火星への道

有人火星探査の実現を夢見て!火星ミッションの情報を提供しています。

困っTEGA!!

2008-06-10 22:35:30 | Phoenix
火星ではPhoenixがTEGAでかなり苦労しているようですね。
下記にアリゾナ大学で発表している火星での探査計画を載せます。これから見るとかなり予定が遅れているようです。ただ、まだ時間があるので焦らずじっくり取組んで欲しいと思います。
頑張れPhoenix!!
TEGAが難しいようだったらMECAに期待しましょう。
ところで私事ですが、12日から16日まで旅行に出てしまいますので更新はしばらくお休みさせていただきます。その間に世紀の発見があると嬉しいのですが・・・。
annou


http://phoenix.lpl.arizona.edu/phases05.php

火星での活動計画

 表面の活動は火星の一日を使用して計画されてます。火星の一日はsolと言われてます。火星が地球よりわずかにゆっくり回転するので、solは我々の地球の1日の24時間より40分長いのです。戦略的な計画は、これからの2週間の概略の活動でつくられてます。この戦略的な計画は、次の2solで行う表面での活動を決定するための詳細な戦術的計画をつくるのに用いられます。毎日の科学的及び技術的データは戦略的で戦術的な計画の状態を評価するのに用いられます、そして、計画は必要に応じて更新されます。

 Phoenix が火星(sol 0)の表面に着陸したらすぐに、太陽電池パネルやSSIマストのような重要な器具は配備されます。Sol 0の午後後半に、EDLデータとMARDIイメージは、地球に送られます。Sol 1に、TEGA、MECAとRACはオンにされて、チェックされます。そして、RAは展開されます。SSIは着陸地点とロボットアームが掘る地域の画像を撮り始めます。そして、METは着陸地点での天気の測定を始めます。

 sol2から9に、Phoenix 搭載の器具は、最初の測定をします。TEGAは、その質量分析計を使って火星の大気の測定をします。sol4にRAは火星の土の試料をTEGAに供給します。このサンプルは、続くsolには、TEGAで示差走査熱量計(DSC)で分析されます。sol7には、他のサンプルがMECAで分析するために供給されます。

 採掘作業の段階は、sol10-90で行われる計画です。SSIとRACの画像は、RAがどこを掘らなければならないかについて決定するために解析されます。Phoenix は、この期間中、1solにつき2.5時間以上掘るでしょう。RAが火星の地表を深く掘ることで、SSIとRACの画像はいつ新しいサンプルをPhoenix 搭載の科学的計器に届けるか決定するのを助けます。サンプルは、15cm毎(5.9インチ)か、または階層化していることが明らかな場合にTEGAに供給されます。

 4つのMECAのセルは、掘ることで、遭遇する異なった層からのサンプルの分析のため有ります。1つのセルは地表からのサンプルを分析します、もう一つは乾いた表土を分析します、そして、もう一つは氷の層の分析のために用意されます。もう一つのMECAセルは再測定のため、あるいは、もう一つ他の層を調べるために取って置かれる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする