ロング・ロード・アウト・オブ・エデンイーグルスUNIVERSAL INTERNATIONAL(P)(M)このアイテムの詳細を見る |
イーグルスの実に28年ぶりのスタジオ録音のCDだ!
買おうかな、とは発売の時から考えてはいたけれど
この前横浜の「LAST WALTZ」に行って、70年代のサザンロックを聴いて、是が非でも欲しくなった。
なんと今回のアルバムは2枚組みだ。
Disc1の1曲目は、生ギター1本でご機嫌なハーモニーを聴かせる「失われた森を求めて」
2曲目はシングルカットされて、世界中のチャートで上位に入っている「How Long」だ。
いかにもイーグルス!という感じのカントリーテイスト溢れる曲だ。
この1枚目は、昔の絶頂期のイーグルスを思い出させる曲が集まっている。
Disc2は、一転してほとんどがマイナーの曲となる。
ライナーノーツを読むと、本当は01年の秋にイーグルスは新アルバム作成に入るはずだったらしい。
9/10にはスタジオに機材も揃い、メンバーの到着を待つばかり。
その次の日が、あの「9.11」だった・・・。
結局6年を経てレコーディングが実現した訳だ。
9.11の直後にドン・ヘンリーが書いた曲が、最後にボーナストラックとして入っている「Hole In The World」とのこと。
この曲を含めて、メッセージ性の強い曲が多いように感じる。
イーグルスも、「9.11」を境に混沌と混迷のアメリカに呑み込まれたのかなぁ。
しかしドン・ヘンリーを始め各メンバーの歌声は老け込むことなく、艶々と輝いている。
グレンもジョーもティモシーも!
ハーモニーも相変わらずカッコ良くて最高!
2年前?に来日した時に「もうこれが最後かな」と思ったけれど
また生で新アルバムの曲を聴きたいな。
ぜひ来日して欲しい。