今年もミヤマキリシマの季節がやってきた。さて、今年はどの山にしよう。(今秋、宮崎へ移住するので)来年からは気楽にくじゅう登山ができないかもしれない。そうなると、やっぱりミヤマキリシマの名所、平治岳かな。。というわけで、吉部へ向かった。
吉部有料駐車場に着くと、平日にもかかわらず多くの車がとまっていた。週末が雨の予報なので、ラストチャンスと思われた方が多かったのかもしれない。(私も同様)吉部からは最短コースで登ることにした。ところが、このコースは現在一般登山者の利用はできないようになっていた。(通行止め規制はされておらず)途中で引き返すわけにもいかず、今回は登らせていただいた。(すみません)
平治岳は九電の社有林で、2011年から毎年春、ミヤマキリシマ植生保護活動を実施している。「平治岳の自然を考える会」をはじめ、九電グループ社員やその家族の方々が、ミヤマキリシマの生育の支障となっている樹木を伐採し、登山道の整備をしておられる。そのおかげで美しいミヤマキリシマを見ることが出来る。花はすでに終盤にさしかかっていたものの、今年は虫害が少なかったのか見事に咲いていた。これでまた1年頑張れる。くじゅうに、ミヤマに感謝。
撮影日:2024.6.7
ミヤマキリシマ、咲き誇る(平治岳山頂)
ここからスタート
大船林道(吉部登山口)
平治岳北西側、背丈ほどの枯れたノリウツギに覆われていた
平治岳山頂
三俣山とミヤマ(写真奥に硫黄山)
大船山とミヤマ(写真中央右に南峰)
山頂から先端へ
山頂斜面(スマホ撮影)
ミヤマを楽しむ人たち
斜面を見下ろす
色とりどり
山頂から少し下ったところ、枯れたミヤマも(正面は三俣山)
正面に北大船、その向こうに大船山(写真右は南峰)
黒岳と高塚山(写真右)
ふりかえる
ピンクのじゅうたん!(スマホ撮影)
ノリウツギとミヤマのせめぎ合い
ノリウツギ優勢
登山道に白いミヤマ!
坊がつるを望む
また来るね
大戸越(うとんこし)で休憩する人たち
平治岳を見上げる(大戸越)
坊がつるへ
大戸越から坊がつるまでは黒ボク土が続く
坊がつるに出た(右は大船山ルート)
テント場
帰りは暮雨の滝経由で
立ち寄ってみる
すぐそこ
暮雨の滝
吉部有料駐車場到着(泊りの方も多いのかな)
次項はくじゅう平治岳~登山道で出会った花たちです。
《参考》
九電財団。2024年度春 平治岳の『ミヤマキリシマ』植生保護&登山道整備活動を実施しました !!(2024.4.16)