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サザンオールスターズのライブを聴きに行った。
うううう~~~~ん、すごい! オジサン脱帽! サザンのライブは初めて聴いたが、こんなにすごいとは!今まで聴いたドームや武道館のコンサートとは全然違う。これは一言で言えば「一大スペクタル歌謡ショー」だ。
♪サザンオールスターズ「灼熱のマンピーG★スポット解禁!」
そう、ライブコンサートというより、ド派手なショーを観ている感じだ。花火はガンガン挙がるは、風船は何万個も舞い上がるは、巨大なクラッカーみたいな装置から金色のリボンを降らせるは、ダンサーが舞台を縦横無尽に走り回るは、ストリングスのメンバーがあまちゃんの格好でせりから上がってくるは…。
圧巻?は「R‐18指定」と桑田が自らのたまう、巨大なきのことアワビのハリボテが登場し、「マンピーのGスポット」の演奏に合わせ、下手と上手から真ん中に向かって進んでドッキング?
そして5万人の観客全員に配られ、みんなで手首につけたリストバンド式の照明器具が、自動的に七色に変化する(信号で制御しているらしい)。その光でアリーナに一文字が浮かび上がる。
懐かしいヒット曲のオンパレードもあり、3時間半があっというまだった。
桑田は僕と同じ昭和31年生まれ(彼は早生れなので学年は上)。でもなんともパワフルな中年魂を見せつけてくれ、サザンと桑田自身の完全復活をアピールした。
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とにかく圧倒されて言葉もないオヤジでした。懐かしい名曲の数々も聴かせてくれたが、聴き応えより、断然「見応え」の方が優ったライブだった。
この前、山下達郎が自分のライブで「僕はドームやスタジアムではコンサートをやりません。自分が聴いてつまらないと思うものを自分でやる気がしないからです。そういう意味では、僕は桑田やユーミンとは違う。あー、でも嫌いということではありませんよ」と言っていた(要旨)。
だろうねー、目指すものが違うし、聴かせ方が全然違う。どっちが良い悪いではない。どっちも楽しいけど、それぞれが別もの。次元が違う(どっちが高い低いはない)。
でも僕は、サザンのライブは、そうしょっちゅう聴きたいものではなさそうだ。毎年のように聴くと、ゲップが出そう。
PS)
宮城スタジアムは遠すぎだ。山の中で、基本的にシャトルバスしか交通手段がなく、往き帰り大変だった。そりゃそうですよ、5万人だもの。
オジサンもダイエットして足腰を鍛え、サザン並みに頑張らないと!