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ソチ五輪を狙うイスラム過激派、テロリストたちの素顔に迫る

2014-01-28 | 先住民族関連
TBS系(JNN) 1月27日(月)21時8分配信
 ソチオリンピックがいよいよ来週開幕します。しかし、心配されるのがイスラム過激派によるテロです。ソチに隣接する北カフカス地方では、いまテロが多発しています。特にダゲスタン共和国では連日、テロが起きています。オリンピックを狙うイスラム過激派。そのメンバーの映像を入手しました。テロリストたちの素顔に迫ります。
 「我々を待ちなさい。私たちはあなたたちを攻撃する。どこででも待ち伏せし、あなたの頭を切る」
 テロを予告する20代の男。男は、現在、ロシアが最も警戒する武装組織のメンバーでした。
 昨年12月。ロシアの治安部隊は、イスラム武装勢力「カフカス首長国」の掃討作戦にあたっていました。それは、この武装勢力の司令官が行った次の宣言がきっかけでした。
 「今、ロシアはオリンピックを計画している。祖先の骨の上での悪魔の舞踏を止めるため、全力を尽くすよう呼びかける」(「カフカス首長国」 ウマロフ司令官 去年7月)
 オリンピック阻止を呼びかける「カフカス首長国」のリーダー、ウマロフ司令官。ロシア南部、北カフカス地方にあるチェチェン共和国の出身です。彼は近年、数々の大規模なテロを引き起こしてきました。そして、このウマロフ司令官とともに3年前、モスクワ郊外の空港で起きたテロに関わったのが、テロを予告していた冒頭のあの男です。
 「ウマロフ司令官は有能な爆弾専門家です。爆弾は7キロくらいまでで、それ以上大きいものは目立つので作らない」(テロリストの男)
 最近、ロシア南部には、外国で活動したテロリストや資金が入りこんでいて、「警官1人を殺害すると300ドル」など、テロがビジネス化しているともいいます。
 「自爆は一瞬のことで、人は痛みを感じず、ズタズタになるだけです」(テロリストの男)
 チェチェンでは、なぜテロリストが生まれたのでしょうか。
 「空港、便所、どこにいても容赦なくやつらの息の根を止めてやる!これは決定事項だ!」(プーチン首相【当時】 99年)
 1990年代。ロシアは、独立しようとしていたチェチェンを強大な軍事力で抑え込み、10年間で数十万人が犠牲になりました。これに、チェチェンのイスラム過激主義者はテロで対抗するようになったのです。しかし、彼らがテロを続ける理由は他にもあるといいます。
 「もし自分の氏族が殺害されたら、殺害者の血を流す」(元ロシア内務省大佐)
 チェチェンには、ロシアの犠牲になった同胞に報復する「血の掟」があるのです。さらに・・・。
 「父はムサエリ。その父はクート。そのまた父はムサエリ」(チェチェンの男性)
 この地域には、自分の祖先がどう死んだか、何代にもさかのぼって覚えている慣習があります。イスラム過激主義の組織は多数あり、オリンピック中、彼らが狙うのはソチだけではありません。
 「五輪から注意をそらすため、ソチ以外でテロを起こす可能性がある」(ロシア治安部隊大佐)
 現在、武装勢力の掃討作戦を行っているロシア治安部隊の大佐は、モスクワなどの大都市や地方都市でもテロが起きる可能性を指摘します。これに対し、ロシア政府はどう対抗するのか。ソチでのテロ対策をよく知る人物によりますと、治安当局は、「攻撃前に」テロリストを見つけるシステムに重きを置いているといいます。
 「特別短距離レーダーがあって、10~15メートル離れていても爆弾を身につけたテロリストを発見できるシステムだ」(元ロシア海軍大佐)
 ソチでは、爆弾を身に着けたテロリストをレーダーで探知するといいます。さらに、テロリストの居場所を事前につかむため、通話や通信情報を収集するシステムを使ったり、海では、敵に気づかれないため、泡の出ない特殊潜水具も使用するということです。
 実は、北カフカス地方に隣接するソチでは、その昔、ロシアが北カフカスを征服する中で多数の先住民を殺害したとされています。ロシアは、テロの発生を食い止められるのでしょうか。(27日15:28)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2113166.html

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アイヌ民族「給与地」未買収のまま橋建設 北海道・旧門別町 一部地権者「侮辱だ」

2014-01-28 | アイヌ民族関連
北海道新聞 (01/26 09:55)
 【日高】日高管内日高町で旧門別町時代の2001年に整備された町道橋について、用地買収を行った町が、建設地の一部を未買収のままにしていたことが分かった。土地は大正時代、北海道旧土人保護法に基づき国からアイヌ民族に与えられた「給与地」で、地権者は35人。町は落ち度を認め、土地の買収を申し出ているが、一部地権者が「無断で土地を使ったのは侮辱だ」と反発している。
 未買収だったのは、日高町幾千世(いくちせ)の日高門別川に架かる希望(のぞみ)橋の周辺の土地約1540平方メートル。橋(延長55メートル)を含む町道約1キロは01年に完成した。総工費は約4億円。
 08年に同橋近くの河川改修工事のため、道土地開発公社が地権者の一人に土地利用の承諾を求めたことから問題が明るみに出た。土地は給与地を得た人が死去した後、相続手続きがされておらず法律上、35人の子孫全員が地権者となっていた。
 町が経緯を調査。その結果、当時の担当職員が着工前、地権者のうち土地の利用実態があった人ら4、5人に口頭で承諾を得ていたが、売買契約をしないまま工事が進められたことが分かった。
 町は地権者に謝罪するとともに、未買収地を含む旧給与地全体約4200平方メートルを買い取ることを提案。しかし、この地権者は「アイヌの土地だと思って、町がずさんな手続きをしたのではないか」と憤慨。当時の担当職員は死亡しており、町は詳細把握は難しいとした上で、「地権者がこれほど多いケースはまれで、全員の承諾を得るのが難しかったと思われる。未買収は事実なので、誠意を持って協議を続けたい」と話している。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/517434.html

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競馬との深~い縁 開拓民の生い立ちが生んだ草競馬 

2014-01-28 | アイヌ民族関連
MSN産経ニュース 2014.1.26 18:00
 JRA札幌競馬場(札幌市中央区)で工事中の外の壁面に、競馬場の歴史が書かれている。明治5年9月14日のところに「札幌神社(現北海道神宮)の祭典に際し、琴似街道で300間(約545メートル)の直線競馬が行われた」とある。
 競馬と北海道神宮にはどんな関係があるのか。さっそく調べてみた。
 「札幌競馬場100年史」によると、北海道神宮はこのころ、官幣小社(かんぺいしょうしゃ)への昇格などを祝って参詣者が相次いだという。
 祭り気分をさらに盛り上げたのが草競馬だったようだ。当時、近在からだけでなく、遠くから参詣に来る人たちは馬に乗ってきたという。開拓民のなかには下級武士も多く、乗馬に巧みな人が多かった。そんな環境が草競馬を生んだのではないかという。
 明治6年には、大判官(だいはんがん)の松本十郎(1840~1916年)がこの草競馬に関心を寄せて、競馬当日には自ら発走の指揮をとり、自身も模範的な騎乗を披露したといわれている。
 松本の名前は厚司判官(あつしはんがん)として人々の記憶に残っている。厚司というのは、木の皮を裂いてアイヌの婦人が織った普段着のこと。松本はそれを羽織って市中を巡回していたことから、そう呼ばれていた。
 草競馬の行われたこの場所は、現在も道路となっている。札幌市中央区南1条から北5条までの西25丁目通り。今はマンションが林立し、住宅街となっている。
 ここを馬が走っていたとは、今ではだれも想像ができない場所になっている。
 古来、馬は神様の乗り物とされ、神馬として神社に奉納されていた。しかし、馬は高価なもので、誰もが奉納できるものではなく、木で作られた馬の像などで代用され、板に描かれた馬を奉納するようになったものが絵馬のはじまりだという。
 北海道神宮の年表には、「明治39年に神馬奉納奉告祭を執行」という記述を見ることができる。
 馬といえば、現在はさまざまな神社で、流鏑馬(やぶさめ)が神事として行われている。北海道神宮でも流鏑馬が行われている。
 馬ではないが、明治4年6月には北海道神宮で相撲が奉納された記録が残っている。「地堅めのため」とある。相撲も神社とは切っても切れない関係だ。(松垣透)
http://sankei.jp.msn.com/life/news/140126/trd14012618000016-n1.htm

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