昨日(21日)は、約400年ぶりに木星と土星が超大接近するというので、準備万端で待ち構えていたところ、夕方頃から雲が出はじめた。嫌な予感は的中。日没後、空を見上げると、見えるはずの2つの星の姿はどこにもない。雲は低く垂れて上がる様子もない。SNS上では、全国各地から写真がアップされていた。こうなると諦めるわけにはいかず、木星と土星の入り時刻(午後7時33分)まで粘った。すると、高いところの雲の切れ間から、一瞬、月が現れた。思わず、シャッターを切ったが、その後、ふたたび雲に覆われた。
今回は、2つの星の間隔が0.1度ほどまで接近する超大接近だった。これほど大接近したのは397年ぶりで、まさに貴重な現象だっただけに、見れなかったのは残念だった。それで、次回はというと、60年後の2080年の3月15日。もはやあの世で見るしか、、ちなみに、2つの星は徐々に離れていくものの、ここ数日は近いところにいるので、まだチャンスはある。”超”ではないけれど。
12月21日午後7時24分撮影(福岡市内自宅より)
一瞬、月が! 木星と土星は雲の中、、😢
木星と土星の超接近図(太陽系で内側を回る木星の方が動きが早く、土星を追い越すように接近する アストロアーツより)
今夜、見れればいいな、、(天気はあまり良くないようだけど)
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