ふろしき王子のブログ◎
出前講座開催☆
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メール isamix@gmail.com
 



今日は夕方から、テレビのVTRを撮ってきます。

TVも本づくりもWSも、時間に追われて雑になってしまわぬよう、
一つ一つを、リラックスして丁寧にやっていこうと思います。
そうでないと、計画通りに間に合ったとしても
人の心に深く響くものにはならず、
何より自分自身の充足につながらないでしょう。

これからは、もっともっと、
自分や仲間の思いに耳を傾けて、
細かくやさしく、進めていきたいです。

もしも何か、違和感やすれ違いを微細にも
かんじたら、取り越し苦労はせずとも、
自分が思った内容をきちんと、敬意ある表現でつたえたい。

漠然とであれ疑問をはらんだままでは、
創造的な共鳴はうまれにくくなるでしょう。

家族でも仲間でも、ともだちも仕事も、
コミュニケーションが鍵。
子どもがちらりと漏らした思いを、
忙しいからと適当にあしらわないで、
尊重すること。

今を息吹いている、一人一人と本音で向き合う。
そのためには、
予期せぬ時間が必要となる場合もあるから、
たとえ急に予定が変わっても大丈夫なような
段取りや信頼を、誰もが共有している世の中になったらよいです。

ぼーっと、
何にも仙人な時間を
ちゃんと持っていること。
ぽわぽわと、揺るる時間こそが
真の宝ものです。

なにか忙しくしていないと自分に価値を感じられないというのは、
病のひとつ。

誰かの反応や自分の所属するものという、外側に、
アイデンティティーを求めてはならない。

自分を肯定でき、不足感がなくなれば
それを他人に責任転嫁して
攻撃することも無くなる。

まずは自分自身のリラックスを。
自分という他人をあたたかくいたわることが、
なによりも大切に心がけたいところです。

明日は、朝の10時半くらいから
FMヨコハマ『Lovery Day』に、
電話出演の予定です。

聴取可能な地域の方は、よろしければどうぞ。

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生地を買いました。
きのうは麻、
今日は、麻、と綿。
どれも、すてきな生地。

よい風呂敷は、販売するだけでなく
撮影につかっても映える。
えらぶ基準は、何か氣になったものを
直接触れること。

小~大の、どのサイズにするかを、
厚みや柄のこまかさ、結んだイメージなどを
総合して決めます。

手づくりで、同じ生地も大量に仕入れないため
風呂敷講座のあと、希望者に販売する程度ですが、

今後は、デザインして製作は発注するオリジナル風呂敷も作るでしょう。

あす、縫おう。
明日は他に、テレビの企画の参考用の動画を
自宅で撮るのと、
息子がかぶと虫の飼育箱を木でつくるのを、手伝う、
息子と多摩川で鮎を捕るなどの予定です。

長梅雨で、街路樹にはきくらげさえ繁殖している。

本日の帰りの荷物、
ふろしきの中身は

・冷凍焼き菓子
・冷凍ソーダブレッド
(同級生の手づくり)
・お塩
・ふろしき
・着替え
・保冷剤(明日の鮎用)
・タオル
・買った生地10m

こまごまと、貧乏多忙ですが、
姿勢だけはよくして、
流れを伝いながら生きています。

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昨夜のかえり道は、荷物が多かった。
リアルな対峙から、より実用的な
結び方や発見も出やすいものだ。
風呂敷は、頭のなかでこねくり回さなくても
実際にむすんで、現実の結果を確認できる。

いつものふろしきリュックに加えて、

・砥石
・味噌
・塩
・調味料
・水
・着替え
・金べら
・ふろしき
・他

重たいものを手で持つとき、持ち手は2つあったほうが
負荷が分散される。

さらに、中身が動かず、持ち手も重みで引っ張られない方が楽なので、
このたびはトートバッグの結び方にしました。

4つの角をそれぞれ大きめにひとつ結びしてから、
その先同士を2組、真むすびするという
見た目にもわかりやすいバッグです。

形が固定されすぎるのが、通常のカバンのもどきを
目指しているようで性に合わず、普段はあまり使っていなかった。

口がひらいたままのため、自宅で
うさぎの飼い葉を入れておくのに便利だった。

しかし今晩、このバッグのよさを再発見しました。
開閉などの自在性は減るけれど、
重い荷物でも持ち手がずれずに安定する。

現在制作中の新しい本から外していましたが、
やはり載せることにします。

スイカのように重たいものは、「すいか包み」と呼ばれる
持ち手が1つの結び方よりも、このトートバッグのほうが持ちやすいです。

中でスイカが動きまわらぬよう、4つのひとつ結びを
大きめにするのがおすすめです。

ただし、ひとつ結びによって布がとられるので
大きめの風呂敷をつかうか、
サイズが足りなければ、ひとつ結びの代わりにシュシュで
締めるなどのアレンジをすれば大丈夫です。

とにかく、持ちやすくさえあれば、
重くたって、姿勢と呼吸によって
からだは健全に鍛えられ適応し、
より便利な身体へと変化します。

身のこなしが軽くなれば、心の重くなるような事案でさえ
ひょいと解決できたり、前向きな認識に改めやすくなると
思っています。

風呂敷は、その現実の意味を変えてしまう。
すてきなほうの、意味へと。

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ふろしきを、20年間ほぼ毎日背負いつづけたことで
足腰と背中はかなり鍛えられいるようです。

ただ、腕の筋肉をあまり使ってこなかったので、
最近はそこいらを意識して、より便利なからだへの進化を
めざすというか、むしろ昔の人の身体能力に憧れを抱いています。

高校時代に肩より上がっていた重心も、
現在は足裏より下がっているため、
アイデンティティーを自覚できないマイペースを生きているかんじです。

さて本日、いつも背負いたるふろしきリュック
(忍者リュックと名付けています)
以外に、もう一つふろしき包みがあって、
その中身は結構でかいのです。

・濡れた砥石
・水性ペンキ1.8リットル
・ハケとトレーとローラーと筆
・お客様に届ける、実家の店の包丁
・着替え
・撮影用のふろしき
・金物掃除用のクエン酸
・トイレのにおい消し用に置いておくマッチ
・実家の水道蛇口用のパッキン
・川原でみつけた、ガラス石
・台所のふきんにする手ぬぐい

これも背負ってしまえば楽ですが、
腕を鍛える意味でも、手持ちします。

それでも、持ち方がよくないと余計な硬直や肩こりをまねく
おそれがあるので、
どんな境地であっても姿勢をよくすることと
息をちゃんと吐くことが大切です。

よい姿勢とは、腰という台の上に、お腹も上半身も
ちゃんと乗っかっている状態です。

腰の台からだらんと落ちて、お腹が外へずり下がってしまうと、
許容量以上に食べすぎることにもつながり、
消化不良、肥満、胃下垂、
骨や間接の負担などの原因の1つになります。

ふろしきは、からだの使い方とセットで
より便利になります。
僕自身も、風呂敷を背負うようになってから
歩き方がいわゆるナンバあるきに変わり、
それで走ると忍者はしりとなって、
背中のふろしきが揺れないようになりました。

お腹を捻らず、からだが上下しないので、
食べてすぐ走っても痛くならないし、疲れにくくて
省エネでもあります。

こうした身体のつかい方と
風呂敷があわさることで、
重たい荷物もそれほど負担なく、一部の筋力にたよらずに
全身のたすけあいや重心移動などで
なんとなく、これまでもずっと、
マイペースで何とかつづけて参りました。

その中にはいつも、助けてくれたり応援くださっている
多くの人たちがいることを忘れずに
これからも
丁寧にやっていきたいと思っています。

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九州地方を襲っている
不自然なほどの集中豪雨が
小難に抑えられるよう、つよく祈ります。

今後は、災害に負けない山林と都市の設計と、
地域近隣の人同士の絆を、より確かなものへと安定させてゆく
必要があるでしょう。

七夕の願いは、夢みるどこかではなく、
いま具体的に取り組んでいることを記すと、
目標以上の星のしずくが添えられる結果に
なるかもしれない。

現在、ふろしきの新しい本に取りかかっているので、
願うなら
「すてきな風呂敷の本になりますように」

6つの魅力を織り込みたい。
1.他の本にはない結び方も紹介
2.写真やイラストが可愛い
3.本そのもののデザインがありがちではない
4.使ってみたくなる結び方
5.写真の背景にも趣きがある
6.風呂敷以外にも通じる真理がある

失敗しても元に戻せて
何度でもやり直せる、ふろしきの心を、
社会の仕組みにも採り入れたら、
とりかえしのつかない事故などを減らすことにもつながる。

風呂敷は、物でも道具でも材料でもありながら、
同時に、方法論でもあるから、
あらゆる分野に生かすことができる。

堅固にかためず、用が済んだら元にもどせる仕組みのほうが
想定外の事態にも、しなやかに形を変えて柔軟に対応と解決をはかれる。

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昨夜、仲御徒町と秋葉原のあいだくらいにある
ご近所バル一丁目というお店にお伺いしました。

打ち合わせや交流を兼ねた会です。
浅草の実家から遠くないので、雨のそぼ降るなか
自転車で向かいました。

頭には手ぬぐいを巻きます。
風呂敷バッグは小ふろしきをたたんだ帯をつなげて
斜めがけで背中へまわしてから、
水につよい大風呂敷の羽織で、背中とバッグをくるんだかたち。

シャーと突っすすめば、10分弱で着きます。

バルといっても僕はあまりお酒を飲まないので、
最初の1杯だけビールで乾杯し、
次はソフトドリンクになりますが、
烏龍茶は味氣ないし、甘いのも控えたいので、
わがままを言って
炭酸水にレモンを搾ってもらいました。

最近はこれがなかなか好ましく、多少塩を混ぜることもあります。

とてもアットホームで親しみやすいお店と店主、常連さんたち
でしたので、いずれまた遊びにいきたいと思います。

チョコをお土産に持ち帰ることになりましたが、
風呂敷バッグに入れると、中で体に近づいて
体温で溶けてしまう可能性があるので、

小ふろしきで包んだものを、バッグの外側に
結びつけました。

このようにして、風呂敷はいつでも
中身や状況、事情にあわせた
よりふさわしいアレンジを、都度即興で創作できるものです。

買いもの袋はこの結び方!と確定されているわけでもありません。

なんでもお弁当つつみで運べますし、
そこから持ち手をつけたりなど
自分のやりたいアレンジを自由にすればよいです。

新しい技が、うまれては消えてゆく。
二度とは来ないこの瞬間の一点に、
すべてのまごころを込めて向き合いたいと思います。

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晴れた日はすっかり夏の風情で、
街角にはくちなしと引き継ぎ作業を
するかのように、ノウゼンカヅラや百日紅も咲き出している。

現自宅は郊外にあるため、道ゆく人のマスク姿も
だいぶ減った。
厚生労働省からの周知依頼には、
熱中症予防のため、屋外で人と2m距離を保てる場合は
マスクを外すことが奨められている。

実際にマスクに予防効果があるかは不明のようだが、
咳をする人がつばを飛散させないエチケットとしては
変わらず必要だろう。

また、道では外していても、混みあう電車内では
多くの方が着用している。
車内はたいていエアコンが効いているから、
マスクをしたところで熱中症のリスクは高くないだろう。

個人的には、一般的な不織布のマスクの皮膚感覚が苦手なので、
風呂敷を縫った余りの生地で
手づくりした、麻のマスクを使っている。
これはなかなか楽なでストレスが少ないが、
ひらけた野外では外すことにしている。
苦しくても周囲に同調しようと努めて、
熱中症や酸欠になるという人を減らすための、見える化に貢献したい。

自宅は郊外とはいえ都内にあり、町内会の関わり合いは
よくもわるくもそれほど厚くはないが、
地域によっては周りと違うことをすると総スカンを
食らうところも未だにあるだろうから、
涼しい麻マスクなどで体を守りながら、
存分に深呼吸できる場所や時間を確保してほしいと願う。

さて、僕が週に数日手伝いに行っている
実家の店でも、昨日からレジ袋有料化がはじまったようだ。
先日の話では、一律5円にすると聞いたが、
今日確認したら店のツイッターにも記そうと思う。

レジ袋の大量生産を減らす代わりに
同じ石油由来のエコバッグを量産し、結果的には長持ちせず
使い捨てとなっては本末転倒だ。
こういうときこそ、風呂敷を再発見してほしい。

布、とくに衣料品もまた、大量廃棄の問題がある。
よいものを、手入れしながら長く大切に愛用する
という意識改革のほうが重要だ。

このたびのウイルス騒動の自宅待機中では、
内省や哲学をする時間を持てた人も多いと思うので、
これからの生き方、ものの選び方、お金のつかい方、
働き方は少しずつ変化して、世の中がより自然のバランスへと
向かってゆくのを期待しているし、その一助となっていきたい。
本氣で、でも肩の力は抜いて、
風呂敷をきっかけに環境をよりよくする動きをつづけていこう。

お店の手つだいもあるから、風呂敷活動は縮小すべきかと、
以前、何でもわかる友達に相談したところ、
「もっと広げたらよい。風呂敷なかまをふやして協同するのだよ」
とアドバイスいただきました。

このブログにたびたび登場する写真のモデルさんも
なかまの1人で、以前本をつくるとき、
知り合いだった彼女にモデルをお願いしたご縁ですが、
その後、ありがたくも本当に風呂敷つかい(=まほうつかい)になって、
ふだん使いに、仕事の出張にと、日夜愛用してくださっている様子。

いずれ代理で風呂敷講座をお願いする場合が
出てきたとき、たとえ色々と器用に再現できても、
日常つかっていない人には任せられません。

というのは、実地の風呂敷はいつでも例外的な状況に対する
アレンジや即興が求められるので、
ただいくつもレシピ通りに結べるだけでは、
講習における多様な質問や要望に応えるのが難しい。

答えを知っているかどうかではない。

どんな質疑にも自分のことばで語れるかが大切で、
そのためには、様々な豊富なふろしき経験が必要。
毎日つかっていれば色々あるから、
体験による自然体で答えられる。

講師としてのプライドから、言い訳や屁理屈で切り抜けようとしても
確実にバレるので、分からないことは
「そこはまだ知らないので、研究を深めてからあらためてメールでお返事します」
のように、素直に伝えたほうが信用につながるだろう。

ともあれ、都内にも地方にも、かけがえのない仲間がいる。
今後はより密な連繋をもって、
あかるい未来を子どもたちにのこすための
ふろしきの心を、たんたんと深めながら、
広がっていったらと思っている。

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6/28日、定休日。
表に出なくても、商店街を支える
縁の下の力持ちは、毎朝近所を掃除をする人、
ほほえんで散歩しているおばあさん、
路地の鉢植え、スタッフ同士の思いやりある
コミュニケーション、子どもの声、倉庫で流す汗、
ごみの収集。夜の雨。朝の太陽。夕方の風。
そんな土台を大切に思う。

@kappayokoyama

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昨日きょうの一泊二日で、浅草の実家の店の手伝いでした。
パートです。
ちなみに、お店は合羽橋道具街にある、ヨコヤマ。
商売っ氣はすごく多いとはいえませんが、
まごころだけは負けないよう、懇切丁寧かつ
ユーモアのある接客を大切に思っています。

お店を通して、豊かなコミュニケーションを持ち、
お客さんのしあわせにも貢献したく思うので、
ただ物を売ればよいのではなく、
物をきっかけに広がり育まれてゆく、未来のすべてにとっての
ちょっとした、大切な種まきとひとしずくになればと希う。

帰途はささやかなお土産が
ふろしきに包まれている。

妻に買った麦わら帽子、
屋上で摘んだたくさんの青ちそとえごまに、ルッコラ。

息子にあげるステンレスのぴかぴかの宝箱と、
返すお金(爆)◎

オーブンシート。
知らない人からもらった梅ジャム。
今週から再開したふろしき朝活の主催者さんと
物々交換でいただいた、本麻(ラミー)と大あさ(ヘンプ)のマスク。

早く家に着いたらよいのに、
これを書いていたら電車で乗り過ごした。

徒歩ほほっほ♪

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次回、実家浅草行ですること。

・納品
先に三ノ輪に立ち寄り、本のための撮影でも
お世話になっている、ワンダフルというお店に
てづくり風呂敷その他、旬の品をお届けする。
それもあって当日は、いっそう早起きする予定ぢゃ。

・合羽橋の実家お店に着いたら、
川原で拾ったガラス石を店内にディスプレイしたり、
仲間の店員さん達にも差しあげる。
日々の変化は店にそよ風を起こし、いのちをそそぐ。

・屋上の畑に、キウリととうもろこしを植える。
青ちそとエゴマは、来るたびにどっさりと繁っている。
エゴマはスタッフに、シソは夕飯のお店へ持ってゆこうかと。

・雨漏りの原因となるひび割れが、店の屋上に
2ヶ所あるのを、コーキングで埋める。

・10年以上まえに手づくりした木の鳥かごを
現在の住まいに送るか持ち帰る。


・お店を終えたあと、床の黒ずんだワックスをはがす。

・風呂敷の活動の打ち合わせをするかも。

・翌朝は久しぶりに、浅草で
ふろしきの朝活(一部へ動画配信も)
をする予定です。

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実家の屋上に蒔いた種から、エゴマと青ちそが
人に配れるほど採れている。

週に1度訪れて実家に1,2泊している程度なので
水やりもほぼ雨頼りですが、
期待以上のワンサカ娘に育ってくれて
ありがたいことです。

トマトやゴーヤ、モロヘイヤはまだそれほど繁っていないので、
肥料不足なのかと、草しか食べていないうさぎの糞(無臭)を
試しに少々うずめてみました。
次週どう変化しているか、楽しみです。

ともあれ、日当たりのよい屋上は、日蔭がちな地面より
むしろ野菜は育ちやすいかもしれないし、
排ガスの影響も多少少ないだろう。

でも、それが地面でも路地の鉢でも、
街路樹の下であっても、
日々、人の目と手と思いを注いだなら、
植物は理由あるリアクションを必ず見せてくれる。

日野の家には今、キウリの苗もある。
それを実家の屋上に植えて、げんきににょっきりと
育ってくれたら、お店のスタッフの方たちと、
自家製の味噌をぬってかじる、
そんな夏の、夢をみている。

店は道具屋だけど、そこには道具に関することだけでなく、
様々な世界が同居している。

人のよろこびもまた、
表向きの目標とそこへのプロセス、
つまり本業、それとは無関係にみえるところに
人それぞれの本質や生き甲斐があったりするものだ。

それはそのままでもよいし、
併せて趣味や副業にするのも、
転職するのも自由。

自由意思、じいう行動を、
会社や社会が抑圧してきても、
決してまるめこまれることなく、
自分がその権力や理不尽をまるめこんでしまえ。

あなたはかしこく、
自由なつばさを愛し、
そしてたくさんの存在に愛されているから、

やさしい心で蒔いた種は、
いつか必ず、大輪小輪の花々をさかせる。

恩師のことば
「何をしても苦労はあるから、
好きなことで、
すきな人と、苦労しよう」◎

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ふろしき仲間たちと協同する漫才風呂敷講座のほか、
これまでのようにピンでも変わらずつづけてゆきますが、

友人いわく、僕は芯が生真面目だそうなです。
まじめな者が真面目に表現するよりは
やわらげた方が調和するため、

今までも多少はユーモアを添えようと
意識してきましたが、
より、ボケをふやしていっそう楽しい講座にしてゆきたいと思います。

折しも、ウイルス騒動もあって
動画配信の需要や日常化がありますので、
エンタメ色を増すのは意味のあることと感じます。

結び方は、丁寧に分かりやすければよいのではなく、
受講者が興味を持つことが大事なので、
堅苦しくなく、笑いのある講座へと
切り替えて参ります。

それは無理に演じるのではなく、
より自然体で臨むことで、即興の面白さが出てくるでしょう。

思い起こせば、10年ほど前、あらびき団という
お笑い芸人の登龍門のような番組に
何故か出演したことがあります。

そのときはお笑い志向が無かったので
あまり期待に添えなかったかもしれませんが、
オファーがあったのは何らかのご縁なので、
感謝の意も込めて、今後、面白い講座へと向かっていけたらと
楽しみにしています。

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ホームページ
http://furoshikiouji.asia/
のトップの写真がカタカタするのは、
1つの動画ファイルにすることで解決したようです。

今後はより躍動的に、スライドショーから、
動く映像へと向上させる予定。

本日は実家へ。
牧草由来の堆肥を、野菜用に持ってきました。
よい土になると嬉しい。

短ぱんと下駄も、宿泊時の部屋着として用意しました。

路地の金魚には砂利を足します。

雨の前に、屋上のひび割れの補修もします。
曇りなら作業はしやすいかと。

様々な作業を、店の手伝いの合間に手早く、
氣づかれず(きづかれてもよいが)、忍者のように
無駄なくぱぴっと行なうようにしている。

しかし一見無関係なあらゆる行動は、
互いに補完しあうもので、結果的に
お店の進化へとつながるものだろう。

まだまだ、余計な経費がかさんでいると思う。
売上をあげようとするばかりでなく、固定費を減らそう。
その分を人件費に回せば、モチベーションと内容、サービスの
充実へ向かう投資ともなる。

ともあれ、何事も片付け掃除からはじまる。
ちょっとした片隅を整えつつ、
美の連鎖反応を
世界へと広げてゆこう。

追伸
風呂敷講座のエンタメ枠として、
漫才ふろしき講座を始動しています。

全国の風呂敷なかまと連繋しながら、
笑えて楽しめて、役にたつ伝え方を
生み出してゆこうと思います。 

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白いくちなしの、優しいかおり。
可憐な、ユリのオーラ。
ムクドリの若鳥。
ノウゼンカヅラの夏色。

今日は、愛知県の春日井市でふろしき講座です。
テーマは防災。

とゆうても、風呂敷の使い方はいつでも臨機応変なので、
非常用の特別なむすび方があるのではなく、
応用、アレンジ、見立ての1つになる。

状況と環境によって、答えも変化する。
その問題を、その場にある素材を生かし組み合わせて
するりと解決する。

選択肢が少ないと、ときに致命的な無理をしかねないので、
日々の日常の暮らしのなかで風呂敷の技を
身につけていれば、涼やかに事もなげに対処できる。

技といっても、ふろしきはとてつもなく簡単だ。
大切なのはさじ加減で、
結び目の大きさの調節次第でも結果は変わる。

現代は、既に使い方が決まって、用意されており、
誰がやってもそこそこ形になるという商品に
囲まれているため、小刀のように、初めはおぼつかなくとも
使いこなせば便利至極、という身体化の感覚が減っていると
思われる。

失敗しない、無難で表面的な道具やレシピは、
勘や身体感覚を低下させる。

本来、1人1人の体の癖は異なるため、道具も自分に
合わせて作ったり改造するのも自然であるし、
逆に、どんな道具も使いこなせる、柔軟な身体性の、
双方の歩み寄りあって、まほう使いとなれる。

ともあれ、本日の講座は、非常時における
様々な場面で、風呂敷をどう生かして解決へつなげるかを
まずは受講者が自分で考えて試してみる、
というスタイルを主にしよう。
みんなで先生のいう通りに、1から順を追い真似てゆく
ような、駄目な学校のようなやり方はしたくない。

それでは暗記すれば成績がとれるのと同じだが、
実際はリアルにどんな状況が訪れるかは未知なので、
先生のいう通りにやったけど、
中身がでかくて風呂敷の角が届かなかったから
無理でした、ということにならないよう、
ゼロから自分で、不器用でも愚直に試して、
たくさん失敗する中に発見や感動も得、
自分のからだを、
自分のふろしきを
見つけ育てていく、
そういう人がふえていったら、
世の中はもっと、
たのしくなるだろう。

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屋上にさつま芋を植えた。
エゴマはどんどん収穫できているが、
トマトやゴーヤは小さいままなので、
肥料分が足りないと思っている。
次回、何らかの堆肥か糠など混ぜてみようかと。

屋上から階下への雨漏りは、かなり前に
ひび割れをコーキングしたときに
ヘラが無くてきちんと埋まっていなかったと
思われるため、このたびいったんはがして
再びしっかりと塗り固めた。
ただ、材料が途中で尽きたため、これも次回つづきをする。

お店の屋上からの雨漏りは、前回のコーキングが効いたのか
その後の大雨でも漏れなかったようだ。
工務店にお願いすると、全面打ち直しレベルで完璧になおす
ため、数百万かかるようなので、
自分で丁寧にやってみている。

店の床は、業者にワックスかけを毎月頼んでいるのだが、
掃除はせず、ホコリがあっても
塗ってしまうのが数十年つづき、
白かった床はグレーになっている。

そこで、黒ずんだワックスをヘラで剥がしてみたが、
非常に地道で時間のかかる作業となる。

ちょうどそこへ、若いころワックスがけのバイトをしていたという
方が来店し、こんどワックス剥がし液を分けてくださるという。

剥がしたあとに改めてワックスをかけるのも、
試しに自分でやってみたいと考えている。

個人的には、床は、しゃれたタイル張りがよい。

様々な変化も、ちょっとした片隅の、
手をかけた掃除が、呼び水となり、
広がって、ふくらんでゆく。

一点集中で何かを整えると、
思いつく、考えつく、
目標自体が変わってくる。

散らかった部屋で思いつくような目標は、
本当にしたいことか疑わしい。
部屋と同じく、ごちゃごちゃした心を忘れられそうな
目標を、無意識に立ててしまうかもしれないから。

ワンコーナーだけでもよいから、
無心にととのえることから、
いろいろと、扉がひらく◎

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