桜が終わり、つつじの季節がやってきた。つつじと言えば、佐賀県基山町にある大興善寺。通称、つつじ寺の園内(75,000㎡)には5万本のつつじが植栽されている。昨年は緊急事態宣言が出ていたため入園中止だったとか。今年は例年とおり「つつじ祭り」がはじまっていた。11日(日曜日)、時期が早いせいか、人は多くなかったので観覧することにした。
ここは、福岡県筑紫野市と佐賀県基山町にまたがる契山(ちぎりやま)の麓につくられた山林植物園で、名所となっている「一目一万本」(1974年完成)を目当てに訪れる人も多い。この日はまだ蕾も多く、大体6~7分咲きといったところ。見頃は来週末あたりかもしれない。昔はゴールデンウィークあたりが見頃だったので、ずいぶん早い。地球温暖化はどこまで進むのだろうと思いつつ、園内を一巡りした後、病状が回復しない姉のためにお守りを買った。空を見上げると、もみじが美しく輝いていた。
※4月17日、見頃を迎えたそうです。詳しくはこちらで。
撮影日:2021.4.11
「一目一万本」 色とりどり
※「一目一万本」とは、数え切れないほどたくさんの意味
佐賀県基山町園部
コデマリの背後に見えているのが「契山」
長閑な風景
大和バラがお出迎え
美味しい?
小屋に咲く (昔、こちらのお家で大和バラの苗を分けていただきました。今、わが家で元気よく咲いています)
127段登って、大興善寺へ (ここは4~5分咲きくらい)
《大興善寺の由来》
平安時代初期、大興善寺は「無量寿院」を称する仏教寺院だったが、承和2年に火災で焼失。承和14年、慈覚大師(円仁和尚)が太宰府滞在中にここを訪問、惨状を目の当たりにしたところから寺の再興がはじまる。その大師が修行を重ねられた唐の仏教寺院が大興善寺だったので、この名が付いた。近年の説では、脊振山系の修験寺としての役割を担っていたという話もある。詳しい歴史はこちらで。
山門
本堂「草葺」 茅葺屋根
ここに生きる
もみじの饗宴
ここからスタート
蕾もたくさん
いざ、一目一万本へ
来週末あたりかな
6~7分咲き
まだまだ続く
ちょっとひと息
見上げる
シャクナゲがお見送り
秋に訪れたい
注)来週末、24日はイベントが目白押しなので、かなりの人出が予想されます。
《参考資料》