(北海道新聞 11/02 16:00)
【赤平】健康食品製造販売のコスモバイオス(赤平)を母体としたNPO法人「元気の丘」(菊地真悟理事長)が来春、市内幌岡町の同社敷地内に「アイヌ木彫匠(たくみ)館」を開館する。阿寒湖畔に住むアイヌ民族彫刻の第一人者藤戸竹喜さんの作品21体がすでに運び込まれており、「藤戸さんの世界を多くの人に見てほしい」という。
菊地理事長は同社社長で40年前から油絵をたしなむ。24年前の正月休みにスケッチブックを手に屈斜路湖を訪れたのを機にアイヌ文化に興味を持ち、藤戸さんとも交流を深めるうち、同社で作品を預かることになった。NPO法人を設立、匠館の整備を進めてきた。同法人の石井敏裕理事は「全国で活躍する藤戸さんの作品を展示することで地域貢献したい」と話す。
藤戸さんはすでに完成していた熊や魚の作品のほか、オホーツク管内置戸町産の大木から彫りだした高さ3メートルを超えるトーテムポール3体も1年かけて作り、預けてくれた。同社事務局があった建物の1階と地下1階の計約70平方メートルを使い、10月までに設置が完了。トーテムポールは前庭と玄関前にも置いた。
開館は来年4月で入館料は500円を予定。菊地社長の作品を並べたギャラリー「しばれ雪描く」も同時開館する。(荒井友香)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/416527.html
【赤平】健康食品製造販売のコスモバイオス(赤平)を母体としたNPO法人「元気の丘」(菊地真悟理事長)が来春、市内幌岡町の同社敷地内に「アイヌ木彫匠(たくみ)館」を開館する。阿寒湖畔に住むアイヌ民族彫刻の第一人者藤戸竹喜さんの作品21体がすでに運び込まれており、「藤戸さんの世界を多くの人に見てほしい」という。
菊地理事長は同社社長で40年前から油絵をたしなむ。24年前の正月休みにスケッチブックを手に屈斜路湖を訪れたのを機にアイヌ文化に興味を持ち、藤戸さんとも交流を深めるうち、同社で作品を預かることになった。NPO法人を設立、匠館の整備を進めてきた。同法人の石井敏裕理事は「全国で活躍する藤戸さんの作品を展示することで地域貢献したい」と話す。
藤戸さんはすでに完成していた熊や魚の作品のほか、オホーツク管内置戸町産の大木から彫りだした高さ3メートルを超えるトーテムポール3体も1年かけて作り、預けてくれた。同社事務局があった建物の1階と地下1階の計約70平方メートルを使い、10月までに設置が完了。トーテムポールは前庭と玄関前にも置いた。
開館は来年4月で入館料は500円を予定。菊地社長の作品を並べたギャラリー「しばれ雪描く」も同時開館する。(荒井友香)
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