重心が下がると
五感が研ぎ澄まされるため
生きている実感がつよくなります。
たとえ何もしていなくても、
空氣に肌がふれているだけで
うれしい、というような感覚。
日ごろから、五感を
いっぱい感じて生きたい。
美しいと思ったものを
ふかくじっくりと見つめてみる。
目をとじて、虫の声に耳を澄ます。
その人独自の匂いというものを感じてみる。
一つ一つの素材の持ち味を味わいつくす。
触って、ハグして、ぶつかってみる。
何事も、やっつけ仕事で
パッパと済まさないで
不器用でも、ねちっこく
愚直に体をいっぱい感じて
生きていきたいと思う。
そのためにも、ある程度は
面倒で手間のかかるほうを選んだほうが
後々よい思い出となるもの。
荷物をふろしきで背負ってあるく
坂道も、なかなかいいものです。
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