ふろしき王子のブログ◎
出前講座開催☆
http://furoshikiouji.asia
メール isamix@gmail.com
 



現在構想中の講座に「ふろしきティーチャー養成講座」があります。

ふろしきティーチャーというよりは
ふろしき先生がよいかな。

なぜなら、風呂敷の技は海外の方にも大変よろこばれますので、
馴染みのあるらしき「センセイ」という呼びがよいと。

「Furoshiki Sensei」でございます。

ともあれ、国内外を問わず、風呂敷のむすび方をつたえる
風呂敷先生をふやしていきたいです。

僕が各地に出向くだけでは足りないので、独立しながらも
協力しあって風呂敷の輪をひろげる仲間がほしい。

既にふろしき講座をしている人は全国にいらっしゃると存じていて、
ありがたいのですが、
僕は和文化的なむすび方とは一風かわっていて、
野宿もあわせたひとり旅の中の実地で身につけた
サバイバル、そして日々の暮らしのあらゆる場面で即興的に
結んできましたので、伝えたいのはただ結び方のレシピではなく、
レシピがなくてもその場の臨機応変でアドリブ即興で
無から生み出せる心の姿勢です。
そうであってこそ、非常時や防災にも冷静に対応できます。

いつでも即興の意識でいなければ、ただ数種の見映えよき
結び方を再現するだけとなり、表面的なファッションにすぎません。

極論をいえば、たとえ風呂敷が手元に無くとも、
「今そこにあるものをそのまま生かして解決」する。
それこそが、ふろしきの心でしょう。

また、風呂敷先生は、めいめいが独自色の個性的な
スタイルになることが自然と思うので、
養成講座の中で、みずからの在りのままの
美しいスタイルを見出だしていきます。経験や年月とともに
変化するのは当然として。
100人100通りの教え方が存在するでしょう。

ですので、風呂敷の結び方を伝授するという一方通行ではなく、
既にみなさまの遺伝子には、ふろしきを永らくつかって
くらしてきた1万年以上の記憶が内在していますので、
それを引き出すような「ふろしきファシリテーター」といっても
よいのかもしれません。

実際の養成講座内容は、
1回2時間×10回を想定しており、
通常の結び方講座よりも安い1回2000円を想定しています。

100通り近くの各種結び方、即興的試験、スタイルづくり、
さまざまなポイント、風呂敷のつくり方、実際の参加者を前にした実技、
案内文やチラシつくりや宣材写真についてなど
講師歴18年の経験で出し惜しみなくお伝えします。

第1回目は7/1(日)に高幡不動で行なう予定。
将来ふろしきを教えていきたいという方におすすめです。
お問い合わせやご予約はメール isamix@gmail.com まで。

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昨夜は食後に床で寝おちた。
最もねむたくなったタイミングに寝て
ぐっすり眠れたようで、朝5時に目覚めたときは疲れもなかった。

風呂に入るまえに庭へ出る。
草をととのえ、うさぎの掃除をし、亀にだんご虫をやる。

亀にはだいたい日替わりで、ミミズと団子虫を与えている。

うさぎは家の塀の隙間から繁茂したるススキもよく食べる。

クズはマメ科で栄養がありすぎるので、イネ科も混ぜるとよい。

メダカが産卵した藻を移した容器では、続々と稚魚がかえっている。

アゲハの幼虫の飼い葉が尽きそうなので、昨日近所の
友人宅の庭のレモンの葉をいただき、
うちからは、余っていた長ネギの苗をお分けした。

先日、別の友人からは、出雲大社の遺跡から発掘された
数千年前?の古代米からつないだ稲もみをいただいたが、
しばらく水に浸けておいたのが発芽した。
何だか現代の米の芽よりも力強さがかんじられる。

これから苗にして、植える予定。秋に紫いろの穂がたのしみです。

早起きはやはりよい。
昨夜も雨があったようで、畑を想うとほっとする。
まだ、晴れればカラカラ砂漠になる畑なので。

微生物によって土が団粒化していけば保水性が向上し、
晴れても雨でも土壌の湿度が安定する。

2度の雨を経、もしかすれば、最初に蒔いたモロヘイヤや
藍の種が芽吹いているかもしれない。

明日家族と見に行く予定です。
車がないので電車とバスと歩き。
僕は水12リットルをふろしきで背負おう。

雨上がりほど水を撒きたい。
酸性雨や雨に溶けた大氣汚染物質を中和して、土壌の微生物を
守るため。

自宅で育てた藍の苗を植えよう。

あとは長ネギの残りをあちこちに挿しておく。
3日間行かないだけで、ずっと逢っていない感じがします。

現時点では、借りている100㎡の、山の畑よりも、
その10分の1に満たないような、自宅の庭のほうが
生物の数も種類も段違いに多く、ゆたけき生態系を織りなしている。

庭のどこにしゃがんでも、手や目の届く範囲に
アリ3種、団子虫、小さなかたつむり、キセル貝、コウガイビル、
みみず、カエル3種、かめむし、黄金虫、
クモ、こめつき虫、てんとう虫、アゲハの幼虫が暮らしている。

その環境で、植物は当然いきいきと育っている。
田畑でもそれが実現できる。

6/16(土)は、そのための智恵を共有し、今後協力しあうための
会になればと願っています。
自分がいきものとしていられる、豊かで美しい環境を
とりもどすために、思いのある方は、ぜひいらしてください。

イベントの詳細は、1つ前の記事にあります。
6/16(土)13時から高幡不動です。

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昨日は雨降りたりき。

上がって今ころは、さつまいもの苗はぴんと立ち、
ネギの苗は徐々に根を広げ、

砂漠の中で眠っていたモロヘイヤの種はうずいて、

他の種や雑草といわれるものたちも
えい、おうと伸びたるべし。

土の中の微生物は、すき込まれたる枯れ草に居着いて、
新たな餌を待っていよう。

次に訪れるのは、早くとも日曜日。
3日で大きく変化しそうだ。

こんどは、裏庭の半生堆肥を少し埋めてみよう。
残っているネギも各所に植え、畑に水をやろう。

熱く乾ききった畑の砂漠は、雑草が涼やかに平定する。

保水力の乏しいうちは行くたびに水をやり、
燃えかす(完熟)ではない適度な有機質を加えて
畑を発酵させよう。

初年度は化学肥料も残っているから、生長や収穫の結果は
あてにならない。

それでも、土の匂いや生きものたち、
育った野菜の色や味、大きさで見えてくるものがある。

葉っぱの緑いろが濃すぎたり、土にミミズがたくさん湧いたら、
肥料や有機物過多と分かる。
そのような野菜はたいていガスで弱り虫に食われる。

臭いのきつい堆肥・生ごみを持ち込んではならない。

悪臭はガスで、植物を傷め、弱った部分を虫が食べて土へ還す。

日曜日に行くとなれば自転車だ。朝はやくに水24リットル積んで、
子ども送迎用の電動自転車で1時間弱かけて
坂を上っていく。

畑が待っていると思うと脚が促される。

背中にも風呂敷で水を背負えば、計30リットルははこべる。
土や草の構造が変わって保水力が増せば、そこまで
バケツリレーをせずとも土が乾かなくなって、
種をまけば芽吹くようになる。

それを来春までにめざすなら、
冬の畑の在り方が要となるし、そこにすき混む
夏草や野菜の残さ、雑草と生きものの協力が欠かせない。

ただ、借りている畑なので、自然農法的に佳き状態が
築けても、返したら再び石灰とトラクターにより
現代農法的砂漠へともどるだろう。

やはり行く末は自分の畑を持ったり、似たような方向性の
なかまの輪をひろげて、

イキモノとしての畑を日本に、世界に、ふやしていきたい。
生きものとしての自分でいられるように。

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息子が庭のアゲハの幼虫を、室内で飼いはじめた。
高さが足りないので、容器を縦にする。
ビンに夏みかんの枝葉を生けるが、幼虫が水へ落ちないように
ヨシの茎を隙間に挿しこみ、さらにはぎれで埋める。
風通しを高めるため、フタの透明部分を外し、
代わりに網を縫いつけた。



金魚の水槽で泳いでいたアカガエルのおたまじゃくしの
脚が伸びて、浮かべた木片に乗っている。

昨日、借りている、山の畑に行った。

現代農法の土は、砂漠と化している。
土というよりも石の粉だ。
肥料はその場で微生物が有機物を分解するのではなく、
すでに出来上がっている化学肥料や有機堆肥を入れるわけなので、
土に生命の循環がなくとも問題としないのだ。

表面がむき出しでカラカラでも、土の中のいきものの協力を
必要としないし、保水力がなくても、根本だけマルチングしたり
川の水や地下水を汲み上げて撒く灌漑農業をすれば
問題ないということになる。

現在はそのような農業が主流で、そのお蔭で食べ物を得られているわけだが、
日本のような降雨に恵まれない土地では、掘り起こして柔らかくして
乾燥を呼ぶこのやり方により砂漠化が進行している地域もある。

土には石ころが埋もれているのが自然であるし、地盤を安定したり
生きものの棲み家になったり、鉱物間微弱な電流が場の酸化を抑える
機能もある。

しかし、石があるとトラクターの爪を傷めたりするから
石は基本、敵のように徹底して除かれる。
重機をつかってまで耕さなければならないのは、
石灰や化学肥料の成分によって、土が硬くなってしまうから。
体内のpHが自然に整うように、土壌もその植物の根のまわりに
棲む微生物が調整できるはずだが、
生きものと一緒に育つ畑でなければ、さまざまな人為が必要となり、
その都度対症措置が発生する。



はじめ、この畑では、土の中には何もすき込まず、表面に乾燥防止と地温安定のための
枯草などを敷いていた。確かにこれで、眠り種が覚めて、雑草が生えやすくはなるが、
土の中に微生物がふえるためには、土中に有機物が必要となる。

落ち葉のように上から積み重なるのがしぜんなので、当初は埋める予定はなかったが、
元の土が砂漠なので、雑草の枯草の堆積を待つと、何年もかかってしまう。

そして、土の中に埋もれる有機物だって存在することに氣づく。
それは、枯れた根っこだ。
生の草を埋めるのはつよすぎるおそれがあるので(量によっては大丈夫かもしれないが)、
とりあえずは、以前に敷いた枯草に土をかぶせてうずめることにした。



しかし、土のなかで枯草を分解する微生物がほぼ存在しないだろうと、
近くの繁みなどの土をもらってきて、一緒にまぜた。
あとは、地表が乾かないように草で覆いたいが、せっかくなら、栄養の少ない
枯草よりも、緑の草葉のほうが、虫の餌になる。
虫が来たほうが、それを食べる他のいきもの(カマキリ、とかげ、小鳥など)を呼べる。

このように、乾ききった畑には、種を蒔くよりも
苗を育ててから植えたほうが根づきやすいだろうが、
土ができあがっていつでも湿り氣を帯びていれば、
種を蒔きやすくなる。

本日は雨なので、先日蒔いた種が発芽するかもしれない。
次回行ったとき、どうなっているかたのしみです。

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稲の苗があまっているので、
空いている植木鉢の底の穴を両側からテープでとめて
水がたまるようにし、土と水を入れてミニ田んぼにする。



すぐに水が澄んだのは、土に余分な栄養がないということ。
窒素過多だとにごったままになる。
これなら問題ないと、藻とうきくさを入れておいた。
明後日あたりに苗を植え、メダカの稚魚も入れたい。
ボウフラ対策とあわせて、糞が適度で自然な肥料となる。

次回、山の畑に行くときは、伝家の宝刀「ふろしき」を
腰にさげる道具袋のかたちに結んでつかう予定です。
シングルポケットと、ツインがありますが
実際につかって試していきたいです。


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畑で雨水を貯める泉に、酸性雨中和のための
サンゴの砂利を入れる。
フタを伝って水がちゃんと入るか、息子が確認。



自宅で長年盆栽のように育てていた夏みかんの鉢植えを
畑へ植え替える。やっとのびのびと根を伸ばせるね。



近くの栗の木の下に、キジ。
なかなか大きくて、七面鳥のような存在感だった。



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