☆11月某日 「イクラの醤油漬け」を作った・・・
近所のスーパーに買い物に行ったら生筋子を売っていた。北海道では良く見たがこちらのスーパーではあまり見かけたことがない。「こりゃあイクラの醤油漬けを作らねばなるまい!」と早速購入、約150gで1,400円ぐらいだった。
「イクラの醤油漬け」はとっても簡単。①生イクラを水道の流水でよく洗う。結構しっかり膜にくっついているので、身がボロボロ落ちることはない。(一応下にザルを置いて・・・)②もう一度ボールの塩水で軽く洗う(ものの本には3%の食塩水と書いているが、あまりしょっぱくならない程度でOK)。③イクラをぬるま湯の食塩水の中でほぐしてゆく。または100円ショップで魚焼き網を買って、その上で軽く押し付けて回すようにしてほぐす。網を使うと本当に簡単。ぬるま湯食塩水も結構簡単にイクラが膜からはずせる。ぬるま湯でやった場合は最後に冷水にさらす。少し白くなったイクラがまた鮮やかなオレンジ色に戻る。④ザルで水気を切り適当な容器に移す。イクラ100グラムに対し、醤油大さじ1、酒大さじ1、みりん大さじ0.5を混ぜて容器に。このタレは目分量でもOK。⑤30分~1時間冷蔵庫で馴染ませて出来上がり!
約2時間漬けたものを熱々のご飯にドバドバッと乗せて、ハグハグッと掻きこんだ。イクラの粒々が口中で弾け、濃厚なコク味がご飯に絡まり一気に胃袋にキュルリンキュルリンと飛び込んでいくのであります・・・(小泉先生のパクリ)。でもこうやって自分で作れば、多分市販品の3分の1~4分の1の値段で楽しめる。ぜひ挑戦願いたい。
我がお手製のイクラ醤油漬けは、家族4人で食べてもまだ半分も残っている。さあ今日も・・・と思っていたら、テレビでたまたま仙台の荒浜という漁港の漁師料理をやっていた。「はらこ飯」といって仙台ではごく一般的で仙台駅の駅弁にもなりいつも大人気。「はらこ飯」は要するに鮭の親子丼。鮭の生身を一口大に切り、醤油と日本酒とみりんのタレに漬け込んで、網で焼く。鮭を漬けたタレをご飯を炊くときに混ぜて味付けご飯にする。このときに切り身を一緒に炊き込んでも良い。味付けご飯を丼ぶりに盛り、焼いた一口大の鮭を並べ、真ん中にイクラの醤油漬けを盛り付ける。食べるときはごちゃごちゃと混ぜて食べたほうが美味い。どうです?美味そうでしょう!これも簡単にできる仙台の味です。
私は塩鮭が大好きだ。塩鮭がおかずの時は最後は鮭茶漬けで締めないと食事が終わらない。カリカリに焼けた皮が、またお茶漬けにぴったり。最近はしょっぱい塩鮭が少なく、お茶漬けには物足りなくて残念だ。イクラは普段はあまり食べない。健康を気にすることもひとつだが、寿司屋などではイクラやうによりもひかり物や貝類の方が新鮮で美味しい。でもイクラの醤油漬けは美味いな。ご飯が何杯でもお替りできる。やっぱり私には目にも体にも毒かもしれない・・・。
材料:米五合(もち米少々まぜる)、しょうゆ75cc、砂糖 大4、酒 100cc
1、生鮭を薄くスライスし、はらこをぱらぱらにしておく。
2、調味料はまぜて、一煮立ちする。
3、2の中に鮭をぱらぱらといれて、さっと煮る。
(煮すぎないこと)
4、鮭を取り出して、煮汁の中にはらこをいれて、さっと火を通す。(色がかわらないうちにあげること)
5、煮汁をといだ米にまぜて、炊きあげる。
6、十分に蒸らしたあと、器に盛り、鮭のスライスとはらこを盛りつける。
はらこ飯が食べたくなった~。
まぁ〜、随分古い記事をご覧になったこと!(笑)
さらになぜ「キュルリンキュルリン」で検索?
最近はたまにしか更新しませんが、またお越しください!