佐竹直子 会員限定記事
北海道新聞 2025年1月26日 11:22
釧路管内白糠町を舞台に、何げない日常の中でアイヌ文化を継承する人々を追うドキュメンタリー映画「アイヌプリ」の主人公。作品には、当時小学2年の長男に伝統漁法を楽しそうに教える場面が盛り込まれた。「大好きな長老が教えてくれた漁法だから、息子に伝えておきたいと思った。映画でそれが伝統文化の継承と気付いた」と笑う。
伝統漁法は、先端にかぎ針がついたマレク(もり)でサケを捕らえる「マレク漁」。自身が同町で復活させ、2011年から毎秋、北海道の許可を得て漁を続けている。
本業は町内のシカ肉加工会社のハンター。 ・・・・・・・・
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※「マレク」の「ク」は小さい字。