yamanba's blog

報道されない情報を発信します
気分転換に山の話題など

中秋の名月&油山と満月@福岡

2020-10-02 12:12:12 | 月・星

昨夜(1日)は中秋の名月、今朝(2日)は満月。6日には火星が地球に最接近して、31日にはふたたび満月がやってきて、地球から最も遠い最少の満月を見ることができたり、10月は天文ショーの目白押し。コロナ禍で外出もままならない中、夜空を見上げて宇宙を旅した気分になるのもよいかもしれない。星に願いならぬ、月に願いを込めながら。

 

※中秋の名月は、太陰太陽暦の8月15日の夜に見える月のことで、今年は満月が1日ずれて2日に。このように中秋の名月と満月の日付がずれることは、しばしば起こるとのこと。詳しくは「名月が満月とは限らない」(国立天文台)をご覧下さい。

 

満月から名月まで遡る(撮影:福岡市内)

油山と満月(2日6時00分)  ちなみに、満月の瞬間は6時5分

 

 

 こちらは6時2分の様子 油山に沈む寸前

 

 

 

中秋の名月(1日22時頃) 〈F6.3・1/640・ISO400〉

 

 

 

 

月の出始め(1日19時頃) 〈F5.6・1/60・ISO400〉

 

 

 

《参考資料》

国立天文台HP。ほしぞら情報(2020年10月)

 

 


五ケ山ダム、散策コースそばで土砂崩れ?

2020-10-01 16:51:41 | 五ケ山ダム

「南畑バイパス」の現調を終えた後、五ケ山ダムまで足を延ばすことにした。前回、訪れたのは4月だったので5カ月ぶりとなる。ダム湖を見ると、ずいぶん水位は下がっていた。今年は冬場に雨が多く、4月にはサーチャージ水位(洪水時最高水位413.4m)を超えていたが、梅雨に入ってからは雨の少ない状態が続き、6月には402mまで下がっていた。7月豪雨直後、ふたたび満水となったが、その後は台風による降雨も少なく、水位は徐々に低下。現在、397mまで下がっている。(下写真参照)

ダムサイトからダム湖を眺めていると、対岸(正面)にブルーシートが見えた。気になって行ってみると、(ダム建設の際に使用された)土捨場の奥の山肌が露わになっており、数人の方が作業にあたっていた。道路脇には「道路防災工事」と書かれた看板が立っていた。4月には異常は見られなかったので、7月豪雨でやられたのだろうか。もしかすると、ここは水の通り道になっているのかもしれない。作業の邪魔になりそうだったので問いかけはしなかったが、以前、この近くで小規模な土砂崩れが起きていたことがある。五ヶ山の地質は花崗岩や花崗閃緑岩で風化しやすい上、地下水が豊富なこともあって大雨になると崩れやすい。幸いなことに、今のところ、五ケ山ダム周辺では大きな災害は起きていないが、そうならないための工事なのかもしれない。

 

 

撮影日:2020.9.29

水位低下(木が茶色になった部分が見える) 遠くにブルーシート、、

 

 

 こちらは今年4月、超満タン(ブルーシートがある場所、こちらは異常なし)

 

 

 

現在の水位は約397m 見下ろすのが怖ろしい、、

 

 

こちらは今年4月、413m超(サーチャージ水位超)

 

 

 

現場到着  土砂崩れ跡らしきところを重機で掘削中 

 

 工事ほぼ完了(2020年12月23日撮影)

 

 

 

道路防災工事看板

 

 

 

 

現場あたりの地質は花崗閃緑岩 (産総研 地質naviより)

 

 

 

 

ちなみに、五ケ山クロスキャンプ場上の土砂崩壊場所では、まだ工事は行われていなかった。

大きな変化はない様子 (望遠レンズを忘れてしまったのでこれが精一杯)