先住民族関連ニュース

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インド、50年で200以上の言語が消滅 調査結果

2013-09-06 | 先住民族関連
AFPBB News 2013年09月05日 09:19 発信地:ニューデリー/インド
【9月5日 AFP】インドでは過去50年間で200以上の言語が消滅したとの調査結果が今週、発表された。都市部への人口移動と、遊動民族らが持つ母語を話すことに対する恐れが原因とされている。
 インド全土を対象にした4年にわたる大規模な調査の結果、膨大な数の先住民や部族民が住む同国では、急激な近代化が進む中で870の言語が生き残った一方、230の言語が消滅したことが分かった。
 調査を率いたガネシュ・デビー(Ganesh Devy)氏によると、インド国内では現在も480の部族言語が話されているが、人々の流動性と交流の増加を背景にヒンディー語と英語の話者の数が増加している。
 3000人のボランティアからなる調査チームは、インド最奥地の集落の数々を訪ね、今も会話や読み書きに使われている言語の調査と記録にあたった。共同体における母語の民謡・民話や、場所の名前などに使われている言葉から、その言語が現存している証拠を探し、その結果を約1100の言語の存在を示していた1961年の政府の国勢調査結果と比較した。
 デビー氏によると、失われた言語が最も多かったのは、雇用を求めて都市に移住した伝統的漁師たちの住んでいた沿岸部だった。
 また、これまで多くの人から犯罪者の烙印(らくいん)を押され、インドのカースト制度の下層民とされてきた遊動民族の間でも言語が喪失しているという。AFPの取材にデビー氏はその理由を、伝統的な言葉をしゃべらずに出自を隠すことによって「嫌がらせ」を避けようとしているからだと説明した。(c)AFP/Abhaya SRIVASTAVA
http://www.afpbb.com/article/life-culture/culture-arts/2966276/11292004

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映画『ひろしま 石内都・遺されたものたち』トークショーに卯城竜太(Chim↑Pom)ら登場

2013-09-06 | 先住民族関連
(CDジャーナル)2013/09/04 15:39掲載
リンダ・ホーグランド(LINDA HOAGLUND)
 ──広島の被爆をテーマに撮影した写真展がカナダ・バンクーバーのブリティッシュ・コロンビア大学(UBC)人類学博物館で開催された。撮影したのは、日本を代表する女性写真家の石内 都──。日本映画の字幕翻訳者としても活動するアメリカ人監督、リンダ・ホーグランドが石内に1年間密着したドキュメンタリー映画、『ひろしま 石内都・遺されたものたち』が全国で順次上映中。
 現在、本作を上映している(9月13日まで)東京・渋谷「アップリンク」では、記念トークショーが開催決定。9月7日(土)は、本映画の主役ともいうべき石内 都と、アーティスト集団“Chim↑Pom”の卯城竜太、9月8日(日)は石内の現アシスタントであり写真家の蔵 真墨と野村恵子が登場します。
 石内の「なぜ自分がヒロシマを撮るのか」という思いと、作品を受けとめたカナダの人々から知らされる様々な事実。カナダの先住民と広島に落とされた原爆の思いがけない接点。会場に立つ人々の心の動揺。写真に触発された人々の思いが重なり、ひとつに織り成されてゆく『ひろしま 石内都・遺されたものたち』。ぜひ劇場でご覧ください。
映画『ひろしま 石内都・遺されたものたち』
アップリンク上映記念トークショー(2days)
 
《9月7日(土)》
時間:13:50~14:45(※12:30の回上映後)
会場:アップリンク
ゲスト:石内 都(写真家)× Chim↑Pom(卯城竜太)
【石内 都(いしうち みやこ)】
写真家。群馬県生まれ、横須賀育ち。1979年第4回木村伊兵衛賞を受賞。2005年ヴェネチア・ビエンナーレ日本代表に選ばれる。 2008年写真集と写真展『ひろしま』により2009年第50回毎日芸術賞受賞。
【卯城竜太(うしろ りゅうた)】
2005年に東京で結成した6人組アーティスト集団Chim↑Pomのリーダー。時代のリアルに反射神経で反応し、現代社会に全力で介入した強い社会的メッセージを持つ作品を次々と発表。主な著作に『芸術実行犯』(朝日出版社、2012年)など。
 
《9月8日(日)》
時間:13:50~14:45(※12:30の回上映後)
会場:アップリンク
ゲスト:蔵 真墨(写真家)× 野村恵子(写真家)
【蔵 真墨(くら ますみ)】
写真家。1975年富山県生まれ。同志社大学文学部英文学科卒業。東京ビジュアルアーツ写真学科で学ぶ。2010年、第10回さがみはら写真新人奨励賞受賞。東京都在住。近年の個展に2013年、「氷見」(中京大学アートギャラリーC・スクエア、愛知)、「イ・ケ・メ・ン」(ツァイト・フォト・サロン、東京)。2012年、「kura」(ビジュアルアーツギャラリー、大阪)。2011年、「蔵のお伊勢参り、其の七!京都・大阪」(ツァイト・フォト・サロン、東京)。近年のグループ展に2012年、「この世界とわたしのどこか 日本の新進作家vol.11」(東京都写真美術館、東京)、「パラレル・ビジョンズ:日本と韓国の現代写真」(香港藝術中心、香港)、「PORTRAITS」(日本橋高島屋美術画廊X、東京)。2011年、「第10回フォトシティさがみはら プロの部入賞作品展」(新宿ニコンサロン、東京)、「発科展 - 早稲田大学芸術学校空間映像科 閉科展」(竜宮美術旅館、神奈川)。2013年7月、三冊目となる写真集『氷見』発行(蒼穹舎刊)。
【野村 恵子(のむら けいこ)】
兵庫県神戸市生まれ。大阪ビジュアルアーツ専門学校卒業。卒業後、渡米。LA,Santa Feにて写真を学ぶ。1999年に沖縄をテーマにした写真集「DEEP SOUTH」をリトルモアより発表。同年、渋谷パルコギャラリーにて個展を開催。人物や風景から滲み出す濃密で切ない空気感、その独特の色彩感覚から力強く紡ぎ出した作品が高く評価された。1997年「コニカプラザ新しい写真家登場」グランプリ、1999年日本写真協会新人賞、2000年、東川賞新人作家賞を受賞。2012年、新作写真集「Soul Blue此岸の日々」を赤々舎より発売。その他の写真集に「In-between」EuropeToday2005,「Bloody Moon」冬青社2006,「Red Water」ArtbeatPublishers2009などがある。個展、グループ展多数。現在、東京都在住。
※渋谷アップリンクほか全国各地の劇場にて上映中
■映画『ひろしま 石内都・遺されたものたち』
制作:NHK / Things Left Behind, LLC
配給:NHKエンタープライズ
宣伝・配給協力:Playtime
(C)NHK / Things Left Behind, LLC 2012
http://www.cdjournal.com/main/news/linda-hoaglund/54018

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アイヌ「象徴空間」20年度に開設 国立博物館など白老に整備

2013-09-06 | アイヌ民族関連
北海道新聞 (09/04 06:55)
 政府がアイヌ文化振興の拠点として胆振管内白老町ポロト湖畔に計画している「民族共生の象徴となる空間」(象徴空間)の工程表の全容が3日、判明した。これによると、中核施設となる道内初の国立博物館や公園、慰霊施設などを2020年度に一斉開設する。政府は11日に札幌市内で開く「アイヌ政策推進会議」の全体会合に提示する。
 工程表によると、本年度中に象徴空間の運営主体や管理方法を関係省庁や有識者で詰める。一般財団法人がポロト湖畔で運営する既存のアイヌ民族博物館の扱いも協議されるもようだ。14年度に国立博物館の基本計画をまとめ、伝統的家屋や工房を含む公園の基本構想も策定。全国の大学が保管するアイヌ民族の遺骨の扱いや慰霊施設の検討を進める。15年度以降に各施設の設計や建設に着手、20年度の開設を目指す。
 政府は11日の同会議全体会合の議論を踏まえ、工程表を決定する。同会議は菅義偉官房長官を座長に、高橋はるみ知事、北海道アイヌ協会の加藤忠理事長ら14人で構成。全体会合は道内初開催で、菅氏は10日に道内入りし、白老町でアイヌ民族博物館を視察するほか、博物館職員やアイヌ協会会員らと懇談する「車座ふるさとトーク」に出席する。<北海道新聞9月4日朝刊掲載>
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/489547.html

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サケに感謝 千歳川で豊漁と安全祈るアイヌ儀式 (動画ニュース)

2013-09-06 | アイヌ民族関連
北海道新聞(2013/09/03)
 川を遡上(そじょう)してくるサケを迎えるアイヌ民族の儀式「アシリチェプノミ」が1日、千歳市蘭越の千歳川で行われた。50人ほどの見学者が見守る中、サケに感謝し、豊漁と安全を祈る儀式がおごそかに進められた。(9月2日朝刊 札幌圏版に掲載)
http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/video/?c=event&v=589508569002

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民族衣装を着なかったアイヌ―北の女たちから伝えられたこと [著]瀧口夕美 書評

2013-09-06 | アイヌ民族関連
朝日新聞-2013/09/03
[評者]三浦しをん(作家)  [掲載]2013年09月01日   [ジャンル]文芸 
■それぞれの語りに耳を傾ける
 本書は、アイヌの母と日本人の父とのあいだに生まれ、阿寒湖のお土産屋さんで育った四十代前半の著者が、自らのルーツとアイデンティティーについて真摯(しんし)に考えた記録だ。
 著者は、親戚をはじめとするアイヌの人々、樺太の少数民族ウイルタの老女など、さまざまなひとから話を聞く。冬の川の様子。サケ漁や狩猟の思い出。夫婦や家族の歴史。語り手たちの人柄が生き生きと伝わってきて、読んでいて何度も笑い、涙した。
 かれらの語りや、著者がたどる先祖の足跡から浮かびあがるのは、明治期以降の「同化」政策と戦争がもたらした影だ。アイヌだけでなく樺太に住む少数民族も、日本語を話し、日本式の生活をしなければならなくなった。
 しかし同時に、かれらは強制的な「日本化」に静かに激しく抵抗し、民族の言葉や文化風習を決して捨てなかった、という事実も浮かびあがってくる。著者の曽祖父は同胞と会い、ほとばしるようにアイヌ語でしゃべりだす。それまで家族ですら、彼がアイヌ語を話せることを知らなかったのに。「アイヌは滅んだのではなくて、生活スタイルを変えながら今に至ったのだ」と著者は言う。
 「自分とは」「民族とは」と常に問いつづけなければならない苦しみは、私などが察しきれるものではないと思うが、しかし本書を読んで、その一端を知り、感じることはできた。決して声高にならず、「アイヌ」や「少数民族」と大雑把にくくることなく、そのひとそれぞれの語りに耳を傾け、熟考し、感じ、書物の形で我々に届けてくれた著者のおかげで。
 親子、言語や文化、歴史について、改めて考えるきっかけにもなる、普遍性を持った一冊だ。アイヌの老女が語る壮絶すぎる夫婦げんかなど、笑い事ではないが笑ってしまう話も随所にある。一読を強くおすすめしたい。
    ◇
 編集グループSURE(電話075・761・2391)・2625円(送料210円)/たきぐち・ゆみ 71年生まれ。
http://book.asahi.com/reviews/reviewer/2013090100004.html?ref=com_fbox_d2

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アイヌ民族視点の北海道史に 道、開拓記念館を改称

2013-09-06 | アイヌ民族関連
日本経済新聞 2013/9/3 12:59
 北海道が2015年春、道立北海道開拓記念館を「北海道博物館」と改称し、開拓によって生活文化を奪われたアイヌ民族の視点に立った歴史展示を大幅に拡充する方針を固めたことが道への取材で分かった。北海道アイヌ協会の阿部一司副理事長は「名称変更と展示内容見直しは大きな前進だ」と歓迎している。
 道は計画を10月にも道議会で説明する。改称は来春成立を目指す「北海道立博物館条例」(仮称)で正式に決定する。
 政府も、アイヌの歴史、文化への正しい認識と理解を促進するための国立博物館を道内に建設予定で、来年度中に基本計画を策定する。
 札幌市厚別区にある開拓記念館は総合歴史博物館で、1971年に開館した。現在、アイヌの伝統的な衣装や住居などを展示しているが、近年アイヌへの関心が高まっていることから、道は「先住民族の立場から見た歴史展示の充実が必要だ」と判断。これまで詳しく触れていなかった開拓使の同化政策とともに、政府が1899年に制定した「北海道旧土人保護法」(1997年廃止)の内容についても展示する計画だ。
 保護法によりアイヌ語が禁止され、日本語や和人(アイヌ以外の日本人)ふうの生活習慣を身に付けさせる特設学校が設置されたことや、狩猟などを禁じられ農業をすることを前提に与えられた土地が狭く荒れていたことなど抑圧の歴史を示す。
 伝統的なサケ漁などを禁じられたアイヌの生活の変化など、厳しい時代をどのように生き抜いたかにも触れ、近代の北海道をつくった一員としての姿にも焦点を当てる。〔共同〕
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG0206O_T00C13A9CR0000/

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豊かなアイヌ絵画の世界  蛇見尚吾

2013-09-06 | アイヌ民族関連
朝日新聞 2013年09月03日
●蛇見(じゃみ)尚吾 旭川市博物科学館学芸員
■リアルな描写 表情生き生き
 アイヌの人々が文書に記され、絵画に描かれるようになったのは江戸時代後半のことだ。ただし、そこに記録されているのは、日本人の好奇心を満たすクマ祭りなどアイヌ独自の習俗や、強い権威をもつアイヌの首長の姿などで、そこから日常生活がうかがい知れるわけではない。それは日本の歴史においても同じで、市井の人々の息づかいを伝える資料が私たちを魅了するのは、そんなところに理由があるのかもしれない。
   ◇  ◇  ◇
 旭川市博物館で開催中の「発見されたアイヌ絵画稿の世界―よみがえるアイヌのくらし」展で展示されているアイヌ絵の下書き(画稿)は、多くの謎に満ちた資料である。いつ、誰が描いたのかわかっていない。そもそも、この資料は意外なところから偶然発見されたものだ。
 2004年、かつて余市で漁場を経営していた旧家由来の古いトランクが小樽市総合博物館に寄贈された。中には明治から昭和初期の写真やアルバムが数多く入っていた。その片隅にひっそりと眠っていたのが今回展示している、アイヌの人びとの生活や習俗を描いた墨絵のスケッチだ。約30センチ四方から長さ2メートルを超えるものまで大小様々で、中には裏表の両面に書き込まれたものや同じ構図を何回も書き直したもの、落款の位置が記号で示されたり朱線で訂正されたりしているものもあった。
 一般的に、これらの下書きは、絵師が作品の仕上げをするときに取り出して確認するために使う手控えとして製作され、日の目を見ることはあまり多くない。特にアイヌ絵では、まとまった量の発見はきわめて珍しい。当時の絵師が完成作品に向け、どのように推敲(すいこう)していたのかがうかがえる資料ともいえる。
   ◇  ◇  ◇
 アイヌ絵をめぐる著名な人物としては、「江差松前屏風(びょうぶ)」の小玉貞良(ていりょう)(生没年不明)や、「夷酋(いしゅう)列像」などの作品で知られた蠣崎波響(かきざき・はきょう)(1764~1826)をはじめ、狩野派や伝統的な日本画の影響を受けた画家たちがあげられる。弘化年間(1844~48)ごろに函館に移り住み、幕末から明治初期にかけて「アイヌ風俗絵屏風」など多くのアイヌ絵を描いた平沢屏山(びょうざん)(1822~76)などもよく知られた絵師だ。しかし彼らの作品は、和人から見たアイヌの人びとの一面、例えば髭(ひげ)をたくわえた偉丈夫が華麗な刺繍(ししゅう)の施された中国製の錦を身にまとう姿といったような、異文化を強調した構図が支配的であったことは否めない。
 ところが今回の画稿は、それらのアイヌ絵とは違い、生き生きとしたアイヌの人びとの姿をとらえている。時には笑顔で、時には厳しい表情で、働いたり語り合ったりする老若男女の日々の暮らしを、軽妙な筆遣いながらもリアルにとらえた描写が大きな特徴なのだ。
 また、これらのアイヌ絵に混在して発見された仙人画などのなかでも、例えば鯛(たい)の模写は、背びれの形状から鱗(うろこ)の一枚一枚にいたるまで、標本画さながらのリアルな描写で人の目を引きつける。絵師の並々ならぬ技量を感じさせる資料である。
 作者は、幕末から明治にかけて後志地方を歩きながら、人びとの求めに応じて絵筆をふるっていた絵師とも考えられる。豊かな表情と伸びやかなタッチで構成されたこのアイヌ絵がいつ、誰によって描かれたのか。スケッチを眺めながら、その謎に想像を巡らしてみるのも楽しみのひとつであろう。
       ◇
 1978年、旭川市出身。明治期以降の旭川の経済・社会史を担当。
       ◇
 「発見されたアイヌ絵画稿の世界―よみがえるアイヌのくらし」展は旭川市博物館で、16日まで開催。
http://www.asahi.com/area/hokkaido/articles/MTW20130903011190001.html

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スティングの妻、オフ・ブロードウェイ舞台で主演に

2013-09-06 | 先住民族関連
(Billboard Japan) 2013/09/03
 女優兼プロデューサーでスティングの妻であるトルーディ・スタイラーが、この秋にアントン・チェーホフの『かもめ』をもとにした新しいオフ・ブロードウェイの舞台で、主演を務めることになった。
 トーマス・キルロイが脚色し、マック・スタフォード・クラークが監督を務める同古典作品のカルチャー・プロジェクト・バージョンにて、スタイラーは衰退していく女優 イリーナ・アルカージナ役に挑戦。他にも、ルーファス・コリンズ、アラン・コックス、ステラ・フィーリー、スレイト・ホルムグレン、レイチェル・スペンサー・ヒューイット、ライアン・デイヴィッド・オバーン、アマンダ・クエイド、ティム・ラディ、ケネス・ライアンなどがキャスティングされており、10月3日よりプレビュー公演が始まる予定だ。
 スタイラーの女優としてのキャリアは、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーに始まり、1980年代には多数の映画出演に加え、イギリスのTV番組でレギュラーを持った。出演作品には、BBCのシリーズ番組『ラブ・スープ(Love Soup)』や、ラッセル・クロウが主演した映画『スリーデイズ(The Next Three Days)』などがある。また、クリステン・ウィグ主演の『ガール・モスト・ライクリー(Girl Most Likely)』や、フォレスト・ウィテカーの『ブラック・ネイティヴィティ(Black Nativity)』ではプロデュースを手伝っている。
 スタイラーとスティングは1992年に結婚し、先住民の権利を守ることで熱帯雨林の保護につとめる慈善団体、熱帯森林保護団体(Rainforest Foundation)を設立。彼女はまた、ヨガ・ビデオも出している。
http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/14810

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秋サケの豊漁を祈って厳かな祈り 千歳川でアイヌ儀式アシリチェプノミ

2013-09-06 | アイヌ民族関連
苫小牧民報 (2013年 9/2)
 千歳川に帰ってくるサケの豊漁を願うアイヌ民族の伝統儀式アシリチェプノミ(北海道アイヌ協会千歳支部主催)が1日、千歳市の長沼用水取水口で行われた。
 支部会員の佐々木翔太さん(19)が、千歳川に浮かべた丸木舟から、儀式のために放したサケを伝統漁具のマレク(銛)で突いて捕獲。サケが捕らえられた瞬間、見守っていた観衆から歓声が上がった。
 サケをいろりの前に置き、アペフチカムイ(火の神)に供えた。同支部の野本久栄さん(62)が祭司を務め、伝統衣装に身を包んだ会員ら約40人がアイヌ語で祈りの言葉を述べ、ミズキ製のイナウ(御幣)やいろりの火に、トノト(御神酒)をささげるなどの伝統の作法で豊漁と安全を祈った。
 会場では、千歳アイヌ文化伝承保存会、苫小牧アイヌ文化保存会による古式舞踊も披露。アイヌ料理の試食会や、マレクを使ったサケ漁体験も行われた。
http://www.tomamin.co.jp/2013094344

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アイヌ民族支援、札幌で推進会議 9月に政府、北海道で初開催

2013-09-06 | アイヌ民族関連
琉球新報 2013年8月31日
 政府は、アイヌ民族支援のための施策を検討する「アイヌ政策推進会議」(座長・菅義偉官房長官)を9月中旬に札幌市内で開催する方針を固めた。政府筋が31日、明らかにした。推進会議は2009年に民主党政権下で設置され、毎回官邸で実施されてきた。安倍政権発足後、初めての会議を北海道で開くことで「アイヌ政策に本腰を入れて取り組む熱意を示す」(政府筋)のが狙いだ。
 推進会議は、アイヌ関係者や自治体の首長らで構成。自然との共生や環境問題を重視する姿勢をアピールするため、アイヌ文化の調査研究や伝統継承を担う拠点施設を北海道白老町内に設置すべきだとの報告書をまとめた。
(共同通信)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-211854-storytopic-1.html

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