先月29日、五ヶ山ダムの視察後、五ヶ山クロスベースに立ち寄った。モンベルは通常どおり営業していたが、隣の飲食スペースは空いたままだった。近寄ってみると、貼り紙が。「五ケ山クロスベース・飲食テナント現地見学会」の案内だった。那珂川市は、先月から先週末まで、飲食スペースの活用方法や可能性について意見を求めるため、聞き取り調査や現地見学会に参加する企業や団体を募集していた。
個人的には、ここを「五ヶ山ヒストリーホール」にしてみてはどうかと思っている。なぜなら、ダムの底に沈んでしまった歴史があるからである。五ヶ山に纏わる歴史資料を展示して、「那珂川町郷土史研究会」や「那珂川町『歴史を学ぶ会』」を招いて勉強会をしたり。また、若い人たちにも楽しんでもらえるよう、アウトドアをした人たちが撮った五ヶ山の写真を展示したり。モンベルの登山セミナーを開催したり等々。これまでの経緯からして、飲食スペースというより多目的スペースとして活用したほうが、より多くの人に来訪してもらうことができ、観光化を進める上でも、よいのではないかと思っている。
一方、店内は厨房設備も充実しているので、そこは活用したい。五ヶ山クロスでしか食べれない料理(例えば、那珂川特産のヤーコンを使ったパンやピザ、パスタなど)をつくり、店内だけでなく、テイクアウトOKにすれば、五ヶ山キャンプ場で野営をしている人たちにも喜んでもらえるのでは。室内デザインは、飲食コーナーをダム側に配置して、コロナ対策として、これまで使用されていなかったテラスでの飲食もできるようにする。内装や照明(ダクトスポット)はそのまま使えそうなので、多目的スペースに、、駄目だろうか?
《余談》
ヤーコンはわが家の畑(那珂川市内)でつくっていますが、オリーブオイルで炒めるだけでも美味しいのですが、チーズと相性が良いのでピザにしたり。あとサクッと揚げてもOK。こちらはテイクアウトにぴったり。葉は蒸したあと乾燥させ、ヤーコン茶にしています。
撮影日:2020.9.29
五ヶ山クロスベース・飲食スペース 2月下旬から空いたまま、、
正面にテラス その向こうが五ヶ山ダム 歴史が眠っている、、
《関連資料》
・那珂川市。五ケ山クロスベース飲食スペースの現地見学会や聞き取り調査を実施します(2020.9.2)