那珂川市は、昨日(25日)、五ヶ山ダム周辺のアウトドア拠点「五ヶ山クロス」で整備している、キャンプ場など全ての施設のオープンを3月29日(金)にすると発表した。また、ダムサイト記念公園内にある商業施設の物販スペースには、アウトドアメーカーモンベルのグループ会社ベルカディアの入居が決定。「モンベル福岡五ケ山店」となる。モンベル直営店は福岡県内では6店目。当初、那珂川市は、全ての施設のオープンを3月1日に予定していたので、約1ヵ月遅れとなる。なお、商業施設内の飲食店はまだ決定していない。
キャンプ場など施設も充実して、県内外から多くの人が「五ヶ山クロス」に集まることになるのだろうが、問題はシーズンオフ(冬期)をどう活用するか。個人的には、ダムサイト記念公園内に歴史資料館のようなものをつくってほしかったのだが。というのも、ここ五ヶ山は歴史的にも大変貴重な場所であるにもかかわらず、ダム建設のためにそれらが失われたからである。五ヶ山に纏わる歴史を若い人達に伝授するためにも、史料などが見れるような場所があれば。アウトドアをしながら歴史を学ぶのもよいと思うのだが、、
「モンベル福岡五ヶ山店」イメージパース(那珂市HPより)
ダムサイト記念公園内に整備中の商業施設 ここにモンベルが入る (1月12日撮影)
展望台から見る 左が商業施設、右は無人管理棟(1月12日撮影)
オープンが延期されたキャンプ場 (1月12日撮影)
《関連資料》
・那珂川市。五ケ山クロスベース商業施設の物販テナントの入居者が決定しました(2019.1.25)