの画を見ると、
対馬こそ、きれいな自然水があちこち湧
き出ていそうな良い所ですね~
澄んだ美味しい水を口にふくむことができるのは幸せですね。
『”人一倍”土地への愛着が強い』で、うちの義父を想像してしまいました。
前記事の野紺菊の絵も美しいですね。
いいお話でした。
若者は仕事の関係もあって、土地への愛着は強いのですが、都会に職を求める人が多いのが実情です。
美しい自然はいつまでも大切にしたいですね。