yamanba's blog

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五ケ山ダム、満水維持~併用開始は年明けか 

2018-09-04 19:17:17 | 五ケ山ダム

猛毒除草剤(2・4・5・T剤)の埋設現場を確認した後、五ヶ山ダムへ向かった。先月の西日本豪雨で満水になった五ヶ山ダム。現在は、放水を行いながら満水状態を維持している。一方、南畑ダムの水位は半分近くまで落ち込んでいた。豪雨直後は満水だったが、8月の少雨が影響したのか、かなり減っていた。五ヶ山ダムも試験湛水が終わっていないので、多くは放水できない。何しろ、今年3月の併用開始予定が大幅に遅れている状況なのだ。それでなのか、水位などのダムデータは全く公開されない。これは防災上、問題があると思うのだが。

福岡県によると、洪水期はこのまま満水状態を維持し、秋からふたたび水位を上昇させるという。ちなみに、サーチャージ水位(洪水時のダム限界水位)まであと6.3m。今後の雨の降り方次第だが、順調に水が貯まり、ダムに問題がないようなら併用開始となる。早くて年明けくらい(年内は無理)ではないか。そうなればデータが公開されるだろうが、これから本格的な台風シーズンを迎えるだけに心配だ。

ところで、来月10月1日、いよいよ那珂川市が誕生する。それに合わせて、アウトドア拠点「五ヶ山クロス」が始動する。目玉となるオートキャンプ場のオープンイベント、11月には五ヶ山クロスマラソンも開催される。「五ヶ山」のメジャーデビューも近い。

 

撮影日:2018.9.2

満水維持 水は売るほどあるが、、

 

 

 

 

 

展望台から枯葉剤埋設地(写真中央左奥あたり)を見る 五ヶ山ダムに流れ込む可能性もゼロではない、、

 

 

 

 

 

サーシャ―ジ水位まであと6.3m 

 

 

 

 

 

サーシャ―ジ水位時、ビオトープも沈む?

 

 

 

 

 

小川内地区も那珂川もすべて水の中

 

 

 

 

 

反対側から見る 手前に流れているのが那珂川 すぐそこで消えてしまっている  

 

 

 

 

こちらは、オートキャンプ場(桑河内ふれあい公園)の様子

管理棟は完成(右)、シャワールームは建設中(左) 前回視察時と比べて、あまり変わっていない 

 

 

 

《関連資料》

那珂川町。五ケ山ダム周辺整備計画関連資料