窯出し 2020-08-08 21:42:24 | 仕事場(今戸焼 土人形 浅草 隅田川) 彩色中に同時進行に大急ぎで素焼きをしていました。 できたら今回の丸善で新登場に加えたい木型による招き猫と女の子の立ち姿です。窯の炉内温度が100℃を切ったので蓋を開けました。まだ彩色やりかけのがあってスペースが厳しいのでできて乾いたのを包んでダンボールに収納しながら、すすめていきます。
天神 2020-08-08 21:00:46 | 仕事場(今戸焼 土人形 浅草 隅田川) 今戸の天神は天保年間以降の泥絵具による配色があって、袍は朱色、袴は群青、笏は黄色、袖の中側は緑というのが基本になっていたのかな?と思っていますが、数年前、はじめて日本民藝館展に出品した折に、植物の煮出し汁を中心にしたより古風なイメージの彩色で仕上げるようになりました。天神の割型か暫く行方不明になっていたので、今年になってみつかり、久しぶりに作っています。袍はキハダ(漢方薬の黃柏)の煮出し汁、台は蘇芳(すおう)の煮出し汁で重ね塗りしています。