次郎の友達が遊びに来ていました。
次郎の部屋で、きゃっきゃっ笑う声がしていました。
そして、バリカンの音も・・。
はて??まあ、ろくな事してないな・・。
そして、数時間後、その友達は帰っていきました。
その後・・・。
リビングに入ってき次郎。
なんと、髪がきれいにセットされていました。
少々伸びた髪をワックスで固めたのか、アイドル風の髪型にしておりました。
「オレ、かっこよくね??」と自信満々に言う次郎。
「うん、そうだね。」と、そっけない私。
「よくね?」どうしても、『かっこいい』と言ってもらいたい次郎。
「うん、いいよ。かっこよくなった。それで、モテモテ間違い無し!!」と、感情のこもっていない私の言葉。
でも、それをまともに受け取った次郎。
「だよね?この髪、いいよね?」
いたく満足そうでした。
まあ、最近のファッションへのこだわり、スキンケア、髪型・・。
色気づくお年頃だとは思いますが、あまりにもナルシストじゃないかい??
他にやることないんかい??と突っ込みたい私は、ぐっと我慢。
口を開いたら、絶対にくどくどと言ってしまう。
昭和のおばさんは、ぐっと我慢して、平成ボーイを尊重しますよ。
P.S
腕枕、気持ちよさそう。