東鳴子の帰りにYONEZAWA GYU OFFICE の「土神ときつね」を観に行ってきた。仙台公園の楽。
宮沢賢治の童話をモチーフに、途中に賢治の書簡集からの手紙の朗読や他の童話の一節を盛り込んだりした3人芝居(+楽師=チェロの山本さん)。
うーむ、正直言って、普通の起承転結のストーリーがある芝居ではなく、かなり前衛的(ゴメンなさい、表現が違うかも)な作品なので、なかなか難解だった。でも50席程度の客席が、舞台を挟む形で配置され、俳優が数メートル先で演じる芝居は、若かりし頃に観に行った黒テントとか小劇場の芝居を思い出し、懐かしくもあった。まさに役者の息遣いや表情が手に取るように分かる。
音楽は、仙フィルのチェロ奏者山本純さん。作曲から関わったそうで、宮沢賢治の世界にピッタリの音楽だった。これまたBravo!
Gyuさん、山本さん、楽しい時間をありがとうございました。